2026年01月08日

パスワード

購読会員記事

2025年11月 東京・大阪地区百貨店売上高

国内売上げは3カ月連続増も、全体では3カ月ぶりにマイナスに

日本百貨店協会の調査によれば、東京地区百貨店(12社・22店)の売上高は1558億円余で、前年比(店舗調整後)は0.1%減とわずかに下回り、3カ月ぶりにマイナスとなった。入店客数は、改装効果などから3.5%増と前年を上回った。気温の低下に伴い、コートやニットなど冬物衣料品が好調に推移した。国内売上げは0.9%増と3カ月連続でプラスだった。

3カ月移動平均値は、直近の9~11月が1.9%増、8~10月が1.4%増、7~9月が3.7%減、6~8月が8.1%減、5~7月が9.9%減、4~6月が8.8%減だった。

商品別では、主要5品目は衣料品(0.2%増)、雑貨(4.5%増)の2品目がプラスとなった。細分類では、紳士服・洋品、婦人服・洋品が3カ月連続プラスで、美術・宝飾・貴金属、菓子、惣菜が4カ月連続でプラスとなった。子供服・洋品、化粧品が2カ月連続でマイナスとなった。

衣料品(0.2%増)は、紳士服・婦人服共にコートなどのアウター類が本格稼働し、コートは、ウール、非ウール共に伸長した。紳士服はスーツやジャケットなど、ビジネスアイテムも好調だった。洋品では、婦人のマフラーといった首回りのアイテムにも動きが見られた。

身の回り品(4.1%減)は、ラグジュアリーブランドは国内売上げが好調な一方で、インバウンドは低調だった。アクセサリーはホリデーシーズンを前に国内ブランドがプレゼント需要増で好調に推移した。

雑貨(4.5%増)は、化粧品はメイクアップやスキンケアのほか、クリスマスコフレなど、幅広いアイテムの購買が見られた。宝飾や時計は外商顧客向け催事などで伸長した。

食品(0.2%減)は、生鮮食品は価格高騰や売場改装工事中などによりマイナスが継続した。菓子は秋冬の旬素材を使用した和洋菓子が人気だった。クリスマスケーキの予約は、カットケーキや冷凍ケーキの需要が伸びた。歳暮は、店頭は縮小傾向によりややマイナスとなり、ECは割引特典や自家需要増などもあり好調に推移したが、全体では微減だった。