2020年10月30日

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阪急うめだ、カゴメと協業し「食べるスムージー」開発

2020/10/01 11:38 am

阪急うめだ本店は10月16日、カゴメと協業し「食べるスムージー」をコンセプトにしたスイーツショップ「KAGOME GREENS Catch the Rainbow(グリーンズ キャッチ ザ レインボー)」を、地下1階ツリーテラス(洋菓子売場)にオープンする。初年度2億円の売上げを目指す。

カゴメ株式会社代表取締役社長山口聡、阪急本店フード商品統括部洋菓子商品部DM星野大輔

(左端)カゴメ株式会社代表取締役社長山口聡氏(右端)阪急本店フード商品統括部洋菓子商品部DM星野大輔氏

コンセプトは「いつでもどこでも野菜をおいしく摂れる」。販売するのは「食べるスムージー」で、野菜と果物を濃縮した一口タイプのゼリー。5種類のフレーバーはそれぞれ食感も異なる。常温でも持ち運びできるためどこでも手軽に野菜を摂ることができる。野菜と果実を濃縮し、鮮やかな色合い。素材も普段摂りづらいざくろやケール、アサイーなどを使用し健康や美容をサポートする。またゼリーには香りづけの洋酒や甘味料など無添加なので家族で楽しめる。1袋(6個)で1/2食分60gの野菜が摂れる。60gは日本人が1日に不足しているといわれる野菜の量と同じだ。

味は5種。キウイとバナナのフルーティーな味わいの「ケールグリーン」、マンゴーの甘味で食感がなめらかな「マンゴーアセロラ」、柑橘系がさわやかな「パッションオレンジ」、優しい甘さの「ピーチざくろ」、アサイー入りで濃厚な味わいの「ベリーアサイー」。今後種類は拡大していく。

価格は1種類6個入りが各500円。ケールグリーンが4個、その他が2個ずつ入った12個入りのレインボーパックが1000円、5種類が6個ずつ入った30個入りが2400円。まだギフトも用意する。1500円のギフトは6個入りのパックが3袋詰合せになっている。3000円のギフトは6袋入り。

店頭イメージ

店頭イメージ

店舗はヘルシーとスタイリッシュを表現したマルシェ風のデザイン。5種類のフレーバーを全面に配列し、買い物しやすくする。背面にはカップゼリーの模型を積み上げて店名である虹を表現した。コトスペースも設置。野菜が足りているかどうかを、手のひらをセンサーにかざし数十秒で確認できる「ベジチェック」を設置する。カゴメのテナント店舗の出店は初。同社がすでに販売している飲料のグリーンスムージーを購入しているメイン層は、品質にこだわる40代女性で、リピーターも多い。食べるスムージーも同じ層のターゲットを狙う。

阪急うめだ本店では、2012年秋のリニューアルオープンからオンリーワンブランド戦略を開始。ハッピーターンズ(亀田製菓)やバトンドール(Glico)など、大きな話題をつくることで広域から集客する商圏の拡大を見据えたエンタテインメント型スイーツを展開してきた。「これからは『モノの話題』で買う時代から、モノやブランドへの『価値の共感』で買う時代」(阪急本店フード商品統括部洋菓子商品部DM星野大輔氏)だという。阪急うめだ本店も不特定多数ではない「知的好奇心」を満たすことを目指す顧客を持つことの必要性を感じており、共感顧客を拡大するための「価値共感型スイーツ」の開発を進めた。

今後、中元・歳暮ギフトでの展開や、半年から1年程度でオンライン販売も視野に入れている。