三陽商会は来春夏シーズン、軽衣料やショート丈コート、高機能なセットアップを充実させる。近年の気候変動を受け、春アウターはショート丈の型数、生産数を拡大。中軽衣料はトレンドの素材やデザイン性を取り入れて魅力を高める。春にニーズが高まるオケージョンやビジネスウエアは、機能性や着心地の良さを追求した。 同社は2024年から季節区分を四季ではなく「五季」と捉え・・・
三陽商会は来春夏シーズン、軽衣料やショート丈コート、高機能なセットアップを充実させる。近年の気候変動を受け、春アウターはショート丈の型数、生産数を拡大。中軽衣料はトレンドの素材やデザイン性を取り入れて魅力を高める。春にニーズが高まるオケージョンやビジネスウエアは、機能性や着心地の良さを追求した。 同社は2024年から季節区分を四季ではなく「五季」と捉え・・・
コロナ禍をきっかけにOMO(オンラインとオフラインの融合)型のサービスが盛んになっているが、その中でも先行く存在が、オンワードホールディングスの「クリック&トライ」だ。2021年に始まった服の取り寄せ試着サービスで、24年8月末時点で導入店舗は407に上る。導入店舗の売上高も未導入店舗に比べて伸長率が高く、購買促進に高い効果を発揮している。 同様のサー・・・
高島屋横浜店は10月30日、6階にあるメンズの自主編集売場「CS ケーススタディ」をリニューアルオープンした。売場面積は約360㎡で、以前より約25倍拡大している。百貨店業界において自主編集売場は数を減らしつつあり、紳士服というカテゴリーもダウントレンドにある。そうした中で、なぜ拡大リニューアルしたのか。そのワケを聞いてみた。 高感度な次世代層の流入に・・・
三陽商会は来春シーズン、紳士服の新ブランド「BAKER STREET(ベイカー・ストリート)」を立ち上げる。ブリティッシュテイストのカジュアルブランドで、現行の「ザ・スコッチハウス」の代替となる。ターゲットはアッパーミドル層(裕福な中間層)の50代をコアと定め、次世代層の30~40代の獲得も目指す。売上げ目標は初年度で年間25億円、3年目で30億円。 ・・・
三陽商会の2024年3~8月期の連結業績は、純損益が4億5700万円の黒字だった。前年より385%減だが、計画値を約1000万円上回っている。繰越品の減少に伴うセール販売値引き幅の圧縮によって、粗利率が改善した。売上高は前年比09%減の279億200万円(計画比4億円減)、営業利益は同165%減の5億9900万円(同1億円増)、経常利益は同138%減の6億7・・・
アパレルメーカーのオッジ・インターナショナルは2日、11月2日付で社名を「レナウン株式会社」に変更すると発表した。株式会社レナウンから継承した「ダーバン」「アクアスキュータム」の2ブランドが堅調に推移し、同社の主力事業となっていることを踏まえ、社名を変更することでさらなる成長を目指す。社名変更に合わせて大阪本社、東京支店それぞれの社屋を移転する。 同社・・・
ルックの「Repetto(レペット)」は3日、枕から着想を得たバッグ「OPERA BAG」を発売した。2ウエイのクロスボディー仕様でバレエダンサーのレオタードを連想させるプリーツデザイン、アイコニックなグログランリボンでつくられたチャーム、しなやかで柔らかい革と丸みのあるフォルムがポイント。世界中の舞台に出演するバレエダンサーが、移動中に休息できるよう枕から・・・
ルックホールディングスの2024年12月期第2四半期(24年1~6月)の売上高は、前期比15%増の274億9100万円の増収となった。国内アパレル事業で主力ブランドの「マリメッコ」や「APC」の店舗販売が伸長し、期初計画の272億円も上回った。営業利益は同295%減の9億7200万円、経常利益は同324%減の12億2200万円、純利益は同387%減の7億70・・・
三陽商会の「マッキントッシュ フィロソフィー」は今季、メンズ・ウィメンズともに機能性の高い盛夏向け商材を拡充した。吸水速乾や抗菌防臭、接触冷感、消臭、防シワ、UVカットといった機能を持つ商品を開発。夏でも快適に過ごせるアイテムとして訴求する。ブランド全体の商品生産数も6~8月は大きく増やし、猛暑対策を手厚くする。 百貨店やファッションビルなどのアパレル・・・
三陽商会は今秋冬、中軽衣料の提案を強化する。従来は8~9月からロング丈のコートを店頭に出していたが、今期は単品のトップスやボトムスを拡充。アウターも軽い羽織り物やショート丈のコートを用意し、暖冬に備える。 同社がこうした施策を講じる背景には、昨年の酷暑・暖冬によるコートの不振がある。加藤郁郎取締役副社長執行役員は「長い残暑、暖冬傾向が予想される中、MD・・・
ナイガイの商品づくりを支える拠点「ナイガイ・ラボ」をご存じだろうか。東京・江東区にある同社企画開発部技術課内に2018年に開設された研究施設で、足や体に関する様々なデータを収集する測定室や、靴下などの開発、品質管理に必要な試験室などが設けられている。人それぞれ足の形状や指の形、歩き方も異なれば、左右の足でも実はサイズが全く同じではないという。ナイガイの商品づ・・・
東京ソワールは先ごろ、2024年秋冬の展示会を開催し、同社のものづくりの現場をプレゼンテーションした。時流に即した企画とデザインから、再現性を徹底的に追求する試作、製品づくりの生命線であるパターンづくり、着心地の良さを生み出すアイロン掛けとミシン縫いまでのプロセスを、実際のデザイン画や素材、型紙をレイアウトして展示した。今年は創立55周年の節目の年でもある。・・・