2021年10月21日

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東武鉄道、東武動物公園駅に新商業施設 食品スーパーや無印良品が出店

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東武鉄道は東武スカイツリーライン東武動物公園駅西口に、東武ストアと無印良品からなる商業施設を9月16日にオープンする。〝地域の生活者と来街者が交流する「お買い物とまちづくりの活動拠点」″をコンセプトに、足元の宮代町や杉戸町に住まわれる人の利便性向上と、東武動物公園などを訪れる来街者と地域生活者の交流を生み出す商業施設として、地域産品や生鮮食品、生活雑貨などの展開で日常生活を支えつつ、地域に開かれた交流広場やシェアキッチンを設け、移動販売を展開するなどで地域課題解決や地域活性化につながるサービスに取り組む。東武鉄道は環境に配慮し、同商業施設の屋根一面に約1450枚のソーラーパネルを配置して自家発電を行う。これによって同商業施設が年間に使用する電力量の約32%を賄う計画。

移動スーパー「とくし丸」の運行も予定されている

同商業施設(敷地面積約1万6428㎡、延床面積約4899㎡)に出店する「東武ストア 東武動物公園駅前店」は、地域に住む人が毎日使える店として青果、鮮魚、精肉、惣菜、加工食品、日配食品、生活雑貨をはじめとして、店内で調理した出来立ての弁当、総菜、寿司なども提供し、品質・鮮度・品揃え・価格・サービスの充実した売場を実現する。これに加え、交流広場(みんなの広場)でも食を楽しめるようテイクアウトメニューも販売。店舗内にはテナントでインストアベーカリーの「リトルマーメード」と「モスバーガー」も出店。さらに移動スーパー(とくし丸)の運行が予定されている。

もう一方の「無印良品 東武動物公園駅前」(売場面積1990㎡)は隣接する東武ストアと協業して地域活性化に取組む。その役割を担うのが「みんなの台所」のシェアキッチンと「Open MUJI学び舎(まなびや)」と「まちの案内所」などの施設。〝地域となにか生み出す場所″をコンセプトにしたシェアキッチンは飲食店営業・菓子製造の許可申請に必要な設備を備え、飲食店の立ち上げや菓子の製造販売にチャレンジする人を支援したり、地域の農産物も活用した新たな事業を生み出し育てる体制を築く取組みを行う。Open MUJI学び舎が展開するのは誰もが自由に利用できるレンタルスペース。例えばここで子ども向けの絵本の読み聞かせや地元の農家による食育トークイベント、学生による作品展示会など、地域発信の学びや体験を考え表現して人と地域のつながりを深める場づくりをしていく。

宮代町、杉戸町には東武動物公園やコミュニティセンター進修館、宿場町の面影残る街並みが点在している。その各拠点と連携し、この地域ならではの魅力と楽しみ方を案内できる街の情報発信拠点となるのが街の案内所。「TOBUKO to GO」マップを店内に設置し、周辺のスポットや店、活動、イベントなどの情報を紹介していく。その他、無印良品東武動物公園駅前は敷地内に設けられた約1200㎡の芝生広場(みんなの広場)の活用事業を東武鉄道から受託し企画運営を代行する。ここでピクニックや休息のために自由に開放する他、地域の人が自然と集まる場所として、毎日のラジオ体操や日常的なマルシェ、広場を起点とした地域の清掃活動など、生活に根差した定期的な活動を計画。また、ヨガ教室や子どもの見守り、自然学校、大学生による活動・作品発表など、地域の人が主体となって運営・開催するイベントもサポートしていく。