2024年04月27日

パスワード

購読会員記事

そごう・西武、親子で学べるSDGs体験イベント

そごう・西武各店は、夏休みに親子で楽しみながらSDGsについて学べるイベントを開催する

そごう・西武の各店は、夏休みの期間に合わせてSDGsについて学べるイベントやワークショップを開催する。同社は2020年より年間を通してサステナビリティに関するプロモーション「世界を変えていく、私のチョイス」を展開。消費を伴う買い物を通じて、サステナブルにつながるアイデアを提供する。今年は新型コロナウイルスが落ち着き、外出需要の復活が見込まれるのに合わせて、親子で楽しみながら学びにもつながるイベントを実施する。

西武池袋本店が参加するのは、官民一体で地域の子供達に夏休みの学びの場を提供する「としまでまなぶ夏の1日」。自由学園明日館が主催し、豊島区が共催する。今年は「デパートのお仕事を知ろう」をテーマに、そごう・西武のSDGsの取り組みを紹介し、百貨店ならではの仕事を体験できるプログラムを用意。1つ目は「履かなくなったこども靴をアフリカに贈ろう」で、パネルや動画、紙芝居で取り組みを紹介し、子供靴を回収する。2つ目は「心をこめて贈り物を包もう」で、包装紙で菓子を包んでのし紙を掛ける体験ができる。3つ目は「デパートのご案内係を体験しよう」で、子供達が制服を着用して案内業務を行う。いずれも7月30日に自由学園明日館で行う。参加対象は小学生を想定とした子供とその家族で、参加費は無料。

資源をアップサイクルして、オリジナルのものづくりができるワークショップ

そごう横浜店は「親子でアップサイクルアートを作ろう!Vol.2」と題したサマーカレッジを開く。段ボールと新聞紙を再利用して、フラワーベースやフォトフレームを制作。四角、丸、三角のスタンプで模様を付けたり柄を描いたりして、オリジナルのフォトフレームをつくることができる。実施日は8月11日と12日で、各日計5回を同店9階の新都市ホールで行う。対象は5歳以上の子供と同伴者1名で、参加費は1組につき1500円。事前予約が必要となる。

そごう千葉店では「夏休み!チーバくん SDGsコトモノカレッジ」を開催。「未来につなぐ!千葉の海」をテーマにした体験やパネル展示に加え、企業とタッグを組んでSDGsについて学べるワークショップを同店6階の催事場で開く。参加費はすべて無料。

「~ちばの海を楽しく知ろう~ 海のいきものクイズ大会&体験イベント」は、講師に千葉県立中央博物館の研究員を迎えて、千葉の海の魅力や生き物について楽しく学べるクイズ大会と、ダイオウグソクムシなど海の生物や化石標本を見て触って感じることができる体験イベントを行う。実施は8月12日で、クイズ大会は計4回、体験イベントは計2回開く。

百貨店以外の企業とも協力したワークショップで、サステナブルを意識した色々な体験ができる

「親子でスマートフォン分解教室」は、講師に使用済みスマートフォンの資源リサイクル率99.8%を実現しているKDDIのスタッフを招き、同社製スマートフォンの手分解に挑戦。それぞれの部品がどのように再利用されているかを学ぶ。保護者同伴の小学3~6年生が参加対象で、8月8日に計2回実施する。

ガラスの瓶を使用してアート作品がつくれる「ガラスびんでスノードームを作ろう」は、東洋製罐グループが講師を務め、身近な容器のエコについて学べるパネルやゲームも展示する。8月16日と17日の各日計3回、事前予約制で小学生以上が対象。