2024年12月04日

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全国百貨店21年暦年売上高 4兆4182億円、5.8%増、コロナ禍前の「8掛け」状態続く

全国百貨店の2021年暦年(1~12月)売上高(日本百貨店協会調査、73社189店)は4兆4182億円余で、既存店ベース(店舗数調整後)の前年比は5.8%増となり、過去最大のマイナス幅だった前年(25.7%減)から、プラスに転じた。ただ、コロナ禍前の前々年(19年)比では21.5%減だった。前年よりも4.2ポイント改善したものの、金額では前年より1978億円増えた程度で、20年の減額(1兆5342億円)のうち13%弱の挽回額に過ぎない。高額品を象徴する美術・宝飾・貴金属がほぼコロナ禍前まで回復し、百貨店の強みが発揮されつつあるものの、依然としてコロナ禍前の「8掛け」状態であり、回復は道半ばだ。

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