2022年01月28日

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松屋、コロナを街の絆で乗り越える「銀座もの繋ぎプロジェクト展」

松屋 

繋がりの輪のポーズでプロジェクトをアピール。左上から時計回りに全銀座会代表幹事齋藤充氏、落語家十一代目金原亭馬生氏、銀座丸八社長松澤芳邦氏、木挽町よしや三代目斎藤大地氏、松屋専務古屋毅彦氏。

松屋は1日、8階イベントスクエアにおいて「銀座もの繋ぎプロジェクト展」を開始した。銀座もの繋ぎプロジェクトとは新型コロナウイルスの影響による苦境を街の絆で乗り越えようと、大正11年創業の老舗和菓子店「木挽町よしや」の3代目斉藤大地氏が今年4月2日から展開しているもの。木挽町よしやの名物どら焼きを、銀座菊廼舎へ、銀座菊廼舎の「冨貴寄」をイタリアンレストラン「ヴォメロ」へと店の商品をリレー形式で贈りSNSで紹介することで、「助け合いの輪」を作ることを目指した。その繋がりは100回目を超え、12月3日には松屋で、「もの繋ぎマップ」や福袋、バレンタインといった今後の活動を発表した。

はじまりはこのSNSへの投稿だ。どら焼きは、銀座菊廼舎の冨貴寄と交換された。その後、もの繋ぎは次々と発展、98回目の交換に松屋が、100回目には「ユニクロトウキョウ」が参加している。

100社の品物と銀座にまつわるメッセージなどを紹介

松屋で6日まで開催している銀座もの繋ぎプロジェクト展では、繋がった100社の品物と銀座にまつわるメッセージなどを紹介。一部展示には「GINZA回遊カード」を用意し、対象の店舗でカードを提示すると特別なサービスが受けられる。また来場者にはプロジェクトに参加した全店舗が掲載された地図を進呈し、銀座の街を回遊してもらう仕掛けだ。

プロジェクトの発起人である「木挽町よしやの斉藤大地氏

このプロジェクトを一人で始めた斉藤大地氏は「コロナの影響でお店や会社の経営が大変だという話を毎日耳にするようになりました。こんな時こそ銀座の街のお役に立てないかと考え、お店同士の品物を物々交換で繋ぎSNSで紹介し、コロナが収束したらそのお店に足を運んで貰うキッカケとなる『もの繋ぎプロジェクト』を考案しました。この度の展覧会は100回目を記念し、101回目からの新たなスタートを切ると共に、さらに銀座の店舗や街の取り組みを知って頂けるキッカケとなれば幸いです。一刻も早いコロナ終息を願って」とコメントした。

プロジェクトは銀座並木通りのホテル「ハイアット セントリック 銀座 東京」で「銀座もの繋ぎプレゼントツリー」を展示するなど更なる広がりを見せている。今後、1月2日、3日の松屋の初売りで「招福袋 銀座の街から応援福袋」を販売。さらに2月にはバレンタインフェアで「銀ぶらパスポート(仮称)」、3月には「銀座もの繋ぎマーケット(仮称)」を予定している。