2024年04月20日

パスワード

購読会員記事

津松菱の「三重の食フェア」、京王新宿店で開催

津松菱が主催となり首都圏百貨店で開催する食のイベント「三重の食フェア」の第5弾が京王百貨店新宿店で開かれた。京王百貨店新宿店にとって1月には毎年大動員がかかるビッグイベントがある。それが圧倒的人気の駅弁大会である。今年で57回目となる「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」(1月7日~20日開催)にはコロナ禍でありながら大勢の駅弁ファンが訪れた。同駅弁大会に続いては「第25回福井県『越前・若狭』の物産と観光展」(1月22日~27日開催)が開かれた。

福井県『越前・若狭』の物産と観光展と会期を同じくして食品フロア中地階エキサイティングスポットで開かれたのが三重の食フェア(1月21日~26日)。開催初日の21日は東京都のまん延防止等重点措置実施初日と重なり、会期中の客足が懸念されたが、「食品売場を買い回る人が三重の食フェアにも立ち寄られるお客様が多くみられ、まん延防止等重点措置が実施されていても会期中のあたりは悪くなかった」(津松菱常務営業本部長川合正氏)という。

今回の三重の食フェアに地元から出店したのは、ひつじのカスティーリャのデ カルネロ カステ、牡蠣めし膳・鯛めし膳の三重おわせ久㐂、ブラックカレーの東洋軒、伊勢うどんのかいだ製麺所、みかんのかきうち農園、伊勢ひりょうずの若松屋、干物の畑辰商店、手こね寿司の魚健、海老天むす弁当の日本料理蔵楽、イセカルダモンコーラ、伊勢海運海老せんべいの珍海堂、糀プリンの糀屋、フェナンシェのもんいまぁじゅなど15社。

なお、津松菱では京王百貨店の三重の食フェアに先駆け、津松菱6階催事場で「ふるさと三重物産展」(1月12日~17日、主催:協同組合三重県物産振興会、後援:三重県、協賛:公益社団法人三重県観光連盟)を開催している。同ふるさと三重物産展には食品からイートイン、真珠などの非食品まで一堂に並ぶ。今年が21回目の開催とあって安定した人気を発揮した。