そごう・西武は10日、西武池袋本店の全面リニューアルを発表した。2025年1月より段階的にリニューアルオープンし、同年夏にグランドオープンする。売場面積は現在の約8万8000㎡から半分ほどの約4万8000㎡に縮小するものの、「ラグジュアリー」「コスメ」「デパ地下」を強化し、新たな百貨店運営を進める方針。縮小して空いた区画には、家電量販店大手「ヨドバシカメラ」・・・
そごう・西武は10日、西武池袋本店の全面リニューアルを発表した。2025年1月より段階的にリニューアルオープンし、同年夏にグランドオープンする。売場面積は現在の約8万8000㎡から半分ほどの約4万8000㎡に縮小するものの、「ラグジュアリー」「コスメ」「デパ地下」を強化し、新たな百貨店運営を進める方針。縮小して空いた区画には、家電量販店大手「ヨドバシカメラ」・・・
2カ月連続でインバウンドが過去最高を更新 日本百貨店協会が調査した全国百貨店(71社・177店)の4月売上高は4441億円余で、前年比(店舗調整後)は89%増、入店客数24%増となり、26カ月連続でプラスだった。2019年比でも20%増と、新型コロナウィルス禍前を超えている。 円安効果などから増勢が続いているインバウンドと、ラグジュアリー・・・
32カ月連続プラス。19年比でもプラス基調が継続 日本百貨店協会の調査によれば、東京地区百貨店(12社・22店)の4月売上高は1352億円余だった。前年比(店舗調整後)は108%増と32カ月連続でプラス、入店客数は09%増の16カ月連続。増勢が続くインバウンドがけん引したほか、物産展などの施策も売上げにつながった。2019年比でも75%増(7カ・・・
松屋の中元商戦がスタートした。近年力を入れているインターネット通販は好調で、昨年の売上げは前年比27%増と伸長。今年もさらなる増進に向け、ポイントやクーポンの付与、ECサイトでの取り扱い商品を拡充し、“最大のインセンティブ”として送料無料を打ち出す。今年のECでの売上げ目標は同17%増に設定。地下の食品売場では同7%増、ギフトセンターでは同9%減、外商では同・・・
高島屋大阪店は5月21日までに化粧品売場を新装した。関西初登場の「アーレス」など新規に4ブランドを導入し、既存の24ブランドもリニューアル。一部の既存ブランドは、目的買いの客には素早く、カウンセリングを求める客には時間をかけて対応できるように環境を整備した。国内外の客の旺盛な購買意欲に支えられ、化粧品の売上げは好調だが、選択肢を増やすとともに、買い物の快適性・・・
三越日本橋本店は、5日に本館7階の催物会場でお中元ギフトセンターを開いた。酷暑を乗り切るための「ひんやりフード」、災害に備えての「常備食」、一人暮らし世帯が増えたことで需要が高まる「弁当」など、昨今のトレンドに対応した商品を用意。開店直後は多くの客がギフトセンター目掛けて訪れ、賑わいをみせた。 三越日本橋本店では「進化型お中元」として、多様なニ・・・
2022年度に3期ぶりの営業黒字となったながの東急百貨店は、23年度(23年2月~24年1月)も営業黒字を達成し、“回復”から“安定”フェーズに突入した。ここ数年は専門店テナントを導入し、百貨店部分を集約する「ハイブリッド化リモデル」を推進しており、その効果が現れてきた。今年度は総売上高の目標を前期比56%増に設定し、トップラインを押し上げることでさらなる増・・・
山形屋は28日、私的整理の1つである事業再生ADRが成立したと発表した。同日開かれた債権者会議で、メインバンクの鹿児島銀行をはじめとする全17の取引先金融機関から、今後5年間の事業再生計画の了承を得た。今後は各店舗の営業を続けながら、負債の一部圧縮や持ち株会社の設置、グループ会社の再編などの計画に沿って経営再建を進める。 山形屋の金融機関への負債総額は・・・
ヨドバシカメラは、新業態のビューティー専門店「Yodobloom(ヨドブルーム)」を6月21日にオープンする。場所は西武池袋本店の1階。美容家電、ヘアケア、コスメのブランドを集積し、専門スタッフの接客を受けながら体験できる。体験を通じた商品レビューはSNSへ発信でき、同社はヨドブルームを「SNSと商品体験を融合した新しいリテールメディアストア」としている。 ・・・
本誌調査による全国百貨店の2023年(令和5年)の暦年(1~12月)売上高の店舗別並びに品目別ランキングがまとまった。新型コロナウイルス5類移行による外出機運の高まりで人流が増加したうえ、株高と訪日外国人観光客の急回復によって、大都市圏の基幹百貨店を中心に売り上げ回復に拍車がかかり、コロナ禍前の水準に大きく近づいた。 ※この記事は、月刊ストアー・・・
阪急うめだ本店は、アートやデザインに出会う周遊型エリアイベント「Osaka Art & Design 2024」に参画する。世界で活躍するアーティストや才能ある若手アーティストの作品展示をはじめ、“プレイフル”をキーワードに集積したデザイン家具やインテリアなどを紹介。現代アートの魅力を伝えるコンテンツも用意し、全館でクリエイティビティあふれる体験を提・・・
夏物が高稼働、インバウンドは好調続く 大手百貨店4社の4月売上高はいずれもプラスで、阪急阪神百貨店が198%増、高島屋が158%増、大丸松坂屋百貨店が132%増、三越伊勢丹が109%増となった。気温の上昇に伴い夏物アイテムが好調だったほか、インバウンド需要が大きいラグジュアリーブランドを中心とする高額品や化粧品もプラス基調が継続している。 ・・・