藤崎、郡山市内に10年ぶり新規出店
11月10日に開いた郡山店
藤崎は10日、郡山店(郡山市土瓜)を開いた。売場面積は約101.6㎡で、一般的なショップと異なり常設する商品はなく、本店から取り寄せて販売するが、化粧品や衣料品のポップアップショップを不定期で実施。中元・歳暮のギフト、商品券、カタログギフトなどの受注も可能だ。外商の拠点も担い、顧客との商談などに使えるVIPルームを設けた。藤崎は福島県内で福島店(福島市)、原町店(南相馬市)を運営しており、郡山店は3店舗目となる。新規出店は2015年の六丁の目店(仙台市)、山形店(山形市)以来で10年ぶり。

外商の拠点を担うため、VIPルームを設けた。オンライン接客も可能だ
ストアコンセプトは「気軽に立ち寄れる、地元の百貨店サロン」。同社によれば「地元にいながら百貨店の商品・おもてなしを『見れる・試せる・買える・体験できる』新しい店舗」という。オンライン接客に対応し、同店から本店の商品を選んで購入できる。

基本的に商品は本店から取り寄せるが、化粧品や衣料品のポップアップショップは不定期で実施する
藤崎は福島県内で2店舗を運営してきたが、いわき市や郡山市に住む客からは遠く、近年は出店を望む声が増加。新たに郡山店を構えた。オープンした10日には外商顧客が訪れて商談につながるなど、順調な滑り出しだ。