2026年08月20日

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全社増収、インバウンドが好調を維持


大手百貨店4社の7月売上高は、全社増収だった。阪急阪神百貨店が12.2%増、高島屋が7.2%増で両社とも5カ月連続、三越伊勢丹が6.4%増で7カ月連続、大丸松坂屋百貨店は0.6%増で1カ月ぶりに増収となった。免税売上げは、高島屋が26.2%増、大丸松坂屋百貨店が22.3%増と、どちらも増収だった。

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高島屋(国内百貨店子会社含む)の売上高前年比は7.2%増で、店頭に限ると8.3%増だった。免税売上高は26.2%増、免税を除いた店頭売上高は6.2%増だった。国内客は、ラグジュアリーブランドをはじめとする高額品のほか、夏物衣料(正価品)や食品なども堅調に推移し、前年を上回った。インバウンド客は、高額品に加え、化粧品やスポーツ関連商品などが伸長。前年を上回り、店頭売上高全体を押し上げた。

店舗別では、京都(17.4%増)、日本橋(16.9%増)、新宿(12.0%増)、泉北(11.2%増)、大宮(7.5%増)、岡山(7.3%増)、横浜(6.8%増)、大阪(6.1%増)、玉川(3.0%増)、柏(2.1%増)、高崎(0.7%増)と全店が増収だった。主要5品目は、身の回り品(24.3%増)、衣料品(4.8%増)、雑貨(3.5%増)、家庭用品(1.8%増)がプラス、食品(0.1%減)がマイナスだった。

三越伊勢丹(国内グループ百貨店含む)の売上高前年比は6.4%増で7カ月連続で増収となった。三越伊勢丹計が10.0%増と好調を継続した。地域百貨店計は1.0%減だった。

国内客の売上高は、宝飾時計などが売上げをけん引した。ラグジュアリーブランドのハンドバックや婦人服、雑貨も好調だった。基幹3店を中心に識別顧客が引き続き堅調に推移した。海外客の売上高は、32.1%と大きく伸長した。ハンドバッグや宝飾時計などの高付加価値MDへの支持により高い客単価を維持し、買上客数も前年を上回った。

店舗別では、新宿(12.9%増)、銀座(11.3%増)、日本橋(7.5%増)、岩田屋(5.2%増)が前年を上回った。

大丸松坂屋百貨店(関係百貨店を除く)の売上高は、前年比0.2%減(梅田店を除くと同3.8%増)だった。免税売上げが好調に推移したものの、前年の万博関連売上げの反動減や梅田店の売場縮小が影響した。関係百貨店を含めた百貨店事業合計は0.6%増(梅田店を除くと同4.4%増)だった。免税売上高は22.3%増、客数は10.3%減、客単価は36.3%増となった(梅田店を除くと売上高31.1%増、客数3.3%増、客単価26.9%増)。国内売上高は3.1%減(梅田店を除くと0.4%増)だった。

店舗別では、博多(12.1%増)、札幌(11.6%増)、神戸(11.4%増)、心斎橋(9.9%増)、京都(9.1%増)、静岡(9.0%増)、東京(6.1%増)、高槻(3.4%増)、上野(2.7%増)、高知(1.8%増)、下関(0.8%増)、須磨(0.2%増)がプラスだった。

主要5品目は、雑貨(3.7%増)、衣料品(3.2%増)、家庭用品(3.0%増)がプラスとなり、食品(0.7%減)、身の回り品(29.1%減)がマイナスだった。品目別では、婦人服・洋品(4.2%増)は、梅田店の売場面積縮小のマイナス影響が続いているものの、ラグジュアリーブランドが売上げを伸ばしたほか、サマーニットやTシャツなどの盛夏商材も好調だった。紳士服・洋品(7.4%減)は、梅田店の売場面積縮小によるマイナス影響に加え、夏のクリアランスセールの規模縮小などにより、前年を下回った。

身の回り品は、梅田店のほか名古屋店の大型改装による売場縮小の影響が大きく、前年を下回った。雑貨は、化粧品が好調に推移したことなどから前年を上回った。食品は、中元ギフトのマーケット縮小により、菓子・生鮮が前年を下回ったことなどから、マイナスとなった。

阪急阪神百貨店の売上高前年比は、15店舗のうち10店舗がプラスで、全店計は12.2%増だった。阪急本店は16.6%増、阪神梅田本店は16.8%増だった。支店は、阪急メンズ東京(10.4%増)、神戸阪急(8.0%増)、博多阪急(5.2%増)、西宮阪急(4.4%増)、高槻阪急(2.1%増)、宝塚阪急(1.5%増)、阪神・にしのみや(0.2%増)、阪神・御影(0.2%増)がプラスだった。

主要5品目は、雑貨(28.4%増)、身の回り品(13.3%増)、衣料品(8.7%増)、食品(3.5%増)がプラス、家庭用品(1.3%減)がマイナスだった。

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