西武渋谷店、9月末で営業終了
西武渋谷店
そごう・西武は25日、西武渋谷店を今年9月30日で営業終了すると発表した。エリアの再開発について土地建物権利者との合意に至らなかったという。対象は「A館」「B館」「パーキング館」の3館で、ロフトが入る「ロフト館」、無印良品が入る「モヴィーダ館」については継続を予定する。社員は雇用を継続し、社内で配置転換を行う。
同社によると、地権者との間で20年近く再開発の協議を続けてきたが、24年7月にA館、B館、パーキング館の再開発を独自で行う決定を告げられ、賃貸借契約の終了も通知されたという。その後も交渉を続けたが、9月末での営業終了となった。同社は「これまで長年にわたる西武渋谷店のご愛顧に心より感謝申し上げます」とコメントした。

近年は独自性の高いイベントや売場などで集客を図ったが、テナントの撤退なども目立っていた
西武渋谷店は、1968年に開業。80~90年代前半はセゾングループの文化の発信拠点として大きな影響力を持った。1990年(1~12月)には売上高約911億円を記録したが、近年は2021年(21年3月~22年2月)が約264億円、22年(22年3月~23年2月)が約317億円となっていた。
営業終了エリアの売場面積は計3万1888㎡で、うちA館が1万6549㎡、B館が1万3749㎡、パーキング館が1590㎡。社員は本社員は96人、契約社員134人が勤務している。