東急百貨店、社長に稲葉氏
約30年ぶりの“プロパー社長”となる稲葉氏
東急百貨店は8月1日付でトップを交代し、稲葉満宏常務執行役員が社長に就任する。大石次則社長は取締役相談役となる。同日には、東急百貨店がTK百貨店準備会社に吸収分割され、同準備会社は東急百貨店に商号変更する。東急百貨店が社長を交代するのは約7年ぶりで、約30年ぶりの“プロパー社長”でもある。
東急は商業施設運営事業を再編しており、4月1日に東急リテールマネジメントとTK百貨店準備会社を設立。8月1日には、東急百貨店の運営事業をTK百貨店準備会社に吸収分割し、TK百貨店準備会社を東急百貨店に商号変更するとともに、東急が東急百貨店を吸収合併して同社の賃貸物件などを取得、さらに東急リテールマネジメントが吸収分割で東急から商業施設を運営する各社の株式を取得して子会社化する。
東急リテールマネジメントは、東急百貨店、「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」や「グランベリーパーク」などを手掛ける東急モールズデベロップメント、「SHIBUYA109 渋谷店」などを運営するSHIBUYA109エンタテイメント、ながの東急百貨店、渋谷地下街、東急商業發展(香港)有限公司の6社を傘下に収める。商業施設の運営を一体化し、各社で重複する機能や役割などを集約して経営の効率を高める。培ってきた知見や顧客基盤は共有し、新たな事業やコンテンツなどの創造にもつなげる。
稲葉満宏(いなば・みつひろ)氏略歴
1964年4月2日生まれ、61歳。東京都出身。
1987年4月東急百貨店入社
2019年2月吉祥寺店長
2020年4月執行役員本店長
2024年2月常務執行役員外商事業部所管
2024年8月常務執行役員店舗運営事業部・外商事業部所管