小田急百貨店新宿店、生鮮食品の「お買い得市」が荒天も売上げ前年超え
小田急百貨店新宿店
小田急百貨店新宿店は9月26日、地下2階生鮮食品売場で「1日限りの特別企画!生鮮スペシャルデー 精肉各社全品20%OFF、鮮魚・青果全品10%OFF」を実施した。昨年9月26日に1回目、今年3月28日に2回目を開催しており、今回は精肉売場の割引率を10%から20%に拡大した。売上げは生鮮売場全体で前年比10%増、客数同3%増となった。当日は荒天ながらも、生鮮売場は朝から好調に推移した。
1日限定の生鮮食品買い得市は、新宿駅工事に伴う外部的要因も含め、館としての集客力を課題としていた小田急新宿店が、既存客や新規客の来店促進のために企画した。担当者は「百貨店品質の生鮮食品を買い求めやすくし、お客様が食卓を特別な食材で彩れるように、という思いも込めた」と語る。
昨年9月の1回目は、売上げと客数は前年比で2桁増を記録した。2回目も開催日前後との合算で前年を越えた。3回目となる今回は、反響の大きかった精肉各社全品を20%オフとし、半期に一度の企画に新風を取り込んだ。
新企画が奏功し、精肉売場は売上げが前年比40%増、客数同20%増、客単価同13%増と好調だった。中でも「常陸牛」を特別価格で販売した「ミート ミ―ト ミー」は、売上げが67%増と高伸した。
同日、同にある和洋酒売場で稀少ウイスキーの特別販売会を行い、フロア全体で集客増に取り組んだ。フロア全体の売上げは前年比5%増と成果を上げた。告知や訴求も早くから行い、店頭やSNS、折込チラシを通じて実施。当日はインスタグラムでもストーリーズにアップした。既存顧客の売上げは前年比7%増となり、一定の効果がみられた。
次回は27年3月末に実施を予定する。担当者は「当社の大きな施策の1つに成長しており、生鮮売場だけではなく地下2階生鮮食品売場全体の集客に寄与しているが、翌月に食品消費減税実施が控えているため、消費動向を見つつ判断していく」と語る。今回は精肉各社全品を20%オフとしたため、精肉の売上増が目立った。「その他のカテゴリーは中盤以降の売上げの伸び悩みが見られたため、次回以降の施策を検討している」(同)。