2026年06月18日

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3カ月連続で全社増収、海外客は高額品が伸長


大手百貨店4社の5月売上高は、阪急阪神百貨店が15.1%増、高島屋が10.2%増、三越伊勢丹が8.0%増、大丸松坂屋百貨店が1.1%増と3カ月連続で全社増収となった。免税売上げは、高島屋が20.1%増、大丸松坂屋百貨店が8.3%増と、どちらも増収だった。

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高島屋(国内百貨店子会社含む)の売上高前年比は10.2%増で、店頭に限ると12.0%増だった。免税売上高は20.1%増、免税を除いた店頭売上高は10.8%増だった。国内客は、気温の上昇に伴い、夏物衣料・雑貨に動きがみられたことや、食品催事が堅調に推移したことで、前年を上回った。インバウンド客は、ラグジュアリーブランドを中心とする高額品が伸長し、全体を押し上げた。

店舗別では、京都(24.9%増)、横浜(14.2%増)、日本橋(13.0%増)、大宮(12.7%増)、大阪(11.9%増)、新宿(10.7%増)、泉北(10.2%増)、玉川(8.5%増)、柏(7.3%増)、岡山(5.4%増)、高崎(5.1%増)と全店舗が増収だった。主要5品目は、身の回り品(25.1%増)、雑貨(9.9%増)、衣料品(4.6%増)がプラス、食品(0.7%減)、家庭用品(1.2%減)がマイナスだった。

三越伊勢丹(国内グループ百貨店含む)の売上高前年比は8.0%増で5カ月連続で増収となった。三越伊勢丹計が9.7%増、地域百貨店計が4.4%増と好調を継続した。

国内客の売上高は、既存・新規客を問わず、宝飾時計などの高額品を中心に、高感度上質消費の堅調さが継続した。気温上昇に伴い、本格的に夏物も稼働した。5月20日に一部オープンした、19年ぶりの伊勢丹新宿本店の洋菓子リモデルが集客に寄与した。

海外客の売上高は、客単価の向上がけん引し、首都圏、地域ともに大幅伸長し、全国計で17.8%増だった。アプリ会員の獲得や来訪元の多様化も進んだ。

店舗別では、仙台(12.2%増)、新宿(11.5%増)、岩田屋(9.9%増)、日本橋(8.9%増)、銀座(8.3%増)、浦和(7.0%増)、広島(5.7%増)、静岡(4.5%増)、新潟(3.7%増)、函館(1.7%増)、高松(0.1%増)、札幌(0.1%増)、立川(0.0%)が前年を上回った。

大丸松坂屋百貨店(関係百貨店を除く)の売上高は、前年比0.0%だった。休日日数が前年比2日増だったことに加え、外商売上げ、免税売上げともに前年を上回ったものの、梅田店の売場面積縮小によるマイナス影響のほか、前年の万博会場売上げの反動減などが影響した。関係百貨店を含めた百貨店事業合計は1.1%増とプラスだった。免税売上高は8.3%増、客数は19.5%減、客単価は34.5%増となった。国内売上高は1.2%減だった。店舗別では、博多(19.0%増)、心斎橋(13.0%増)、神戸(11.2%増)、静岡(10.6%増)、京都(10.0%増)、札幌(9.8%増)、東京(6.5%増)、須磨(4.7%増)、名古屋(4.5%増)、下関(4.1%増)、高槻(2.5%増)、上野(0.4%増)がプラスだった。

主要5品目は、雑貨(7.2%増)、衣料品(5.8%増)がプラスとなり、食品(0.7%減)、家庭用品(4.3%減)、身の回り品(25.6%減)がマイナスだった。品目別では、婦人服・洋品(7.6%増)は、梅田店の大型改装に伴う売場面積縮小の影響があったものの、ラグジュアリーブランドが大きく売上げを伸ばしたことなどから、前年を上回った。紳士服・洋品(5.6%減)は、シャツなどの夏物衣料が動いたものの、梅田店の大型改装に伴う売場面積縮小によるマイナス影響が大きかったことなどから、前年を下回った。

身の回り品は、訪日外国人客数の減少によりアクセサリーが不振だったことなどから、全体で前年を大きく下回った。雑貨は、外商売上げの好調により美術・宝飾品が高伸し、化粧品も売上げを伸ばした。食品は、物産展が好調だったものの、梅田店の大型改装に伴う売場面積縮小の影響が大きく、全体ではマイナスとなった。

阪急阪神百貨店の売上高前年比は、15店舗のうち10店舗がプラスで、全店計は15.1%増だった。阪急本店は17.0%増、阪神梅田本店は26.0%増だった。支店は高槻阪急スクエア(12.1%増)、博多阪急(12.0%増)、神戸阪急(10.9%増)、川西阪急スクエア(8.0%増)、西宮阪急(6.5%増)、阪急メンズ東京(5.3%増)、宝塚阪急(5.3%増)、阪神・御影(2.2%増)がプラスだった。

主要5品目は、身の回り品(19.3%増)、雑貨(21.2%増)、衣料品(12.1%増)、食品(6.0%増)、家庭用品(14.0%増)と全てプラスだった。

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