大規模改装中の西武池袋本店、12月下旬までに5層・47ショップをオープン
6階に11月28日にオープンした「BAPE STOREⓇ」は行列が生まれるほど活況
そごう・西武は、大規模改装中の西武池袋本店の1階、2階、4階、5階、6階を11~12月にかけてリニューアルオープンする。対象の売場は1階の「フレグランス」、1階、2階、4階、6階の「インターナショナルブティック」、5階の「ジュエリー/ウォッチ」で、18の新規を含めて47のショップが順次開く。同店は7月に3階の化粧品、9月に地下1階および地下2階の食品売場をオープンしており、今後も段階的に各階を完成させる。
1階はフレグランスの売場は関東最大級の約300㎡で展開。12月5日に「ディオール オートパフューマリー」「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」「ジョー マローン ロンドン」「アクア ディ パルマ」「ブルガリ」「ゲラン メゾン ド パルファン」「ロエベ パルファム」「バイレード」「メゾンマルジェラ『レプリカ』フレグランス」が登場する。
2階は8のインターナショナルブティックからなり、第1弾として11月28日に「セリーヌ」、12月10日に「ロエベ」「リモワ」、12月下旬に「グッチ」が開く。
4階は16のショップとカフェで構成。第1弾として11月28日に「モンクレール」「メゾン マルジェラ」「ブルネロクチネリ」「ベルルッティ」「クロエ」「バーバリー」「ル カフェ ブノワ・ニアン」、12月5日に「ボッテガ・ヴェネタ」「ヴァレクストラ」「フェラガモ」、同19日に「ステラマッカートニー」、同下旬に「バレンシアガ」「サンローラン」がオープンする。

4階に11月28日に開いた「ル カフェ ブノワ・ニアン」は、「ブノア・ニアン」で日本発のカフェ業態
5階のジュエリー/ウォッチの売場は最終的に23のショップを構えるが、第1弾として11月28日に「ブシュロン」「フレッド」「レポシ」「ミキモト」、12月6日に「ティファニー」、同9日に「ショパール」、同13日に「ブルガリ」、同16日に「バカラ」「GEMサロン」、同19日に「タグホイヤー」が登場する。

5階は11月28日時点で仮設店舗で営業中のブランドが少なくないが、12月19日に第1弾が完成予定
6階は最旬のファッションを提案する16のショップからなる。第1弾として11月28日に「ヴィヴィアン・ウエストウッド」「コム デ ギャルソン」「BAPE STOREⓇ」「CFCL」「Y-3」、12月5日に「エトロ」、同12日に「メゾン キツネ」、同17日に「アクリス」、同19日に「ヴェルサーチ」、12月下旬に「ポロ ラルフ ローレン」「ラルフズ コーヒー」が開く。
インターナショナルブティックに名を連ねるブランドは基本的にメンズとレディース、あるいはメンズとレディース、キッズの複合型で出店。買い物の利便性を高める。
同店は五月雨式に売場をオープンしているが、11月28日時点では特に地下2階の惣菜売場や同1階の「BENTOステーション」が好調。同店によれば「惣菜売場は利便性から日々利用するお客様が多く、どのブランドも満遍なく売れている。BENTOステーションの売上げは目標の1.5倍で推移。(西武池袋線の改札から近いなど)立地が良い上に開放的で入りやすく、昼時には平日でも行列が生まれる。まとめ買いが多いのも特徴だ。11月22~24日の三連休には開店直後に立ち寄り、観光に行くお客様が多かった」という。
(野間智朗)