2021年10月21日

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エイチ・ツー・オー、ローソンと提携 EC購入品をコンビニ受け取り可能に

エイチ・ツー・オー リテイリングは、5月7日にローソンと「包括業務提携契約」を締結したと発表した。百貨店ECで購入したものをローソンで受け取れるなど、両社の強みを活かした企業価値の向上を目指す。

業務提携では多岐にわたる分野で協力体制を敷く。例えばエイチ・ツー・オー リテイリングの子会社でコンビニや駅売店を運営するアズナスをローソンブランドへ転換するといった店舗開発をはじめ、商品・物流、マーケティング分野、データ活用・新サービス開発、サステナビリティでの協業などだ。

その中でも現時点ではアズナス(全98店)の「ローソン」へのブランド転換が7月26日より順次開始される。また2021年度下期には百貨店ECサイトで購入した商品をのローソン店頭での受け取で受け取れるようにする。

エイチ・ツー・オー リテイリングは2020年10月30日に開示した「20201年3月期第2四半期 決算説明会資料」において、コロナ禍を契機とする社会と消費環境の劇的な変化に対処するため、ビジネスモデルを変えていくことが課題だと提起した。関西における消費・サービスのマーケットシェア拡大を図る「関西ドミナント化戦略」を具現化し、「店舗・商品起点」の従来のビジネスモデルから「顧客起点」へのモデルへと転換していくことを目指す。

新しいビジネスモデルの確立にはエリア顧客に対し、自社店舗だけでなく、異業種との連携やオンラインの活用を含めた面的なサービスと事業を提供する必要があり、顧客との接点とコミュニケーションを充実させていかなければならないと判断。パートナーと提携し、サービス力向上と事業開発を進める構えだ。ローソンは関西発祥で、全国約1万5000店のコンビニエンスストアを軸に様々な事業を展開している。両社の経営資源とサービスを融合させ、関西のドミナントエリアで新しいサービス開発や事業開発を推進していく。