2021年10月21日

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高島屋、再生衣料の秋冬企画を販売

不要な衣料品を回収し、再生して販売する「デパート デ ループ」の秋冬企画を10月6日に発売する

日本環境設計が運営するブランド「ブリング」と組み、衣料品を再生して販売する高島屋は10月6日、店舗やインターネット通販サイトで秋冬企画の取り扱いを始める。デザイナーの相澤陽介氏が手掛ける「ホワイト マウンテニアリング」とコラボレーションしたブルゾンやベストをはじめ、レディスからメンズ、キッズまで約40点を揃えた。6~12日には、14店舗で衣料品を回収。ブランドや素材、高島屋で購入したかどうかなどは問わず、回収した衣料品は再生ポリエステル樹脂の原料などに役立てる。高島屋は「サステナブルな循環型社会の実現を目指すプロジェクト」の一環として「Depart de Loop(デパート デ ループ)」を今年6月に発足。再生した衣料品の販売は2季目となる。

ホワイト マウンテニアリングとのコラボでは、衣料品を作る際に発生する糸くずや古着などが原料で、何度でも再生できるポリエステル糸「ブリングマテリアル」を使用。メンズのボアブルゾン(8万2500円)やボアベスト(5万2800円)、ロングTシャツ(3万800円)、カーゴパンツ(3万9600円)などを用意した。

「ホワイト マウンテニアリング」のボアブルゾン

メンズは他に「ザ ジジ」のブルゾン(4万9500円)やシャツ(2万9700円)、「タカシマヤ スタイルオーダー サロン」のセットアップスーツ(7万5900円)、「マッキントッシュ フィロソフィー」のコート(6万8200円)、「コムサ・メン」のブルゾン(4万7300円)らをラインナップした。

レディスでは「シーズンスタイルラボ」のニットブルゾン(2万900円)、「マッキントッシュ フィロソフィー」のボアジャケット(3万9600円)などを、キッズでは「クリーン」のブルゾン(2万4200円)、「ヒロミシスル」のブルゾン(同)などを展開する。

再生衣料の販売と並行して、高島屋の日本橋店、新宿店、玉川店、立川店、横浜店、大宮店、柏店、高崎高島屋、大阪店、堺店、泉北店、京都店、岐阜店、岡山高島屋では、不要になった衣料品を回収。リユースや寄付、資源へのリサイクルなどに使う。

デパート デ ループは今年6月に始動。春夏企画として約60点を販売し、好評を博した。中でも、久保嘉男氏や西崎暢氏ら旬のクリエイターとコラボしたTシャツの売れ行きが良かった。再生衣料の販売という切り口が注目され、多くのメディアに取り上げられた結果、衣料品の回収も「想定以上」(高島屋)。中には、大量の衣料品を詰め込んだスーツケースを引いて店舗を訪れた人もいるという。