2024年10月12日

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流山おおたかの森S・C ANNEX2、GREEN PATHが6月30日に同時開業

流山おおたかの森S・C ANNEX2(イメージ)

東神開発は、つくばエクスプレス(以下TX)・東武アーバンパークライン「流山おおたかの森駅」周辺エリアで開発中の「流山おおたかの森S・C ANNEX2」(以下ANNEX2)と流山おおたかの森駅TX高架下施設の「GREEN PATH(グリーン パス)」を6月30日に同時開業する。これにより流山おおたかの森駅周辺エリアで開発を進めてきた「森のタウンセンターとしての商業機能集積事業」が完成し、今後はこれらの商業機能を核とした面開発の拡大化によって街づくりにあたっていく。

4階建てでなるANNEX2(店舗面積約1万580平米)は、近隣に住む人がデイリーに使える食と日用品を充実。加えてファミリーの生活に欠かせない機能を付帯するほか、ウェルネスなどを通じてコミュニティの場を提供する11の専門店がオープンする。キーテナントで「ニトリ」(2・3階)、「角上生鮮市場」(1階)、「Seria」(4階)を導入。このほか2階には「テルル」(携帯電話販売)、「SALON Gaudium」(パティスリーカフェ、今秋オープン予定)、4階に「アフタースクールcommon」(民間学童・小学生向け教育サービス)、「N-Lifeダンススクール」(ダンススクール)、「東京古着」(レディース・メンズ・キッズの古着)、「ネイス体操教室」(体操教室)、「METHOD COMFORT」(衣服雑貨・食品・玩具)が入り、屋上にはフットサルコート(SAL SPORTS PARK)ができる。フットサルに加えテニスも可能な人工芝コート(ショートパイルピッチ)2面を有する施設で、未就学児、小学生向けのサッカー、かけっこ、テニススクールも開校予定。

東神開発では流山おおたかの森駅周辺開発でTX高架下に高架下商業施設「NAGAREYAMA こかげテラス」を開設しているが、今回開業するグリーン パスについてもTXを運営する首都圏新都市鉄道との共同推進により、流山市の街づくり計画で進めているグリーンインフラ整備に沿った、高架下スペースの新しい活用方法となる緑の価値を伝える環境創造事業として開発。多用な植栽空間の中にガラス温室の開放的なインテリアグリーンショップ「Forest」、スペシャリティコーヒー豆を使用し、種が本来もっている味わいを届けるコーヒー専門店「Ano Ano Coffee Drink & Bean」を配し、誰もが気軽に立ち寄ることができ、エリア周辺施設とのハブとなる心地よい空間を提供する。

流山おおたかの森S・C本館

東神開発は、2007年に本体である「流山おおたかの森S・C」を開業して以降、流山おおたかの森駅エリアで周辺開発を進めてきた。2007年11月「TXグランドアベニュー 流山おおたかの森」(13店舗、18年に運営会社取得)、13年3月「NAGAREYAMA おおたかの森GARDENS ハナミズキテラス」(10店舗)、14年3月「流山おおたかの森S・C ANNEX1」(7店舗)、15年4月 「NAGAREYAMA おおたかの森GARDENS こもれびテラス」(4店舗)、18年11月「NAGAREYAMA こかげテラス」(13店舗)、21年3月「流山おおたかの森S・C FLAPS」(30店舗)、 21年11月にオフィス主体の複合ビル「NAGAREYAMA おおたかの森GARDENS アゼリアテラス」を開業。これにANNEX2とグリーン パスを加えると周辺施設だけで9施設となる。