訪日客数が38カ月ぶりに減少 日本百貨店協会が調査した全国百貨店(70社・178店)の5月売上高は4356億円余、前年比(店舗調整後)は70%減と4カ月連続のマイナスとなった。前年、単月の過去最高を記録した免税売上げ(2024年5月、718億円)の反動のほか、継続する円高傾向による免税売上げ減が影響した。入店客数は04%減とわずかに前年に届かな・・・
訪日客数が38カ月ぶりに減少 日本百貨店協会が調査した全国百貨店(70社・178店)の5月売上高は4356億円余、前年比(店舗調整後)は70%減と4カ月連続のマイナスとなった。前年、単月の過去最高を記録した免税売上げ(2024年5月、718億円)の反動のほか、継続する円高傾向による免税売上げ減が影響した。入店客数は04%減とわずかに前年に届かな・・・
インバウンドが伸び悩み、食品と化粧品は堅調 大手百貨店4社の5月売上高は、高島屋が117%減、阪急阪神百貨店が98%減、大丸松坂屋百貨店が32%減、三越伊勢丹が32%減と全社減収だった。全体的に、前年の実績が大きいラグジュアリーブランドなどの免税売上げが減少した。ただし、国内売上げはおおむね堅調に推移した。 高島屋(国内百貨店子会・・・
免税売上げの反動減で苦戦、国内市場は改善 日本百貨店協会が調査した全国百貨店(70社・178店)の4月売上高は、4232億円余で前年比(店舗調整後)は45%減と3カ月連続のマイナスとなった。前年に高伸した免税売上げの反動影響に加え、円高傾向の加速により、免税売上高が2桁減と苦戦した。入店客数は10%減とわずかに前年に届かなかったが、食品物産展や・・・
前年のインバウンド増の反動減で、全社マイナス 大手百貨店4社の4月売上高は、阪急阪神百貨店が65%減、高島屋が61%減、大丸松坂屋百貨店が18%減、三越伊勢丹が14%減と全社減収だった。全体的に国内売上げは堅調に推移したものの、前年の訪日外国人によるラグジュアリーブランド売上げの増加に対する反動減などが影響し前年実績を下回った。 ・・・
インバウンドが36カ月ぶりにマイナスへ 日本百貨店協会が調査した全国百貨店(70社・179店)の3月売上高は、4953億円余で前年比(店舗調整後)は28%減と2カ月連続のマイナスで、入店客数も26%減となった。全国的に寒暖差の大きい不安定な天候要因から春物商材の動きが鈍かったほか、免税売上高の低調も響いた。下旬以降に気温が上昇するに連れ、主力の・・・
不安定な天候の影響を受け、全社マイナス 大手百貨店4社の3月売上高は、阪急阪神百貨店が36%減、大丸松坂屋百貨店が20%減、高島屋が19%減、三越伊勢丹が16%減と全社減収だった。全国的に天候が不安定で気温が乱高下し、春物の動きが鈍かった。好調を維持してきたラグジュアリーブランドが、前年実績を下回ったことも要因となった。 高島屋(・・・
大都市が41カ月ぶりのマイナス転換 日本百貨店協会が調査した全国百貨店(70社・179店)の2月売上高は、4254億円余で前年比(店舗調整後)は15%減となり、4カ月ぶりにマイナスに転じた。前年の閏年による営業日数減に加え、降雪や寒波など天候要因による入店客数減が響いた。衣料品や服飾雑貨は春物商材の動きが鈍かったが、卒入学などのオケージョン需要・・・
Jフロント リテイリングは、イグニション・ポイントベンチャーパートナーズと共同運営するJFR MIRAI CREATORS Fundを通じ、広告企画制作事業とタレント・インフルエンサーマネジメント事業を展開するFOR YOUに出資した。FOR YOUとは自社SNSアカウントなどで2023年から協業しており、事業拡大の早期実現が可能だとの判断による。主力コンテ・・・
春節の影響で、化粧品の増勢が続く 大手百貨店4社の2月売上高は、大丸松坂屋百貨店が42%増、阪急阪神百貨店が06%増、三越伊勢丹が03%増、高島屋が10%減となった。前年の閏年の反動に加え、気温の低い日が続いたことで、紳士・婦人服の春物の動きが鈍かった。春節(1日~4日)によるインバウンドの増加で、化粧品は好調を維持した。食料品は値上げ・・・
3カ月連続プラス、春節を追い風にインバウンドが活況 日本百貨店協会が調査した全国百貨店(70社・179店)の1月売上高は、4805億円余で前年比(店舗調整後)は52%増と3カ月連続でプラスとなった。前月から24ポイントアップした。高付加価値商材と衣料品、春節を中心に活況だったインバウンドがけん引した。初売りは、一部店舗で年始の休業日増により後ろ・・・
Jフロント リテイリングは、日本政策投資銀行およびイグニション・ポイント ベンチャーパートナーズと設立したファンドを通じて、宮崎県都城市の老舗菓子製造販売会社、お菓子の昭栄堂に出資した。ファンドは後継者不足などの問題を抱える中小規模の食品企業を中心に投資する方針で、第1号となる。昭栄堂の株式の過半数を取得。JFRグループの人材や販路、情報などを生かし、新商品・・・
春節期間の前倒しで、高額品や化粧品が高伸 大手百貨店4社の1月売上高はいずれもプラスで、三越伊勢丹が128%増、大丸松坂屋百貨店が120%増、高島屋が63%増、阪急阪神百貨店が60%増となった。雑貨の化粧品、美術・宝飾・貴金属は、依然として増勢が続いている。衣料品の婦人服も引き続き好調で、コートなど防寒衣料の定価商品が売上げを伸ばした。食料品は・・・