2021年11月28日

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キリンビール20年度戦略 主力ブランドに集中

キリンビールは今年度(2020年1~12月)、「一番搾り」、「本麒麟」などの主力ブランドへの集中投資を行い、ビール類で販売数量の3年連続前年比増を狙う。目標の販売数量は昨年の1億3550万箱から0.9%増の1億3670万箱。代表的なブランドである一番搾りは、期間限定商品の展開やテレビCMの投入などによってさらなる新客の獲得を目指す。昨年に前年比で6割増と急成長を遂げた本麒麟は1月のリニューアルなどによって品質を高め、前年比26%増を目標とする。

 

今年は26年のビール類酒税1本化に向けた1回目の酒税改正が10月に行われ、ビールは市場の活性化が期待できる。一番搾りは、2月18日に満開の桜をあしらったデザインの限定缶を発売。ビールを少しだけ楽しみたいという小容量のニーズや、インバウンド向けの土産にも最適な135mlサイズも用意する。3月24日には、通常品よりも高濃度の麦汁を使用した「キリン一番搾り 超芳醇」を期間限定で発売。上品な麦のうまみと飲みやすい味わいを楽しめる。

 

本麒麟のリニューアルは、大麦を増量し、仕込過程で新技術を採用することでコクと飲みごたえを高めた。パッケージは麒麟のエンブレムやロゴを際立たせた。1月中旬から順次切り替えている。