2025年08月25日

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西武池袋本店 日本最大級のデパ地下にリニューアル 約180店を集積

地下1階スイーツ&ギフトフロアのイメージ

西武池袋本店は9月17日から順次、地下1~2階の食品フロアを改装オープンする。百貨店初の11ショップ、同店初の30ショップを含む約180のショップで構成される。長年支持されてきた店だけでなく、話題の店も多数導入し、「いつ来ても発見がある」「毎日来たくなる」デパ地下を目指す。売場面積は3000㎡。オープン準備のため7階の食品仮売場は8月31日で営業を終了し、食品全売場は9月1日より一時休業する。

リニューアル第1弾は9月17日にオープンする地下1階のスイーツ&ギフト売場。関東初出店の「シェ・シバタ」や人気の「メゾン・ダーニ」など新規10ショップを含む25ショップが誕生する。「ルノートル」といった海外の高級メゾン店も8ショップ揃う。また、「パリバターショコラ」など9ショップが百貨店初出店する。大福の「鶴屋𠮷信」などフロア内の厨房でつくった出来たてのスイーツを提供する店が6ショップあり、東日本一の品揃えとなる和菓子の老舗「たねや」、再オープンするそごう・西武の自主編集菓子売場「卯花墻・味小路」と、多彩な菓子が集まる。

チョコチップクッキー専門店「CC’s Cookie」イメージ

第2弾は9月25日にオープンする地下2階のデリ売場と地下1階のブーランジェリー売場だ。デリ売場にはフロア内と地下3階の厨房でつくった出来たての惣菜や弁当が並ぶ。中国、イタリア、韓国、タイ、ベトナムなど世界7カ国の惣菜をはじめ、洋食の「キッチンABC」といった15ショップの新店も入居する。弁当は10月以降オープンの地下1階の売場も含めて85ブランド、400種類を揃え、百貨店最大級の品揃えとなる。地下1階のコンコース側に焼き菓子店や「メゾンカイザー」などのブーランジェリーが登場する。

地下2階デリフロアイメージ

地下1階は売場面積約60㎡の「BENTOステーション」が10月以降のオープンを控える。定番、ごちそう、健康志向など様々に40ブランド、100種類を展開する。地下2階の北ゾーンも26年1月に、生鮮や酒、新コンテンツを加えた15ショップからなる売場に生まれ変わる。