2026年07月21日

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大丸松坂屋百貨店は前年の万博の反動減が影響、他は4カ月連続で増収


大手百貨店4社の6月売上高は、阪急阪神百貨店が11.1%増、三越伊勢丹が4.7%増、高島屋が2.2%増で4カ月連続増収だった。大丸松坂屋百貨店は0.6%減で4カ月ぶりに減収となった。免税売上げは、高島屋が32.4%増、大丸松坂屋百貨店が23.2%増と、どちらも増収だった。

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高島屋(国内百貨店子会社含む)の売上高前年比は2.2%増で、店頭に限ると4.0%増だった。免税売上高は32.4%増、免税を除いた店頭売上高は0.8%増だった。国内客は、天候の影響などにより、衣料・雑貨が前年を下回った。一方、ラグジュアリーブランドをはじめとする高額品が堅調に推移したことで、全体では前年を上回った。インバウンド客は、高額品の伸長により、売上高を押し上げた。

店舗別では、京都(11.4%増)、日本橋(10.4%増)、大阪(7.6%増)、泉北(7.6%増)、新宿(5.9%増)、高崎(2.9%増)、玉川(1.5%増)、柏(1.3%増)が増収だった。主要5品目は、身の回り品(19.4%増)、雑貨(7.0%増)がプラス、衣料品(0.5%減)、食品(3.9%減)、家庭用品(10.7%減)がマイナスだった。

三越伊勢丹(国内グループ百貨店含む)の売上高前年比は4.7%増で6カ月連続で増収となった。三越伊勢丹計が7.0%増と好調を継続した。地域百貨店計は0.3%減だった。

国内客の売上高は、天候不良や休日減といった影響があったものの、宝飾・時計などの高額品や婦人服を中心に堅調に推移した。順次リモデルを進めている伊勢丹新宿本店の洋菓子エリアや三越日本橋本店で開催したあんこ博覧会などの集客施策が、若年層を含む新規客の来店増、識別化に貢献した。

海外客の売上高は、33%増と大きく伸長した。買上客数も前年を上回った。

店舗別では、新宿(9.9%増)、岩田屋(8.6%増)、日本橋(6.5%増)、銀座(6.1%増)、新潟(2.2%増)、広島(0.1%増)が前年を上回った。

大丸松坂屋百貨店(関係百貨店を除く)の売上高は、前年比1.3%減(梅田店を除くと同2.6%増)だった。休日日数が前年比1日減だったことに加え、梅田店の売場面積縮小によるマイナス影響や前年の万博会場売上げの反動減などが影響した。関係百貨店を含めた百貨店事業合計は0.6%減(梅田店を除くと同3.0%増)だった。免税売上高は23.2%増、客数は13.2%減、客単価は42.0%増となった(梅田店を除くと売上高32.3%増、客数0.5%増、客単価31.6%増)。国内売上高は4.6%減(梅田店を除くと1.4%減)だった。

店舗別では、博多(11.4%増)、京都(11.4%増)、心斎橋(10.0%増)、神戸(9.6%増)、札幌(7.1%増)、上野(5.7%増)、東京(3.4%増)、高槻(2.1%増)がプラスだった。

主要5品目は、雑貨(5.3%増)、衣料品(2.0%増)、家庭用品(0.6%増)がプラスとなり、食品(5.4%減)、身の回り品(31.7%減)がマイナスだった。品目別では、婦人服・洋品(4.1%増)は、梅田店の大型改装に伴う売場面積縮小の影響があったものの、ラグジュアリーブランドが大きく売上げを伸ばしたことなどから、前年を上回った。紳士服・洋品(13.0%減)は、梅田店の大型改装に伴う売場面積縮小によるマイナス影響に加え、夏のクリアランスセールの規模縮小などにより、前年を下回った。

身の回り品は、梅田店のほか名古屋店の大型改装による売場縮小のマイナス影響が大きく、31.7%減だった。雑貨は、外商売上げの好調持続などにより時計が大きく売上げを伸ばしたほか、化粧品も好調に推移し、前年を上回った。食品は、前半と後半の台風の影響により、入店客数が減少したことなどから前年を下回った。

阪急阪神百貨店の売上高前年比は、15店舗のうち6店舗がプラスで、全店計は11.1%増だった。阪急本店は17.8%増、阪神梅田本店は11.9%増だった。支店は、宝塚阪急(5.4%増)、博多阪急(5.0%増)、神戸阪急(4.3%増)、西宮阪急(0.3%増)がプラスだった。

主要5品目は、雑貨(28.8%増)、家庭用品(27.4%増)、身の回り品(13.5%増)、衣料品(2.6%増)、食品(1.0%増)と全てプラスだった。

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