2022年07月07日

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そごう・西武、そごう広島店を約20年ぶりに大規模改装

大規模改装では、本館の1階および2階を増床する一方、新館の営業を来夏で終了する

そごう・西武は、そごう広島店を約20年ぶりに大規模改装する。本館の1階および2階を隣接するショッピングセンター「アクア広島センター街」側まで増床し、「ビューティー」や「ラグジュアリー」のカテゴリーを充実させる一方で、新館の営業を来夏で終了。売場を本館に集約し、客の回遊性の向上と運営の効率化に繋げる。完成は来秋を予定しており、各階は段階的にリニューアルする。

そごう広島店は、地下2階~地上10階で売場面積が約3万2000㎡の本館と地下1階~地上11階で売場面積が約2万3000㎡の新館からなる。

大規模改装のコンセプトは「豊かな広島の暮らしを体験できる百貨店」。そごう・西武は「広島の中心地、基町・紙屋町にふさわしい、新たな都市型商業施設へと生まれ変わります。『地域共生』をモットーに、地域に根ざした百貨店として、お買い物を通じて豊かで快適な生活を体験していただけるよう挑戦し続けます」(原文ママ)と説明する。

基町・紙屋町は、サッカーJ1・サンフレッチェ広島の新しい本拠地となるサッカースタジアムの建設や旧広島市民球場跡地の整備が進み、大きく変貌していく。そごう広島店もそれに連動し、新たな百貨店像を確立する。

リニューアルは本館の全体に亘るが、メインは1階および2階。両階にはそごう広島店とアクア広島センター街が共存するが、そごう広島店が約4000㎡を増床して全体を売場化。ビューティーやラグジュアリーの売場を広げる。他の階は未発表だが、地下1~2階の食品売場には広島県初登場のブランドを誘致する方針だ。

そごう広島店は1974年10月10日に開業。開店20周年の節目を迎えた94年には、4月22日に新館をオープンした。2004年3月3日に全館を一新しており、それ以来の大規模改装となる。

来秋にグランドオープンすると、売場面積は現状の約5万5000㎡から約3万6000平米に縮小。本館1館体制で再スタートを切り、開店50周年の24年に臨む。