不安定な天候の影響を受け、全社マイナス 大手百貨店4社の3月売上高は、阪急阪神百貨店が36%減、大丸松坂屋百貨店が20%減、高島屋が19%減、三越伊勢丹が16%減と全社減収だった。全国的に天候が不安定で気温が乱高下し、春物の動きが鈍かった。好調を維持してきたラグジュアリーブランドが、前年実績を下回ったことも要因となった。 高島屋(・・・
不安定な天候の影響を受け、全社マイナス 大手百貨店4社の3月売上高は、阪急阪神百貨店が36%減、大丸松坂屋百貨店が20%減、高島屋が19%減、三越伊勢丹が16%減と全社減収だった。全国的に天候が不安定で気温が乱高下し、春物の動きが鈍かった。好調を維持してきたラグジュアリーブランドが、前年実績を下回ったことも要因となった。 高島屋(・・・
大都市が41カ月ぶりのマイナス転換 日本百貨店協会が調査した全国百貨店(70社・179店)の2月売上高は、4254億円余で前年比(店舗調整後)は15%減となり、4カ月ぶりにマイナスに転じた。前年の閏年による営業日数減に加え、降雪や寒波など天候要因による入店客数減が響いた。衣料品や服飾雑貨は春物商材の動きが鈍かったが、卒入学などのオケージョン需要・・・
春節の影響で、化粧品の増勢が続く 大手百貨店4社の2月売上高は、大丸松坂屋百貨店が42%増、阪急阪神百貨店が06%増、三越伊勢丹が03%増、高島屋が10%減となった。前年の閏年の反動に加え、気温の低い日が続いたことで、紳士・婦人服の春物の動きが鈍かった。春節(1日~4日)によるインバウンドの増加で、化粧品は好調を維持した。食料品は値上げ・・・
【組織改正】 IT推進室を廃止し、「IT・DX推進室」を新設する。IT・DX推進室にH2OビジネスIT推進グループ、コミュニケーションリテイラービジネス基盤開発室、業務改革運営推進室の一部機能を移管する。 コミュニケーションリテイラービジネス基盤開発室を廃止し、「コミュニケーションリテイラービジネス推進室」を新設する。業務改革運営推進室を「業務運・・・
4月23日、阪急阪神百貨店は阪急うめだ本店3階のファッションフロアをリニューアルし、新ゾーン「BEYOND WORLD(ビヨンド ワールド)」をオープンする。約1900㎡の売場面積には、約15ブランドが集結。さらに同フロアで世界基準の最新・最旬モードファッションを展開する「モード」ワールドもリニューアルされ、関西初出店ブランドを導入するなど、さらなるハイファ・・・
3カ月連続プラス、春節を追い風にインバウンドが活況 日本百貨店協会が調査した全国百貨店(70社・179店)の1月売上高は、4805億円余で前年比(店舗調整後)は52%増と3カ月連続でプラスとなった。前月から24ポイントアップした。高付加価値商材と衣料品、春節を中心に活況だったインバウンドがけん引した。初売りは、一部店舗で年始の休業日増により後ろ・・・
春節期間の前倒しで、高額品や化粧品が高伸 大手百貨店4社の1月売上高はいずれもプラスで、三越伊勢丹が128%増、大丸松坂屋百貨店が120%増、高島屋が63%増、阪急阪神百貨店が60%増となった。雑貨の化粧品、美術・宝飾・貴金属は、依然として増勢が続いている。衣料品の婦人服も引き続き好調で、コートなど防寒衣料の定価商品が売上げを伸ばした。食料品は・・・
大手百貨店の2024年度第3四半期は、引き続き増収増益となった。コロナ禍明けのリベンジ消費は一巡したが、訪日客の旺盛な消費が続いている。国内客の売上げも、都心店を中心に堅調な推移となった。数年来進めてきた構造改革が奏功し、営業利益や純利益は前期より4~5割増加している。 三越伊勢丹、営業利益と経常利益が過去最高 三越伊勢丹ホールディングスの連結業・・・
2カ月連続で増、年末商戦や催事が活況 日本百貨店協会が調査した全国百貨店(70社・178店)の12月売上高は6616億円余で、前年比(店舗調整後)は28%増と2カ月連続でプラスとなった。宝飾品などの高額商材や化粧品が高い伸びを示した。気温の低下を受けて冬物需要が高まり、主力の衣料品も好調だった。各社が企画した外商催事や物産展などのイベント施策が・・・
阪急阪神百貨店は、約12億円を投じて川西阪急の約7割を新装する。対象は地下1階~地上4階の全フロアで、「ロフト」や「ジーユー」といった大型専門店をはじめ約50のブランドを導入。百貨店に専門店を融合させ、マンションの建設などで地域に増加する30~40代の子育てファミリーとその両親を呼び込む。グランドオープンは5月で、名称を「川西阪急スクエア」に変更する。 ・・・
重衣料や化粧品、高額品がけん引 大手百貨店4社の12月売上高はいずれもプラスで、阪急阪神百貨店が87%増、大丸松坂屋百貨店が75%増、高島屋が63%増、三越伊勢丹が52%増となった。雑貨は化粧品や美術・宝飾・貴金属が好調で、依然として増勢が続いている。衣料品も気温の低下を受け防寒衣料が稼働し、婦人・紳士共に好調だった。 高島屋(国内百貨店・・・
2カ月ぶりにプラス転換、地方でもインバウンドが拡大 日本百貨店協会が調査した全国百貨店(70社・178店)の11月売上高は5167億円余で、前年比(店舗調整後)は34%増、入店客数は08%増と、共に2カ月ぶりにプラスに転じた。気温が低下し、冬物重衣料を中心に防寒商材が活発に動いた。各社が企画した会員向け企画や上顧客向け催事、物産展などの食品催事・・・