百貨店のセール商戦はここ数年で大きく変化している。これまでは夏は6月末、冬は12月から大々的に行うのが通例だったが、サステナブル意識の高まりや、消費行動の変化などが重なり、期間や規模は縮小。とりわけ夏のセールは、7月に始める店舗が増えている。縮小したセール商戦の商況はどうなのか、今後はさらに変化するのか。大手百貨店にアンケートを実施し、最新の実態を探った。 ・・・
百貨店のセール商戦はここ数年で大きく変化している。これまでは夏は6月末、冬は12月から大々的に行うのが通例だったが、サステナブル意識の高まりや、消費行動の変化などが重なり、期間や規模は縮小。とりわけ夏のセールは、7月に始める店舗が増えている。縮小したセール商戦の商況はどうなのか、今後はさらに変化するのか。大手百貨店にアンケートを実施し、最新の実態を探った。 ・・・
阪神梅田本店は8月20日~9月16日、「敬老の日」と言わず「阪神おとなプロジェクト」という新たな名称で商戦を繰り広げている。現代のシニア層はマインドが若く、興味・関心の幅が広いことを踏まえ、従来の敬老の日商戦を見直した。シニア向けにスタイリングサービスやウォーキングレッスンを開催し、メイクやファッションアイテム、地下2階の「阪神バル横丁」で酒やグルメを楽しむ・・・
注)文章は全て百貨店の発表によるもの 高島屋 大阪店 109 堺店 ▲39 京都店 ※1 22 泉北店 13 日本橋店 94 横浜店 87 新宿店 ▲14 玉川店 103 大宮店 84 柏店 ※1 48 EC店 153・・・
三越日本橋本店は今秋、三越伊勢丹グループの商品企画「オンリー・エムアイ」で、高知県の「酢みかん」を使った商品を展開する。高知県では、果汁や香りを楽しむ柑橘(かんきつ)類を酢みかんと呼び、食文化として親しんできた。そこに同店のバイヤーが着目し、他ブランドとコラボした惣菜やスイーツなどを開発した。9月17~30日に、食品売場や各階のレストランで提供する。 ・・・
物価高の今こそ、需要あり――。大手百貨店が2026年のおせちのラインナップを発表した。年末年始は昨年に続き最大で9連休となるため、親族で集まる機会が増えるとみられる反面、物価高からおせちの価格には敏感になると予想。親族や友人の集まり向けの和洋中、肉、スイーツなどのおせちを用意するとともに、物価高対策の値頃なおせち、限定品、コラボ品なども揃える。 25年・・・
丸広百貨店川越店で28日、「岡山・鳥取ご当地フェア」が始まった。丸広百貨店は2022年から、地方百貨店と相互に地元の商品を編集して販売する「ご当地フェア」を開いており、岡山・鳥取ご当地フェアは天満屋と協業。天満屋との協業は3年連続3回目で、初めて鳥取県の商品を加えた。初日は開店直後に大勢が会場を訪れ、支払いを待つ客の行列も発生。人気と定着を窺わせた。 ・・・
物価高の今こそ、需要あり――。大手百貨店が2026年のおせちのラインナップを発表した。年末年始は昨年に続き最大で9連休となるため、親族で集まる機会が増えるとみられる反面、物価高からおせちの価格には敏感になると予想。親族や友人の集まり向けの和洋中、肉、スイーツなどのおせちを用意するとともに、物価高対策の値頃なおせち、限定品、コラボ品なども揃える。 25年・・・
高島屋は22日、子会社で総合広告会社のエー・ティ・エー(以下、ATA)が、映像制作を手掛けるソアズロックを子会社化すると発表した。9月25日付で全株式を取得する。買収額は非公表。ATAは近年、動画制作やウェブ広告などデジタル領域を強化しており、CG・映像市場でのさらなる事業拡大を狙う。 ソアズロックは2012年創業で、愛知県名古屋市に構える。VFXや3・・・
東武百貨店は、2026年1月2日を休業日にすると発表した。これまで年始営業は1月1日を休業し、2日から営業していたが、労働環境の改善と、働く場としての魅力向上を図った。同社は「従業員の生活の質の改善による働きがいの向上とともに、生産性を向上させ、お客様にはスピーディーできめ細かなお買い物環境を提供してまいります」とコメントしている。 百貨店は1月1日や・・・
西武池袋本店は9月17日から順次、地下1~2階の食品フロアを改装オープンする。百貨店初の11ショップ、同店初の30ショップを含む約180のショップで構成される。長年支持されてきた店だけでなく、話題の店も多数導入し、「いつ来ても発見がある」「毎日来たくなる」デパ地下を目指す。売場面積は3000㎡。オープン準備のため7階の食品仮売場は8月31日で営業を終了し、食・・・
全社1桁減、免税が苦戦するが国内が健闘 大手百貨店4社の7月売上高は、阪急阪神百貨店が88%減、高島屋が78%減、三越伊勢丹が52%減、大丸松坂屋百貨店が19%減と全社減収だった。全体的に免税売上げが前年を下回っているが、国内顧客の識別化が進んだ効果などから、国内売上げはおおむね堅調に推移した。 高島屋(国内百貨店子会社含む)の売・・・
大丸松坂屋百貨店が大丸東京店の9階で運営するショールーミングスペース「明日見世」が、“幅”を広げている。出品するブランドと契約形態のバリエーションだ。8月20日に一新されたブランドには、初めてNPO法人が名を連ねるとともに、オフィス向け家具のメーカーであるオカムラは新たな契約形態「BRANDING」を使って子供の学習用の机や椅子などを揃える「mirumio」・・・