2024年04月12日

パスワード

購読会員記事

23年以降に開業する主な大規模施設(前編)

1月31日に全面開業した「羽田エアポートガーデン」

今年に入り1月から商業施設のオープンが相次いでいる。24年以降も衰えはみられず開業が続く。商業施設の規模もデイリー対応型の小型店舗から店舗面積が6万㎡級の大型SCまである。それも商業施設単体だけでなく、複合型施設も多い。再開発事業などで建設される再開発ビルはオフィス・ホテル・住宅・商業、MICEなどが搭載された大規模複合型の高層ビルが目立つ。JRでは駅ビル建設、JRを含めた鉄道会社では立体交差事業で高架になった跡地に高架下商業施設を開設する動きが目立つ。

ここでは「マールク新さっぽろ」、「フォレストゲート代官山」、「ららテラス HARUMI FLAG」、JR東日本の「大井町駅周辺広町地区開発(仮称)」と「高輪ゲートウェイシティ(仮称)」、ジャパネットの「長崎スタジアムシティ」などの注目施設をクローズアップする。

新さっぽろ駅周辺で大規模複合開発事業が進行している。総敷地面積約5万5700㎡に住宅・ホテル・商業施設・教育施設・医療施設・供用駐車場等を開業して新しい街をつくる「新さっぽろ駅周辺地区G・I街区開発プロジェクト」がそうである。このプロジェクトには大和ハウス工業、大和リースと、医療法人脳神経研究センター新さっぽろ脳神経外科病院、医療法人新札幌整形外科病院、社会医療法人交雄会メディカル公雄会新さっぽろ病院、学校法人札幌学院大学、学校法人滋慶学園札幌看護医療専門学校とのコンソーシアムで進められている。同プロジェクトの街区名称も「MAARUKU SHINSAPPORO(マールク新さっぽろ)」と決まった。

「マールク新さっぽろ」G街区には大学と専門学校が開業した

すでにG街区には「学校法人札幌学院大学」(延床面積約1万2450㎡)、「学校法人滋慶学園札幌看護医療専門学校」(同5900㎡)が2021年4月に開校。札幌学院大学に設置された社会連携センターや図書館、カフェテリアなどは一般開放され、地域住民との交流拠点としても活用されている。

I街区は分譲マンション・ホテル・商業施設・医療施設が集まる

完成途上にあるI街区では、供用駐車場「D-Parking(ディーパーキング)新さっぽろ駅前」が21年4月にオープンしたほか、「医療法人脳神経研究センター新さっぽろ脳神経外科病院」(同約1万2400㎡)、「医療法人新札幌整形外科病院(同約5400㎡)、「社会医療法人交雄会メディカル交雄会新さっぽろ病院」(同約9800㎡)、メディカルビルの「D-スクエア新さっぽろ」(同約1万㎡)の医療施設4棟が22年7~8月にかけて開業した。

今年に入り、分譲マンション「プレミストタワー新さっぽろ」(同約2万4760㎡)が5月に竣工予定のほか、ホテル「ラ・ジェント・スティ新さっぽろ」(同約7970㎡)が7月、大和リースの商業施設「BiVi 新さっぽろ」(同約1万9960㎡)が11月に開業予定。

新さっぽろ駅周辺はJR、地下鉄、バスターミナルなどが集まる一大交通結節点となっており、公共施設や商業・業務機能も集中している。これを踏まえ同開発プロジェクトではJR「新札幌駅」・地下鉄「新さっぽろ駅」の両駅と屋内空中歩廊でつなぎ、季節や天候に左右されない歩行動線を確保した。屋内空中歩廊の中心で、各施設をつなぐ「アクティブリンク」はマールク新さっぽろのシンボルとして、医療施設4棟の開業に合わせて開通した。さらにホテル前には様々なイベントや催しができる広場「アクティブガーデン」が7月に完成予定。

大和リースは地域密着型の「Frespo(フレスポ)」、駅隣接の都市型商業施設の「BiVi(ビビ)」、地域コミュニティの拠点となる「BRANCH(ブランチ)」の3つのブランドで商業施設を展開している。BiVi 新さっぽろは駅隣接の都市型商業施設として“green base for fine days~緑豊かな空間から一人一人へ素敵な日常を~”をコンセプトに、新さっぽろエリアを生活の拠点とする人たちに日常の楽しさを提供する。

HOKKAIDO FOOD MESSEがテーマの1、2階は、“おうちご飯”を充実させる幅広い食材・調味料・惣菜が揃うフードマーケット。緑豊かな2階広場と一体的な空間で、人気店の味が楽しめる店舗やカンター席でこだわりの料理と会話が楽しめる店舗を配置し、ここだけの食体験ができる趣向に。3・4階はライフスタイルを提案するフロアとして豊かな副都心生活を実現する物販・サービス店舗とカフェ・レストランが集積される。

BiVi新さっぽろは地下2階で地下鉄「新さっぽろ駅」と、2階でJR「札幌駅」と直結となり、1階・2階・屋上が立体駐車場と接続される予定。

23年10月下旬開業予定の「Forestgate Daikanyama(フォレストゲート代官山)」は、「MAIN棟」と「TENOHA棟」からなる複合施設で、「暮らす」「働く」「遊ぶ」の異なるシーンがシームレスに融合する「職・住・游 近接の新しいライフスタイル」を目指している。

世界的に有名な建築家・隈研吾氏がデザイン設計を手掛けたMAIN棟は、緑に囲まれた新しい「住・働・游」の拠点として、57戸の賃貸住宅に加え、地下1階~2階を生活を豊かにする商業空間に、3階をシェアオフィスで構成する計画。シェアオフィスは東急不動産が都内を中心に展開する会員制シェアオフィス「Business-Airport Daikanyama(ビジネスエアポート代官山)」が開業予定。昨今の成長分野である「グリーン・サステナブル」や「食」をはじめとした様々な人/ビジネスを育む新しいシェアオフィスを目指すとしている

一方の「TENOHA代官山」と名付けられたTENOHA棟は、カフェとイベントスペースで構成され、サステナブルな生活体験を提供することを主眼に、サーキュラーエコノミー活動を行う事業者や行政と連携し、地域と都市をつなぐ活動拠点となり、様々なステークホルダーと連携してサーキュラーエコノミーを実現する。建物はその活動拠点にふさわしく、東急不動産ホールディングスの保全対象森林、岡山県西粟倉村の間伐材として活用した木造2階建てとなる。

「三井ショッピングパーク ララテラス HARUMI FLAG」の外観イメージ

24年春開業予定の「三井ショッピングパーク ららテラス HARUMI FLAG」(以下ららテラス HARUMI FLAG)は、HARUMI FLAGエリア内にオープンするライフスタイル型商業施設。HARUMI FLAGが開発を進める晴海地区(晴海1丁目~5丁目)は、みなとみらい地区や台場地区並みの広大な面積(106ha)を有している。1931年に埋め立てが完成して以来、埠頭、見本市会場、工場などに土地利用されてきた。近年は隣接する豊洲地区を含めて多様な機能が集積されつつあり、タワーマンションやオフィスの開発も進み、晴海地区の人口は10年間で2.5倍に増加。HARUMI FLAG街びらき後は約3万人に達する模様。

その晴海エリアの晴海5丁目で開発が進むHARUMI FLAGは、東京2020オリンピック・パラリンピックの大会選手村として活用後、約13haの広大な敷地に5632戸の分譲住宅・賃貸住宅と商業施設をあわせて24棟が建設される他、保育施設、介護施設、シェアハウスなどが整備され、人口約1万2000人となる街づくり計画。参画している分譲・賃貸住宅の特定建築者は三菱地所レジデンス、野村不動産、住友不動産など11社、商業施設が三井不動産。

HARUMI FLAGSの敷地配置図

ららテラス HARUMI FLAGとしてオープンする商業施設はHARUMI FLAGの中心に立地し、地上3階・地下1階の延床面積約1万9800㎡、店舗面積約1万100㎡の規模。周辺には所得水準の高い子育て・ファミリー層が多く居住するタワーマンションや大型マンションが約4.5万戸集積している。商業環境では3キロ圏内に銀座、豊洲、有明、台場などに都市型の大型商業施設が数多く存在するが、足元の1キロ圏内においては競合する商業施設がほとんどない状況。

こうした状況を踏まえ、ららガーデン HARUMI FLAGは“新しい街”からはじまる“新しい日常”を創造・提供するライフスタイル型商業施設をコンセプトに、HARUMI FLAG居住者をメインターゲットとして、晴海エリアの生活を支える生活密着型を目指す。

出店店舗は約40店舗。1階にはスーパーマーケット(サミットストア)を核として、生活利便性の高い物販店舗やサービス店舗が配置される他、晴海エリア最大規模の「食」のフロアを展開。また、1階にはJOCによる日本オリンピックミュージアムのサテライトとなる「TEAM JAPAN 2020 VILLAGE」の開設も決まっている。

デイリーセレクトがテーマの2階にはサービス、物販、飲食店舗を誘致。ウェルビーイングがテーマの3階には自分磨きや学びをサポートする専門性の高いスクールや健康、サービス、クリニックなどが配置される予定。

 

■2023年に竣工・開業する商業施設・複合施設■
○ホテルB4Tいわき、エスパルいわき(1月15日開業)

事業主体:JR東日本 所在地:JRいわき駅南口に直結

「いわき駅南口開発」で10階建ての複合ビルが建ち、1~3階が商業施設エスパルいわき(運営:仙台ターミナル)、4~10階が「ホテルB4T(ビーフォーティ)いわき」。エスパルは仙台・郡山・福島・山形に次いで5店舗目。エスパルいわきには12のテナントが出店。ホテル(227室)は予約からチェックイン・チェックアウトまでスイカとスマホで完結できる

○「羽田エアポートガーデン」(1月31日開業)

事業主体:羽田エアポート都市開発 所在地:羽田空港第3ターミナル直結(大田区羽田空港2丁目7)

地上12階建て、延床面積約9万1500㎡の羽田空港第3ターミナル直結の複合施設。施設の中核を担うのがホテルヴィラフォンテーヌのプレミア(160室)とブランド(1557室)の2つのホテルと、約80店舗からなる商業施設(延床面積約7536㎡、1~2階に日本の文化、伝統、技術、味を発信する店舗が4ゾーンで構成)、空港直結の天望天然温泉を備えた温浴施設、約1000人まで収容可能なホールや会議室を備えたベルサール羽田空港、羽田空港と日本各地をむすぶ羽田エアポートガーデンターミナル等

○東京ミッドタウン八重洲(3月10日グランドオープン)

事業主体:八重洲二丁目北地区市街地再開発組合 所在地:中央区八重洲2丁目地内 他

ブルガリホテル東京・オフィス・中央区立城東小学校・商業ゾーン等が入る「八重洲セントラルタワー」(地下4階~地上45階)、認定こども園が入る「八重洲セントラルスクエア」(地下2階~地上7階)で構成されたミクストユース型施設。地下1階~地上3階までが商業ゾーン(店舗面積約5500㎡)で、全57店舗からなる。目玉として2階に「ヤエスパブリック」を開設した

○TOBU icourt/トーブ イコート(3月30日開業)

事業主体:東武鉄道 所在地:埼玉県草加市

東武スカイツリーライン獨協大学前エリアにオープン。食生活提案型スーパー(ヤオコー)と、多様化するライフスタイルのデイリーニーズに対応した全24店舗が出店。延床面積約9166㎡。ピクニックテラス・クォリティマルシェ・ウエルネスリビングの3ゾーンで構成されている

○SHIMINT HIROSHIMA(シミントひろしま)(3月31日開業)

事業主体:NEW HIROSHIMA GATEPARK(代表企業:NTT都市開発) 所在地:広島市中区基町

旧広島市民球場跡地イベント広場にオープンした商業施設(広島初となるPark-PFI事業)。テナントの魅力を最大限に活かし、賑わいを連続させるよう、1階ならびに2階建ての弓なり・点在型店舗を8棟配置した「屋外環境×滞在型」の施設(商業店舗面積約3500㎡)となる。ネコカフェ、イタリアン、お好み焼き、ヨガ・フィットネスなど、レストラン&カフェ8店舗、グッズ&サービス8店舗で構成される

○東急歌舞伎町タワー(4月14日開業)

事業主体:東急㈱・東急レクリエーション 所在地:新宿区歌舞伎町1丁目

東急歌舞伎町タワーは地下5階~地上48階、高さ約225mの超高層ビルに、ホテル・映画館(8スクリーン・752席)・劇場(約900席)・ライブホール(スタンディングで約1500席)等のエンターテインメント施設からなる超高層複合施設。地下1階~地上4階がライブホール/エンターテインメント施設、1~5階がエンターテインメント&レストランとなり、2階に席数1300席のフードホール「新宿カブキhall~歌舞伎横丁」ができる

○AMU WE(アミュ ウィー)(4月14日開業)

事業主体:JR鹿児島シティ 所在地:JR鹿児島中央駅西口に直結

鹿児島中央駅西口に11階建ての「JR鹿児島中央ビル」が完成。AMU WEは同ビルの1~3階部分(16店舗)と、駅にあるビックカメラや飲食店が建ち並ぶ「ぐるめ横丁」と高架下店舗(既存13店舗)を合わせた商業ゾーン(計29店舗)が対象となる。同ビルの1階に山形屋ストア等、駅に直結した2階にはフィットネスやカフェバー等、3階にはクリニック等が入る。4~10階はオフィスフロアとなっている

○三井ショッピングパーク ららぽーと門真・三井アウトレットパーク 大阪門真(4月17日開業)

事業主体:三井不動産 所在地:大阪市門真市松生町

ららぽーと門真とアウトレットパーク 大阪門真の三井不動産初の2業態複合型商業施設。敷地面積約11万6400㎡、延床面積約19万6800㎡、店舗面積約6万6300㎡、店舗数全251店舗。うち153店舗で構成されるららぽーと門真(1階、3階)には多彩な店舗が集積され、黒門市場、スーパー、フードコートなどからなる食の一大ゾーンも形成され、シネコンも登場。一方のアウトレットパーク大阪門真(2階)は閉館したアウトレットパーク大阪鶴見より店舗面積が2.2倍の2万200㎡に、店舗数は約1.5倍の98店舗に拡大になる。施設内外には様々なイベントが展開される広場ができる

○イオンタウン湖西新居(4月22日開業)

事業主体:イオンタウン、和歌山市 所在地:静岡県湖西市新居町

「Arai Garden」をコンセプトに、地域を繋ぐコミュニティ拠点としてくらしをサポートする店舗に。飲食・サービス店舗をはじめ、食品スーパー(マックスバリュ)、ドラッグストア等14の専門店が出店。浜名湖サイクリングにおけるバイシクルピット・自転車の休憩所としての認定を受け、隣接する新居文化公園と往来可能な屋外広場を開設する

○HAB@(ハブアット)(4月25日開業)

事業主体:パルコ 所在地:熊本市中央区手取本町

建物の老朽化等で営業終了した熊本パルコ跡地に新設された「Shinsekai下通GATE」(地下1階~地上11階建て)の地下1階~地上2階の3フロア(延床面積約3425㎡)にオープン。「また、ここで待ち合わせ。」をキーワードに、新しい街の賑わいづくりのハブとなる施設を目指し、熊本県初出店14店舗、新業態6店舗を含む20店舗を集積

○ヨキヒ吉祥寺(4月25日開業)

事業主体:新都市ライフホールディングス 所在地:武蔵野市吉祥寺

地下1階~地上3階建て(延床面積約1500㎡)、「今日は吉曜日」を施設コンセプトに、日常的に当たり前に利用できる商業施設を吉祥寺大正通りにオープンする。6区画に飲食店や美容室、ダンス教室・貸しスタジオが入る

○THE OUTLETS SHONAN HIRATSUKA(ジ アウトレット湘南平塚)(4月28日開業)

事業主体:イオンモール 所在地:神奈川県平塚市大神字一之堰

関東初出店となる地域創生型商業施設のTHE OUTORETSは、ファッション・スポーツ・アウトドア等、全国初出店11店舗・神奈川県初13店舗・地元企業14店舗を含む約150店舗を集積した「アウトレット」、産・官・学等と連携した取り組みによる「地域との出会い」、アウトドア体験や大型LEDビジョン等によって体験の場を提供する「エンターテインメント」の3つの価値を提供する。10の飲食店と約700席を備えたフードコート「FOOD FOREST」も開設。延床面積約6万7000㎡、総賃貸面積約3万3000㎡

○ヨドバシ仙台第1ビル(4月末開業)

事業主体:ヨドバシホールディングス 所在地:仙台駅東口駅前(仙台市宮城野区)

地下1階~地上12階(延床面積約7万6500㎡、店舗面積約2万4780㎡)のビルの低層階にヨドバシカメラの店舗と飲食・物販店舗、高層階にオフィスが入る。2012年3月には地下1階~地上8階の「ヨドバシ仙台第2ビル」(延床面積約3万6118㎡)が竣工している

○阪急西宮ガーデンズ西側土地開発計画(夏頃開業)

事業主体:阪急電鉄・阪急不動産 所在地:兵庫県西宮市高松町

ショッピングモールの阪急西宮ガーデン開業後にゲート館と別館が開設されたが、今回開発されるビルは本館を始めする西宮北口駅南東エリアにおける大規模開発の締めくくりとなるもの。同新ビルは本館西側の阪急今津線沿いに位置し、商業施設・オフィス・賃貸住宅で構成される複合施設となる。地上14階建てで、延床面積約1万8336㎡

○tete 名谷(テテ ミョウダニ)(1期開業23年6月30日、2期開業24年度中)

事業主体:JR西日本アーバン開発(企業連合体代表) 所在地:兵庫県神戸市須磨区

神戸市営地下鉄名谷ビルリニューアル事業で、商業施設のteteは第Ⅰ期で北ゾーン(地上3階建て、延床面積約2362㎡)が新設され、2期開業で現駅ビルの南ゾーン(地上2階建て、延床面積約4691㎡)のリニューアル及び駅舎全体の改修工事を進める。1期開業となる北ゾーンは利便性の高い立地ながら、ゆったりと落ち着いた環境で、「働く・学ぶ・交流する空間」を提供する館を目指す

○なんばパークス サウス(7月1日グランドオープン、3月25日一部開業)

事業主体:南海電気鉄道・大成建設‣関電不動産開発等 所在地:大阪市浪速区難波

「難波中二丁目計画」でなんばパークス南側に開発される新街区。高級ホテル(センタラグランドホテル大阪)・オフィスビル(パークス サウス スクエア)・ライフスタイル型ホテル(ホテル京阪 なんば グランデ)の3施設で構成される。その3施設にわたりSHOPS&RESTAURANTSが開設され、飲食・サービス・物販合わせ13店舗(そのうちレストラン&バーが11店舗)が出店。なんばパークス サウスはなんばパークスと2階の連絡デッキで直結する

○横浜コネクトスクエア(仮称)(1月竣工、7月グランドオープン)

事業主体:MM37タワー 合同会社KRF48 所在地:37街区(横浜市西区みなとみらい3丁目3番)

みなとみらい大通りに面し、オフィス、ホテル(三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア、客室364室)、商業施設等からなる大型複合施設(地下1階~地上28階、延床面積約12万2000㎡)。低層部には賑わいや憩える空間となる店舗や大小様々な広場が整備される。4~18階がオフィスフロア、20~27階がホテル

○Kアリーナプロジェクト(7月竣工)

事業主体:ケン・コーポレーション 所在地:60・61街区(横浜市西区みなとみらい6丁目2番2 他

アリーナ棟・ホテル棟・オフィス棟が建てられ、アリーナ棟(23年9月29日開業予定)には席数2万33席を誇る、世界最大級の音楽アリーナ「Kアリーナ横浜」が、ホテル棟(23年9月24日開業予定)にはインターナショナルブランド「ヒルトン横浜」(客室339室)が、オフィス棟には「Kタワー横浜」(貸床面積約1万5000㎡)が完成する。音楽アリーナの前面にペデストリアンデッキを整備し、歩車分離を図りながら賑わいを創出する広場空間が設けられる。3棟合わせた延床面積は11万8700㎡、アリーナ棟地上9階建て、ホテル棟地下1階~地上26階、高さ約100m、オフィス棟地下1階~地上21階、高さ約100m

○イオンタウン松原(秋開業)

事業主体:イオンタウン 所在地:大阪府松原市

店舗の計画地は大阪市に隣接する松原市南部の新堂4丁目土地区画整理事業地内。スーパーマーケットや食物販店、飲食店、大型スポーツ店、総合衣料店をはじめとした日々の利便性を高める専門店と、本州初出店となる大型ホームセンターで構成される。延床面積約4万7097㎡、店舗約36店舗

○新長崎駅ビル(秋開業)

事業主体:JR長崎シティ 所在地:JR長崎駅東側

22年9月の西九州新幹線開業を国際観光都市長崎の陸の玄関口に転換する契機と捉え新長崎駅ビルを開発。同駅ビルは1~13階建て(延床面積約10万2000㎡)。1~4階・一部5階が商業(営業面積約2万㎡、隣接するアミュプラザ長崎と合わせると4万3300㎡)、5~6階がオフィス(約9000㎡)、7~13階がホテル(長崎マリオットホテル、客室数約200室)。“「BRIDGE」橋を架ける”を商業コンセプトに、「新幹線開通をきっかけに、私たちが未来にかける橋が「まち」「ひと」「文化」「とき」を繋ぎます。」を掲げている

○(仮称)自由が丘二丁目計画(秋開業)

事業主体:イオンモール 所在地:ピーコックストア自由が丘店跡地(目黒区自由が丘)

約52年間に亘り営業を続けてきた「ピーコックストア自由が丘店」を建て替える。“小径のGreen Hill(緑の丘)”を建物コンセプトに、緑豊かな環境と日常を豊かにするショップ、レストラン、スーパーマーケットを展開。敷地面積約3500㎡、地下2階~地上4階建て、延床面積約9500㎡、総賃貸面積約5000㎡。東急大井町線・自由が丘駅から徒歩2分の距離に立地

○イオンモール横浜西口(秋開業)

事業主体:イオンモール 所在地:横浜市西区南幸2丁目

横浜駅西口の「ダイエー横浜西口店」(2019年2月閉店)跡地に開発する複合ビル(延床面積約5万5000㎡)。権田金属工業が商業施設棟(地下1階~地上10階)を、URが住宅棟(地下1階~地上22階、約250戸)を建設。イオンモールは商業施設を賃貸借して運営する。総賃貸面積は約2万㎡。隣接する「横浜ビブレ」と連携体制をとり賑わいを創出する

○高松駅ビル(仮称)(23年下期開業)

事業主体:JR四国 所在地:JR高松駅北側

高松駅ビルは商業棟(地上4階建て)と駐車場棟(地下1階~地上4階建て)からなり、商業棟(延床面積1万40㎡)の1、2階は食品や飲食中心の店舗、3階はサービス店舗が中心、4階には屋上広場が設けられる。店舗数は約70店舗となる

○Viit(ビート)(9月全面開業、3月に第1弾オープン)

事業主体:津田沼七番館 所在地:千葉県船橋市

23年2月末で営業を終了した津田沼パルコB館をリニューアルオープンする。津田沼パルコも10店舗が営業を再開し3月16日から順次オープン。その後も9月までに約30店舗が順次オープンし全40店舗が全面開業となる予定。地下1階~地上6階建て

○(仮称)南船橋駅前商業施設計画(10月開業)

事業主体:三井不動産 所在地:JR南船橋駅前(船橋市若松2丁目)

スーパーマーケット等生活利便性の高い約40店舗と大型屋外広場からなる地域に密着したライフスタイル型商業施設。地上2階建て、延床面積約1万1200㎡、店舗面積約8200㎡。1階にフードコートや生活利便性施設等、2階にフードコートを中心に飲食店やウェルネス関連店舗等。約5000㎡の広場空間ではイベントも展開して集客を担う。「ららぽーとTOKYO⁻BAY」や「ビビット南船橋」とも連携する

○「Forestagate Daikanyama」(フォレストゲート代官山)(10月下旬開業)

事業主体:東急不動産 所在地:渋谷区代官山119番地

東急不動産が代官山駅至近で進める(仮称)代官山町プロジェクト。「職・住・游 近接の新しいライフスタイル」を提案する、2棟からなる複合施設。「MAIN棟」(地下2階~地上10階、延床面積約2万1096㎡)には57戸の賃貸住宅に加え、地下1階~地上2階に商業空間、3階にシェアオフィスが入る。「TENOHA棟」(TENOHA代官山、2階建て、延床面積約198㎡)はカフェとイベントスペースで構成され、サステナブル活動拠点として様々な体験を提供する

○MAARUKU SHINSAPPORO(11月完成)

事業主体:大和ハウス工業等6者のコンソーシアム 所在地:新さっぽろ駅周辺(札幌市厚別区)

マールク新さっぽろ(新さっぽろ駅周辺地区G・I街区開発プロジェクト)は総敷地面積約5万5700㎡に住宅やホテル、商業施設、教育施設、医療施設、供用駐車場で構成される大規模開発事業。21年から順次開業し、23年には1街区に分譲マンション、ホテル、商業施設(BiVi新さっぽろ)が開業する。BiVi新さっぽろは延床面積約1万9960㎡。地下2階で地下鉄新さっぽろ駅に、2階でJR新札幌駅に直結する

 

(塚井明彦)