佐賀玉屋、温泉掘削プロジェクトを開始 既存館のリモデルもスタート
新本館の外観イメージ
佐賀玉屋は3月から段階的に、既存館の大規模改装を行うと発表した。同店は2024年に本館の営業を終了し、南館と東別館で営業を継続。本館跡地で百貨店とホテルからなる新本館を28~29年頃に開業する計画を進めている。今回の改装は新本館開業に先駆けて行う、「プレ・リモデル」という位置付けだ。新本館の建設予定地では、温泉掘削プロジェクトも開始した。

温泉掘削地鎮祭の様子
特に注目されるのが、温泉掘削プロジェクトの開始だ。1月7日に新本館の建設予定地で、新たな温泉源の掘削地鎮祭が行われた。ホテルだけでなく、百貨店内空間にも温泉を活用する計画で、「温泉文化を楽しめる街の拠点」を目指す。建設までの期間も、足湯を設置したり大型催事を開催したりといった活用を予定している。
リモデルでは、南館1階に同店独自のセレクトコスメブランド「SUMIHADA(スミハダ)」を立ち上げ、佐賀大学・県と連携して地産コスメを展開する。南館5階には、日本製にこだわったメンズセレクトショップ「HI-FRONT」を開く。
南館地下1階は、4月から食品売場をリニューアルする。新たにグロサリーストアを導入し、店内加工の寿司・惣菜や、その場で味わえるドリンクカウンターを充実させる。東別館には、酒販コーナーを設ける。
佐賀玉屋は、24年より京都の不動産会社「さくら」の支援を受け、百貨店事業の継続と老朽化した本館の建て替えを進めている。