2026年01月08日

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2025年12月 主要百貨店大手6社 売上速報

注)文章は全て百貨店の発表によるもの

高島屋

大阪店 3.4
堺店 24.4
京都店 ※1 7.5
泉北店 ▲1.4
日本橋店 2.6
横浜店 5.7
新宿店 0.4
玉川店 7.6
大宮店 ▲1.4
柏店 ※1 ▲0.7
EC店 10.9
㈱高島屋 各店計 4.3
岡山高島屋 ▲0.8
高崎高島屋 0.0
国内百貨店 計 4.1

※1.京都店の売上高は「洛西店」、柏店の売上高は「タカシマヤ フードメゾン おおたかの森店」を含む。

売上高は前年比4.1%増で、5カ月連続のプラスとなった。免税売上高は11.1%減、免税を除いた店頭売上高は6.0%増だった。国内顧客は気温の低下に伴い、冬物衣料に動きがみられたことや年末にかけて食品が堅調に推移したことで前年を上回った。インバウンド顧客は、中国による「訪日自粛要請」の影響などもあり前年を下回った。

店舗別は、堺(24.4%増)、EC(10.9%増)、玉川(7.6%増)、京都(7.5%増)、横浜(5.7%増)、大阪(3.4%増)、日本橋(2.6%増)、新宿(0.4%増)が前年を上回った。商品別(同社分類)は、特選衣料雑貨、宝飾品、子供情報ホビー、リビング、食品、食堂がプラスだった。

 

大丸松坂屋百貨店

大丸心斎橋店 ▲6.4
大丸梅田店 ▲8.3
大丸東京店 0.5
大丸京都店 ▲6.2
大丸神戸店 4.4
大丸須磨店 11.3
大丸芦屋店 7.9
大丸札幌店 1.7
大丸下関店 ▲5.4
松坂屋名古屋店 3.5
松坂屋上野店 ▲2.4
松坂屋静岡店 2.5
松坂屋高槻店 ▲1.9
店 計 ▲0.8
法人・本社等 ▲5.5
大丸松坂屋百貨店 合計 ▲0.9
博多大丸 ▲12.9
高知大丸 ▲4.7
百貨店事業 合計 ▲1.9

 

売上高は、大丸松坂屋百貨店合計で対前年0.9%減、関係百貨店を含めた百貨店事業合計も同1.9%減だった。外商売上げが好調を持続したものの、休日数が対前年1日減だったことに加え、訪日外国人売上げが前年を大きく下回った。5カ月ぶりにマイナスとなった。

店舗別では、15店舗のうち須磨(11.3%増)、芦屋(7.9%増)、神戸(4.4%増)、名古屋(3.5%増)、静岡(2.5%増)、札幌(1.7%増)、東京(0.5%増)が前年を上回った。梅田は上層フロアの改装に伴う売場閉鎖の影響などにより、対前年マイナスとなった。

大丸松坂屋百貨店合計の免税売上高(速報値)は、客単価が前年比2.7%増と前年を上回ったものの、同16.6%減となり、客数は同18.8%減だった。

大丸松坂屋百貨店の店計売上(法人・本社等の本年・前年実績を除く)は前年比0.8%減、うち国内売上高(免税売上高の本年・前年実績を除く)は同1.7%増となった。大丸松坂屋百貨店合計(既存店)の免税売上高は19年比69.8%増、18年比79.7%増だった。

 

三越伊勢丹

伊勢丹新宿本店 店頭 3.1
三越日本橋本店 店頭 5.8
三越銀座店 ▲3.0
伊勢丹立川店 ▲1.1
伊勢丹浦和店 ▲6.3
三越伊勢丹 計 1.9
札幌丸井三越 ▲5.0
函館丸井今井 ▲8.5
仙台三越 ▲7.0
新潟三越伊勢丹 ▲1.5
静岡伊勢丹 ▲13.3
名古屋三越 ▲7.8
広島三越 ▲14.8
高松三越 ▲8.3
松山三越 ▲14.7
岩田屋三越 ▲2.0
国内グループ百貨店 計 ▲5.2
国内百貨店 計 0.5

売上高前年比は、新宿、日本橋がけん引した三越伊勢丹計は1.9%増と4カ月連続で前年を上回った。国内百貨店計は0.5%減となり、5カ月ぶりに前年を下回った。

シーズン需要もあり、宝飾・時計や装身具が好調に推移した。基幹三店では、ラグジュアリーブランドを中心にコートやセーターなど冬物衣料品やスキンケア・フレグランスも国内顧客に支持された。新宿本店では、後半から展開している次シーズンの春物アイテムへの関心も見られた。

国内顧客は引き続き同社とつながりの深い識別顧客がけん引した。特にMI Wメンバー(エムアイダブルメンバー、エムアイカードと三越伊勢丹アプリの両方を連携させた会員)や三越伊勢丹・カスタマープログラムの上位顧客の売上げが好調だった。海外顧客も、海外外商を中心に“同社と繋がった個客”の 売上げが伸長。海外顧客向けアプリも含めたCRM戦略の効果、必然性が高まっている。

 

松屋

銀座店 ▲10.1
浅草店 ▲20.1
銀座本店(銀座店、浅草店合計) ▲10.8

 

銀座店の売上高は、対前年で約1割減となった。免税売上高は、中国政府による日本への渡航自粛要請も一要因となり、過去最高を記録した前年と比べるとマイナスだった。免税売上高を除く国内顧客の売上高は、婦人衣料品が前年比約8%増と好調に推移し、全体では同約2%と伸長。館全体をけん引した。

 

阪急阪神百貨店

阪急本店 ▲6.7
阪神梅田本店 7.3
支店計 ▲2.9
全店計 ▲3.9

 

気温が比較的高い水準で推移したため、重衣料を中心とする冬物ファッションの動きが鈍化したが、長期連休となる年末年始に向けた商戦は順調で、国内顧客の売上高は前年並みとなった。インバウンドは、中国から関西国際空港への航空便数の大幅減少の影響もあり、中国からの客の売上高は約4割減と苦戦。免税売上高全体としても前年を下回った。阪急本店の大型改装に伴う売場閉鎖の影響も続き、全店計の売上高は前年を下回った。

阪神梅田本店は、3日に人気キャラクターの物販・カフェなどの複合ショップがオープンし、来店客数、売上高ともに好調に推移した。前月にリニューアルオープンした食品売場も好調に推移し、全館の店頭売上高は約1割増と高伸。前年同月に実施した大型催事の反動影響があるものの、全体として前年の売上高を上回った。

阪急本店は、6階の閉鎖など全館の大型改装に伴う売場縮小の影響が継続し、全館の売上高が前年を下回った。気温が下がらず冬物ファッションが全体的に苦戦し、クリスマスギフトも一段と二極化が進み、価格を意識した顧客が多く、中間価格帯の商品の動きが鈍かった。結果、国内顧客の売上高は前年をやや下回った。免税売上高も海外VIP顧客は比較的堅調に推移するも、中国からのツーリスト客の大幅減少による影響が大きく、前年を下回った。

引き続きブライダルニーズが好調なアクセサリーや、鮮度の高いイベントがけん引する4階コンテンポラリーファッションの売上高は、前年を上回った。100万円以上の高額品の売上高も前年を上回り、全体の売上高を下支えした。

 

近鉄百貨店

あべのハルカス近鉄本店単独 0.2
(あべのハルカス近鉄本店Hoop等を含む) 1.2
上本町店 ▲3.3
東大阪店 ▲0.2
奈良店 ▲1.7
橿原店 ▲2.8
生駒店 0.6
和歌山店 ▲3.6
草津店 1.9
四日市店 ▲2.9
名古屋店(近鉄パッセ) ▲31.1
合計 ▲0.9

 

あべのハルカス近鉄本店では、クリスマス・年末商戦が好調に推移し、入店客数、売上高ともに前年を上回った。特に国内顧客売上高は、外商売上げの伸長もあり、前年比3.1%増となった。

商品別では、クリスマスケーキが2桁増と大きく売上げを伸ばしたほか、年末の手土産需要や惣菜関連も好調で、食品が全館の売上げをけん引した。家庭用品も迎春用品が伸長。婦人服は、ジャケットやブルゾンなどライトアウターが人気だった。


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