伊勢丹新宿本店、改装で洋菓子売場が売上げ前年比2桁増で好調 15日にガラス張りの厨房も誕生
15日に開いた新ゾーンの「マ・パティスリー」
19年ぶりの大型改装を進める、伊勢丹新宿本店地下1階の洋菓子売場が好調だ。第1弾オープンとなる5月20日から7月14日までの期間、売上高が前年比2桁増で伸長している。同店は歩くたびに新しい甘さと出会える“洋菓子のまち”を構成する「洋菓子サンク プロジェクト」のもと、3ゾーンを再編集している。3ゾーンの1つ「カフェ エ シュクレ」には15日に6ショップが開き、全33ショップが揃い、フルオープンを迎えた。2つ目のゾーンとして厨房併設のプロモーションスペース「マ・パティスリー」も誕生し、プロジェクトは最終段階を迎えている。
15日に開いた6ショップのうち、5つが伊勢丹新宿店限定店となる。フィンランド最古のベーカリーカフェ「エクベリ」、ショコラティエの江口和明氏とアメリカのティーブランド「アートオブティー」のコラボレーションによって生まれた「ルロワージュ」、1819年にパリで創業したショコラメゾンの伝統を受け継ぐ「フーシェパリ」、ヨーロッパを中心とした菓子のセレクトショップ「カルネ・グルモン マルシェ」、海外スイーツのコンセプトショップ「ラ・ファミーユ・デリエール・ショコラ・トルベ」だ。

「エクベリ」の焼きたての「コルヴァプースティ」(1個540円)
フランス・リヨンの人気パティシエ「セバスチャン・ブイエ グテ」は学芸大学に本店を構えており、伊勢丹新宿本店限定で「フラン グルマン」(1個756円)を販売する。

「セバスチャン・ブイエグテ」の「フラン グルマン」
客の利便性を考慮し、エムアイカード会員を対象に人気ショップについては事前入場を実施している。複数のショップは連日開店前に入場制限をするほどの人気だ。5月20日の改装第1弾以来、7月14日までの洋菓子売場の売上げは「前年比2桁伸長しており、好調に推移している」と担当者は語る。
同日に全面ガラス張りの厨房を備えたプロモーションスペース「マ・パティスリー」も開いた。シェフたちのモノづくりが間近で見て感じられるライブ感あふれるスペースになっている。

特別なコラボレーションを展開する「マ・パティスリー」
マ・パティスリーには、業界をけん引するパティシエや、新進気鋭のパティスリーにショコラトリーといった国内外で人気のショップが週替わりで登場する。シェフとシェフ、国内と海外、素材とシェフなど、2ショップが同時に出店し、コラボレーションを繰り広げる。「シェフとシェフのコラボレーションでも、系譜や同じ地域といった掛け合わせを試みるなど、様々なテーマで紹介する」(担当者)という。
旬の果物とブランド、クリスマスやフランスで1月6日のエピファニーで食べるガレット・デ・ロワなど、オケージョンに合わせた展開も計画している。「お菓子好きのお客さまが常に気になる場所NO.1を目指し、ここだけの美味しさを提案するショップにしていきたい」(担当者)。
次回の改装オープンは、秋以降を予定している。