2026年1月 主要百貨店大手6社 売上速報
注)文章は全て百貨店の発表によるもの
高島屋
| 大阪店 | 8.2 |
| 堺店 | ▲44.4 |
| 京都店 ※1 | 1.6 |
| 泉北店 | 2.4 |
| 日本橋店 | 15.8 |
| 横浜店 | 8.5 |
| 新宿店 | 2.0 |
| 玉川店 | 16.0 |
| 大宮店 | 12.7 |
| 柏店 ※1 | 2.4 |
| EC店 | 16.3 |
| ㈱高島屋 各店 計 | 7.0 |
| ㈱高島屋 各店 既存店 計 ※2 | 7.7 |
| 岡山高島屋 | ▲1.2 |
| 高崎高島屋 | 1.7 |
| 国内百貨店 計 | 6.7 |
| 国内百貨店 既存店 計 ※2 |
7.4 |
※1.京都店の売上高は「洛西店」、柏店の売上高は「タカシマヤ フードメゾン おおたかの森店」を含む。※2.今年1月7日に営業を終了した「堺店」の本年・前年実績を控除している。
売上高は前年比6.7%増で、6カ月連続のプラスとなった。免税売上高は18.9%減、免税を除いた店頭売上高は11.2%増だった。国内客は、気温の低下に伴いコートなどの冬物衣料(正価品)に動きがみられたことや、食品が堅調に推移したことで、前年を上回った。インバウンド客は、中国による「訪日自粛要請」の影響などもあり前年を下回った。
店舗別は、EC(16.3%増)、玉川(16.0%増)、日本橋(15.8%増)、大宮(12.7%増)、横浜(8.5%増)、大阪(8.2%増)、泉北(2.4%増)、柏(2.4%増)、新宿(2.0%増)、高崎(1.7%増)、京都(1.6%増)が前年を上回った。商品別(同社分類)は、紳士服、婦人雑貨、特選衣料雑貨、宝飾品、子供情報ホビー、スポーツ、食品、食堂、サービスがプラスだった。
大丸松坂屋百貨店
| 大丸心斎橋店 | 2.3 |
| 大丸梅田店 | ▲11.9 |
| 大丸東京店 | 5.0 |
| 大丸京都店 | 5.0 |
| 大丸神戸店 | 8.1 |
| 大丸須磨店 | 2.2 |
| 大丸芦屋店 | ▲6.7 |
| 大丸札幌店 | ▲8.9 |
| 大丸下関店 | ▲8.0 |
| 松坂屋名古屋店 | 7.6 |
| 松坂屋上野店 | 5.9 |
| 松坂屋静岡店 | 0.4 |
| 松坂屋高槻店 | 2.3 |
| 店 計 | 1.7 |
| 法人・本社等 | ▲8.8 |
| 大丸松坂屋百貨店 合計 | 1.3 |
| 博多大丸 | ▲7.6 |
| 高知大丸 | 6.9 |
| 百貨店事業 合計 | 0.7 |
売上高は、大丸松坂屋百貨店合計が前年比1.3%増、関係百貨店を含めた百貨店事業合計も0.7%増だった。訪日外国人売上げが前年を大きく下回ったものの、初売りが好調だったほか、外商売上げが引き続き好調を持続したことなどから、2カ月ぶりにプラスに転じた。
店舗別では、15店舗のうち神戸(8.1%増)、名古屋(7.6%増)、高知(6.9%増)、上野(5.9%増)、東京(5.0%増)、京都(5.0%増)、心斎橋(2.3%増)、高槻(2.3%増)、須磨(2.2%増)、静岡(0.4%増)が前年を上回った。梅田店は上層階の改装に伴う売場閉鎖の影響などにより、前年比2桁減となった。
大丸松坂屋百貨店合計の免税売上高(速報値)は、客単価が前年比5.0%増と前年を上回ったものの、客数が同20.6%減となったことなどから、同16.6%減となった。
大丸松坂屋百貨店の店計売上(法人・本社等の本年・前年実績を除く)は前年比1.7%増、うち国内売上高(免税売上高の本年・前年実績を除く)は同6.7%増となった。
三越伊勢丹
| 伊勢丹新宿本店 店頭 | 1.8 |
| 三越日本橋本店 店頭 | 13.2 |
| 三越銀座店 | ▲0.8 |
| 伊勢丹立川店 | ▲1.5 |
| 伊勢丹浦和店 | 1.8 |
| 三越伊勢丹 計 | 3.3 |
| 札幌丸井三越 | ▲10.4 |
| 函館丸井今井 | ▲4.0 |
| 仙台三越 | 1.6 |
| 新潟三越伊勢丹 | ▲1.9 |
| 静岡伊勢丹 | ▲1.7 |
| 名古屋三越 | 2.6 |
| 広島三越 | ▲9.5 |
| 高松三越 | 0.2 |
| 松山三越 | ▲9.8 |
| 岩田屋三越 | 5.1 |
| 国内グループ百貨店 計 | ▲0.2 |
| 国内百貨店 計 | 2.1 |
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国内百貨店計は、お得意様招待会「丹青会」(26年は2月6~8日、25年は1月31日~2月2日開催)と、春節中国休暇期間(26年は2月15~23日、25年は1月28日~2月4日)が月ずれした中でも、2.1%増と前年を上回った。丹青会の影響を除いた前年開催日前までの比較は、伊勢丹新宿本店が14.9%増、三越伊勢丹計が10.8%増、国内百貨店計が7.1%増と、好調な実績だった。
国内識別顧客の売上高は、前年比で2桁伸長した。全国各店で実施中のショコラ催事や伊勢丹新宿本店におけるリモデルオープン、独自性のあるイベントなど、「個客業」における集客施策と、人、デジタルの力による利用拡大(客単価向上)の両輪が持続的な成長につながった。
海外客の売上高トレンドは、春節休暇の月ズレがありながらも、12月の水準を継続した。中国本土、香港を除く国、地域合計では前年を上回って推移した。海外顧客向けアプリ(MITSUKOSHI ISETAN JAPAN)による識別化、海外外商による人のつながりも順調に拡大し、基盤構築が進んでいる。
松屋
| 銀座店 | ▲16.3 |
| 浅草店 | ▲2.8 |
| 銀座本店(銀座店、浅草店合計) | ▲15.8 |
銀座店の売上高は、前年比で約16%減となった。免税売上高は、中国政府による日本への渡航自粛要請が要因となり、中国からの客が減少した。25年は1月末から始まった春節(26年は2月15~23日)などの営業条件の差異も加勢し、過去最高を記録した24年3月~25年2月の期間における同月と比べると約3割減少した。一方、台湾、韓国、タイをはじめとした他国の客は、円安の影響もあり売上げが伸長した。
免税売上高を除く国内客の売上高は、ラグジュアリーブランドが前年比約6%増と好調に推移した。婦人衣料品も同8%増と高伸し、全体では前年と同程度の売上げを確保した。
阪急阪神百貨店
| 阪急本店 | 0.8 |
| 阪神梅田本店 | 36.2 |
| 支店計 | 1.5 |
| 全店計 | 4.2 |
都心店計、郊外店計、全店計のいずれも前年の売上高を上回った。最高気温が10度を下回る日が増え、重衣料を中心とする冬物ファッションの動きが好転し、加えて各店の催事やイベントの活況により、国内客の売上高は前年比で約1割増と好調だった。阪急本店の大型改装に伴う売場閉鎖や、航空便数減少に伴う中国からの客の免税売上高の大幅減といったマイナス要因をカバーした。
インバウンドは、中国ツーリスト客の免税売上高が前年の約6割減と依然厳しい状況が続く。一方で中国の海外VIPの免税売上高は前年を上回り、中国以外からの客の売上高も前年を上回った。しかし、中国ツーリスト客の影響が大きく、全体の免税売上高は約2割減だった。
阪神梅田本店は、前年の改装による好調が継続し、ファッション、ライフスタイルカテゴリーは前年比で約3割増、食品も約1割増といずれも大きく伸長した。前年は改装中のため実施できなかった大型催事も大きな嵩上げとなり、全体の売上高は前年比で約4割増と高伸した。
阪急本店は、6階の閉鎖など全館の大型改装に伴う売場縮小のマイナス影響や、免税売上高の減少が継続する中、国内客売上高および店舗売上高ともに1月として過去最高を更新した。3日の初売りは開店前に多くの客が並び、予定より30分早めて開店。免税売上高は前年を下回ったが、国内客の売上高が前年を上回り好調だった。全館の売上高、来店客数は前年並みで堅調に滑り出した。
気温の低下にともない、コートやセーターなど冬物ファッションの動きが好調で、モードやコンテンポラリー、インターナショナルファッションは前年を上回った。ブライダルニーズの継続や成人祝い、一部ブランドの価格改定前の駆け込み需要も加わり、アクセサリーの売上高は前年比で約3割増、宝飾品は約2割増と高伸し、全体をけん引した。100万円以上の高額品も、前年比で約2割増と高伸し、全体の売上高を下支えした。
近鉄百貨店
| あべのハルカス近鉄本店単独 | 4.2 |
| (あべのハルカス近鉄本店Hoop等を含む) | 3.6 |
| 上本町店 | 1.1 |
| 東大阪店 | 7.4 |
| 奈良店 | 2.0 |
| 橿原店 | 5.6 |
| 生駒店 | 2.7 |
| 和歌山店 | 2.1 |
| 草津店 | 5.9 |
| 四日市店 | ▲1.1 |
| 名古屋店(近鉄パッセ) | ▲29.4 |
| 合計 | 2.4 |
あべのハルカス近鉄本店は、食品が全館の売上げをけん引し、入店客数、売上高ともに前年を上回った。9階催会場で開催した「ギフト食品大バーゲン」や「バレンタイン ショコラコレクション」は前年を2桁以上上回る活況となった。
ファッション関連では、入園・入学などセレモニー需要のアイテムが好調に推移した。気温の低下に伴いブーツや手袋など防寒身の回り品も堅調だった。外商部門もラグジュアリーブランドや高額時計を中心に好調に推移した。
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主な内容
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②24年全国百貨店 店舗別=年間別・月別・商品部門別売上高データ
《東京各店(18店)/横浜各店(7店)/名古屋各店(5店)/京都各店(4店)/大阪各店(5店)/神戸各店(2店)/北海道各店(5店)/東北各店(7店)/関東各店(29店)/中部各店(6店)/近畿各店(9店)/中国各店(12店)/四国各店(4店)/九州・沖縄各店(14店)》
③全国百貨店75社・170店舗の現有勢力詳細名簿(オリジナル調査)
収録企業《北海道(4社5店)/東北(9社10店)/関東(16社35店)/東京(14社25店)/中部(15社20店)/近畿(10社40店)/中国・四国(14社19店)/九州・沖縄(12社16店)》
収録項目《企業概要/店舗概要/従業員数/2024年度主要経営指標/役員およびその職掌/2025年度経営重点目標/売上推移/顧客動員状況/立地環境/2024年年間商品別売上動向/外商/友の会/その他》