壬寅(みずのえとら)の初売りは、大賀(たいが、「大いに喜び祝う」を意味する)の結果なり――。東京都と大阪府の主要百貨店の初売りは、コロナ禍の大打撃を受けた前年の数字を大幅に上回った。伸長率は売上げが2~6割、客数が3~7割。「ビフォー・コロナ」の2020年と比較すればマイナスで、ここにきてオミクロン株が猛威を振るうなど2022年の商戦の見通しは不透明だが、ま・・・
壬寅(みずのえとら)の初売りは、大賀(たいが、「大いに喜び祝う」を意味する)の結果なり――。東京都と大阪府の主要百貨店の初売りは、コロナ禍の大打撃を受けた前年の数字を大幅に上回った。伸長率は売上げが2~6割、客数が3~7割。「ビフォー・コロナ」の2020年と比較すればマイナスで、ここにきてオミクロン株が猛威を振るうなど2022年の商戦の見通しは不透明だが、ま・・・
三越伊勢丹が手掛ける、不要品の買い取りおよび引き取りサービス「アイムグリーン」を支えるのが、バリュエンスジャパンだ。客が持ち込んだ不要品の価値を見極める鑑定士を派遣する。同社は買い取り専門店の「なんぼや」や「ブランド コンシェル」を大丸松坂屋百貨店、近鉄百貨店、ながの東急百貨店、うすい百貨店らに構えるなど、他にも百貨店業界との接点は多い。近年は特にSDGsの・・・
高島屋は6日、バレンタインデー商戦「アムール・デュ・ショコラ」で販売するチョコレートを報道陣に発表した。「チョコレートでHAPPYに!」をテーマに、日本初の「ルナ・クレアシオン パリ」や「イヴァン・シュヴァリエ」、「ショコラティーヌ ユアン・ドゥブレ」ら100以上のブランドを揃える。「SDGs」や「サステナブル」に対する関心の強まりを受け、バナナのフードロス・・・
2022年の元日を祝うとともに、百貨店業界の発展を祈念し、高島屋の村田善郎社長のインタビューを掲載する。 ※以下、僚誌「ストアーズレポート」2022年1月号の転載です。2022年1月7日まで無料公開中です。 高島屋は数年来、百貨店を根幹に事業のウイングを広げ、成長への土台を強固にしてきた。東神開発を中心とする商業開発業は今や〝稼ぎ頭〟で、・・・
ウィッグ市場に“黒船”の到来だ。関家具は今秋、ウェルネス事業を立ち上げ、その第1弾としてウィッグを発売した。家具やインテリアの販売で培ったノウハウを生かし、デザイン性や品質に優れたウィッグを1万円前後で提供。ウィッグ市場に“夜明け”をもたらす。 ウェルネス事業を手掛けるのは、向山純子東京支店社長室室長だ。向山さんにはウィッグへの強く、深い想いがある。約・・・
アラ商事は来春夏、ネッカチーフやストールの拡販に本腰を入れる。クールビズが定着し、コロナ禍におけるリモートワークも浸透しつつあり、スーツや“ジャケパン”にネクタイを合わせる従来の提案が難しい中、百貨店の売場でのビジュアルプレゼンテーションは、いわゆる「ビズポロ」やTシャツにネッカチーフやストールを合わせたコーディネートに軸足を移す。百貨店の売場では、シャツメ・・・
一気呵成(いっきかせい)だ――。11月末~12月初旬にピークを迎える歳暮商戦で、百貨店業界の各社は品揃えや販売体制などを強化し、前年を超える売上げを目指す。中元や歳暮の市場は長く縮小傾向だったが、コロナ禍による旺盛な「イエナカ消費」、帰省の自粛などが自家需要や贈答需要を促進させ、昨年の歳暮商戦や今年の中元商戦は健闘。特にインターネット通販は好調だった。今年の・・・
そごう・西武は26日、西武池袋本店で2022年の元日に販売する福袋の一部を発表した。コロナ禍で定着した新しいライフスタイルに照準を合わせ、惣菜や弁当、デザート、ワインなどのセットを自宅やオフィスなどに届けてもらえる「デパ地下グルメ ごちそうデリバリー福袋」、いわゆる「ワーケーション」を楽しめる「気軽に八ヶ岳の自然を満喫!森林浴をしながらワーケーション福袋」な・・・
日本百貨店協会は4日、新内閣の発足にともなう声明を発表した。 「岸田総理を首班とする新内閣には、まずもって国民の命と健康を守り生活の安定を図るための、新型コロナウイルスの重症化リスクに対する不安解消を最優先に取り組まれることを期待します。そのためのワクチン接種の更なる普及や治療薬の開発、医療従事者全体による初期段階からの医療提供体制の拡充等、安心・安全・・・
日本環境設計が運営するブランド「ブリング」と組み、衣料品を再生して販売する高島屋は10月6日、店舗やインターネット通販サイトで秋冬企画の取り扱いを始める。デザイナーの相澤陽介氏が手掛ける「ホワイト マウンテニアリング」とコラボレーションしたブルゾンやベストをはじめ、レディスからメンズ、キッズまで約40点を揃えた。6~12日には、14店舗で衣料品を回収。ブラン・・・
高島屋は先ごろ、インターネット通販サイト「高島屋オンラインストア」を約6年ぶりに新装した。閲覧者の約7割がスマートフォンでアクセスするため、その視認性や操作性を向上させるとともに、複数のカテゴリーを横断した生活提案、読むと役立つ知識や買い物のヒントを得られる“ストーリーコンテンツ”、贈答用に使えるメッセージカードのデザインなどを拡充。気に入った商品を友人や家・・・
もはや、右肩下がりではない――。6月下旬~7月上旬にピークを迎える中元商戦。百貨店業界の各社は昨年に続き、インターネット通販サイトへの誘導を含めて店頭のギフトセンターの「3密」を防ぎつつ、購買意欲を喚起する「新常態」だが、総じてムードは明るい。昨年の中元商戦や歳暮商戦では「コロナ禍で帰省できない、気軽に会えないからこそ、ギフトを贈ろう」という人々が増加。外出・・・