2022年07月07日

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世界最大の「無印良品」、アルパーク西棟に22日開業

「無印良品 広島アルパーク」のイメージ

良品計画は22日、世界最大の「無印良品」を複合商業施設「アルパーク西棟」(広島県広島市)に開く。アルパーク西棟のリニューアルにともない、「アルパーク東棟」から移転し、面積を約230坪から約1870坪に拡大。世界最大の大型店、国内最大級の品揃えとなる。「無印良品 東京有明」に続く2店舗目の「生活全部店」でもあり、無印良品の基本となる全ての商品とサービスを提供する。

名称は「無印良品 広島アルパーク」。「地域の皆さまとすこやかな暮らしをつくる」をコンセプトに、「食べることを楽しむ」、「環境について考える」、「健康を保つ」、「住まう・くらす」、「法人向けの空間サービス」、「地域につながる場所」の6つのキーワードで、地域に根差した商品やサービスを具現化していく。

また、「2050年までに瀬戸内海の新たな海洋プラスチックごみをゼロにする」と宣言。プラスチックゴミが漂うことのない瀬戸内海の実現に向けた広島県の取り組みに対応して、無印良品のPET詰め替えボトルや手持ちの容器を使用することで資源を有効活用しながら、必要な分だけ購入できるシャンプー、コンディショナーとボディソープ、ハンドソープの量り売りを始める。製材の過程で見た目の問題などの理由で弾かれる木材を活用した家具も販売する。

6つのキーワードのうち「食べることを楽しむ」では、冷凍食品について広島の無印良品として初めてフルラインナップ(約80種類)で販売。キッチンカウンターでは、体力づくりや食育などをテーマに、野菜ソムリエの資格を持ったスタッフが、広島県産の食材や無印良品を使ったレシピなど、野菜を美味しく食べられる健康を意識したレシピを提案する。

フードロス削減に向けて必要な分だけ購入できる食品とブレンドティーの量り売りも開始。前者は雑穀や乾物を中心にコーヒーやナッツ、ドライフルーツなどを20g以上から1g単位で購入できる。後者のブレンドティーは緑茶、ほうじ茶、ルイボス茶の3種をベースに、フルーツなどを組み合わせてつくった32種類のオリジナルレシピの茶葉を、30gから10g単位で販売する。

「環境について考える」では、資源の循環に繋がる商品、サービスの提供や繊維類、PET素材、本、保冷剤などの回収を実施。回収品はリユース、リサイクルされる。例えば無印良品の衣服は染め直し、「染め直した服」として再商品化したり、バイオエタノールにリサイクルしたりする。洗剤やシャンプーなどのヘアケア製品の量り売り、未利用材を活用した家具の販売も行う。

「健康を保つ」では、西日本の無印良品で初めて「まちの保険室」を始動。日替わりで常駐する地域の看護師、理学療法士、保健師、管理栄養士が相談に応じる。日焼け止め、防臭Tシャツなど運動時に必要となる商品や歩数計など体を整える商品を揃えるほか、調剤薬局で薬も購入できる。

「住まう・くらす」では、サイズオーダーが可能な家具や素材を選べるラグ、カーテンなどの販売のほか、収納、引っ越し、リフォームなどにおける様々な暮らしの悩みに専門のアドバイザーが相談に応じる。

「法人向けの空間サービス」では、過疎化や少子化の進行により増加している廃校、空き家や遊休スペースなどを活用し、家、オフィス、商業施設、公共の4つの分野において、企画から考える空間づくりのサービスを提供。「地域につながる場所」では、地域課題に取り組み、地域にまつわるイベントを実施する。安芸大田町の棚田で稲作を体験するなど店内外で計画する。