中元・歳暮市場は長らく縮小傾向にあり、百貨店がテコ入れのために目を付けたのが“試食”だ。と言っても、ギフトセンター店頭で少量のサンプルを配るだけではない。三越日本橋本店は、歳暮と連動した試食イベントをギフトセンターの隣で展開。高島屋は新宿店8階のレストランで歳暮ギフトのメニューを提供する。自家需要や、これまで中元・歳暮になじみのなかった次世代層の取り込みも狙・・・
中元・歳暮市場は長らく縮小傾向にあり、百貨店がテコ入れのために目を付けたのが“試食”だ。と言っても、ギフトセンター店頭で少量のサンプルを配るだけではない。三越日本橋本店は、歳暮と連動した試食イベントをギフトセンターの隣で展開。高島屋は新宿店8階のレストランで歳暮ギフトのメニューを提供する。自家需要や、これまで中元・歳暮になじみのなかった次世代層の取り込みも狙・・・
全社3カ月連続で増収、秋物衣料や雑貨が堅調に推移 大手百貨店4社の10月売上高は、大丸松坂屋百貨店が82%増、高島屋が64%増、阪急阪神百貨店が49%増、三越伊勢丹が41%増と3カ月連続で全社増収だった。免税売上げも前年を上回った。国内顧客は気温の低下に伴い、秋物衣料や雑貨に動きが見られた。国内売上げは堅調に推移した。 高島屋(国・・・
2カ月連続でプラス、大阪は万博やプロ野球優勝で活況 日本百貨店協会が調査した全国百貨店(70社・176店)の9月売上高は4288億円余、前年比(店舗調整後)は14%増で2カ月連続でプラスとなった。休日1日減のマイナス影響があったものの、国内売上げが好調に推移し、インバウンド売上げも前年並みの水準まで回復した。各社企画の物産展といった食品催事や外・・・
全社2カ月連続で増収、国内市場がおおむね堅調 大手百貨店4社の9月売上高は、大丸松坂屋百貨店が56%増、三越伊勢丹が35%増、阪急阪神百貨店が32%増、高島屋が26%増と全社増収だった。全体的に免税売上げが前年を上回った。国内顧客は中旬以降の気温低下に伴い、秋物衣料に動きが見られた。国内売上げはおおむね堅調に推移した。 高島屋(国・・・
会期:2025年10月8日(水)〜21日(火) 開催店舗:伊勢丹新宿店 日本橋三越本店 銀座三越 伊勢丹立川店 伊勢丹浦和店 ほか この国には、まだまだ知られざる価値がある。 2025年秋、三越伊勢丹グループのサステナビリティ活動「think good」キャンペーンでは、「地域資源の活用」をテーマに、日本各地が誇る文化や技術、名産品など、そ・・・
国内は盛夏商材が好調、インバウンドは客数が8月過去最高に 日本百貨店協会が調査した全国百貨店(70社・178店)の8月売上高は4139億円余、前年比(店舗調整後)は26%増で7カ月ぶりにプラスとなった。前年の台風や大雨などによる一部店舗の臨時休業・時短営業といったマイナス影響の反動に加え、休日1日増のプラス与件から入店客数は同比61%増と9カ月・・・
三越伊勢丹は9月4日、オイシックス・ラ・大地と共同開発したサラダミールキット「ISETAN SALAD KIT supported by Oisix」を発売した。全国に約5万人を抱える会員向け食品定期宅配サービス「ISETAN DOOR(イセタンドア)」の新シリーズで、「サラダは食事に取り入れたいがマンネリ化する」「準備が面倒」「食材を余らせてしまう」といっ・・・
全社増収、国内市場が上昇気流に 大手百貨店4社の8月売上高は、大丸松坂屋百貨店が70%増、阪急阪神百貨店が51%増、高島屋が11%増、三越伊勢丹が03%増と全社増収だった。免税売上げの前年比は社により上下したが、国内顧客は全体的に8月の後半も高い気温が続いたことから盛夏商品が稼働。堅調に推移した。 高島屋(国内百貨店子会社含む)の・・・
5か月連続インバウンド減、国内は盛夏商材が好調で前月より改善 日本百貨店協会が調査した全国百貨店(70社・178店)の7月売上高は4683億円余、前年比(店舗調整後)は62%減で6カ月連続のマイナスとなった。入店客数は同比17%減と8カ月連続のマイナスだった。前年、調査開始以来3番目に高い値を記録した免税売上げ(663億円)の反動が大きく影響し・・・
三越日本橋本店は今秋、三越伊勢丹グループの商品企画「オンリー・エムアイ」で、高知県の「酢みかん」を使った商品を展開する。高知県では、果汁や香りを楽しむ柑橘(かんきつ)類を酢みかんと呼び、食文化として親しんできた。そこに同店のバイヤーが着目し、他ブランドとコラボした惣菜やスイーツなどを開発した。9月17~30日に、食品売場や各階のレストランで提供する。 ・・・
全社1桁減、免税が苦戦するが国内が健闘 大手百貨店4社の7月売上高は、阪急阪神百貨店が88%減、高島屋が78%減、三越伊勢丹が52%減、大丸松坂屋百貨店が19%減と全社減収だった。全体的に免税売上げが前年を下回っているが、国内顧客の識別化が進んだ効果などから、国内売上げはおおむね堅調に推移した。 高島屋(国内百貨店子会社含む)の売・・・
円高傾向でインバウンドの高額品購買が減少継続 日本百貨店協会が調査した全国百貨店(70社・178店)の6月売上高は4615億円余、前年比(店舗調整後)は78%減と5カ月連続のマイナスとなった。前年、高伸した免税売上げ(2024年6月、 661億円)の反動のほか、休日数減(土曜1日減)による入店客数減(20%減)も影響した。 インバウンドは・・・