2025年11月26日

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名鉄百貨店本店で「感謝祭」がスタート

初日は開店前に長蛇の列が生まれた

来年2月末で営業を終了する名鉄百貨店本店で26日、「71年分の感謝祭」が始まった。閉店セールの第1弾に当たり、12月末まで各階でお値打ち品を売るほか、歴史を振り返る展示、名古屋駅のシンボル「ナナちゃん」の“早着替え”などを実施。開店記念日の12月1日には、1レシート・7100円以上の買上げで先着3000人に「71st 感謝 meitetsu」という焼き印を入れたどら焼きをプレゼントする。

12月1日には、感謝を伝えるどら焼きをプレゼント

感謝祭では、食品から雑貨、衣料品、アクセサリー、美術品まで特別価格で販売。アクセサリーは12月8日までで、美術品は第1週を26日~12月2日、第2週を同3~8日と設定して日本画や洋画、現代アートなどを大放出する。

26日~来年2月28日にはメンズ館の6階連絡通路で「~心をこめて、ありがとう~名鉄百貨店71年分の歴史展」を開催。写真や映像、パネルなどで歴史を振り返る。歴代の紙袋や包装紙、名鉄ホールの貴重な資料なども展示。客からのメッセージも募る。

「お客様ご案内係」の歴代の制服やナナちゃんの衣装を展示

26日~12月9日には、デジタルの技術を活用してナナちゃんのリアルタイムでの早着替えを実現。服がデジタルサイネージになっており、約5秒間隔で切り替わる。ナナちゃんの年齢にちなみ、52着の衣装を用意して、これまでの思い出を分かち合う。

デジタルの技術を活用し、ナナちゃんの衣装が約5秒ごとに切り替わる

開店記念日の12月1日は、両口屋是清の「めいてつオリジナル焼印入 千なり黄身あん(2個入り)」を、本館やメンズ館の各階で贈呈。1レシート・7100円以上の買上げが条件で、先着3000人が対象だ。