2024年05月07日

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使うほどに愛着がわく日常使いできる作家もの「陶芸作家3人展」

暮らしを楽しむアイデアを発信するリビング売場の「暦2(こよみごよみ)」。季節を感じるアイテムや伝統工芸品、新進気鋭のクリエイターの作品などを週替わりで紹介しています。
会期:10月12日(水)~18日(火)
営業時間:午前10時~午後7時(最終日は午後5時まで)
場所:大丸京都店4階 リビング売場「暦2(こよみごよみ)」

  • 青木良太

前衛的なスタイルで多彩な作品を生み出し続ける、誰よりも陶芸を愛する美濃焼の作家です。
岐阜県土岐市のスタジオで制作を行う。
年間約1万5000種類の釉薬の研究を通じて、金、銀、プラチナ等、陶芸では通常扱うことのない素材を使用し、誰も見たことのない美しい作品を生み出し続けている。
国内外で年間開催される多数の個展を中心に現代美術のアートフェアにも参加し、他分野とのコラボレーションも行うなど、陶芸の魅力を世界に伝えている。
陶芸家を志す学生や若手陶芸家を集めた交流イベント『夏のイケヤン★』等、陶芸界の活性化となる様々な活動やアプローチを積極的に行っている。

・1978年富山県生まれ。
・2002年、テーブルウェアフェスティバル最優秀賞・東京都知事賞、朝日現代クラフト展奨励賞。
・2003年、高岡クラフト展銀賞。
・2004年、Sidney Myer Fund International Ceramics Award(オーストラリア)銀賞。
・2005年、高岡クラフト展グランプリ、International Triennial of Silicate Arts(ハンガリー)銀賞、テーブルウェアフェスティバル優秀賞、国際陶磁器展美濃銅賞、Lifestylist of the Year 2005。
・2006年、テーブルウェアフェスティバルグランプリ。
・2007年、4th World Ceramic Biennale 2007 Korea(韓国)銀賞。
・2008年、台湾国際陶芸ビエンナーレ特別賞。

  • 山口 祥治

Designer & Creator /デザイナー・クリエーター
エキゾティックな西洋を感じさせる器と独創的なデザインの作風はスリップウエアと呼ばれているいわゆる一珍技法が特徴。

化粧土の調合を独自にアレンジして道具にも工夫を凝らして複雑なラインでの表現が西洋風。そのエッセンスはイタリア留学で学び、感じて習得したもの。
・1963年 長崎県波佐見町生まれ。
・1984年 京都嵯峨美術短期大学 日本画科卒業後、実家の窯元で修業。
・1992年 九州・山口展にてテレビ山口賞受賞 日清めん鉢大賞入選 九州クラフト展入選。
・1995年 PAKにてPAK推薦賞受賞。
・1997年 イタリアに留学。
・2002年 独立。

  • 長田 貢一

ガラス釉を使い自然を表現した食器を製作しています。
また、押葉の技法を用いて花器を製作しており、大胆なデザインのインテリアにもお使い頂ける花器も好評です。


・1976年 神奈川県横浜市生まれ。
・1995年~1999年 栃木県 南山焼き 浦東九安、直美氏に師事。
住み込みで弟子入りし、陶芸家にとって基礎の技術である、轆轤、板づくり、紐づくり成形等を学ぶ。
・1999年~2004年 栃木県 つがの焼 川原井与一郎氏に師事。
更に作陶の技術を極めるべく、浦東九安氏の師匠である川原井氏に弟子入り、轆轤の修練を積む。
・2013年~ 広島県 東広島市にて藤乃井焼 ちふる窯を開窯。
・2020年~ 岐阜県可児市に藤乃井焼 ちふる窯を移築。