2026年03月06日

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2026年2月 主要百貨店大手6社 売上速報

注)文章は全て百貨店の発表によるもの

高島屋

大阪店 ▲0.4
京都店 ※1 3.5
泉北店 3.5
日本橋店 7.0
横浜店 4.0
新宿店 1.7
玉川店 ▲4.8
大宮店 5.9
柏店 ※1 ▲4.9
EC店 10.4
㈱高島屋 各店 計 0.7
㈱高島屋 各店 既存店 計 ※2 2.1
岡山高島屋 1.1
高崎高島屋 4.8
国内百貨店 計 0.8
国内百貨店 既存店 計 ※2
2.1

※1.京都店の売上高は「洛西店」、柏店の売上高は「タカシマヤ フードメゾン おおたかの森店」を含む。※2.今年1月7日に営業を終了した「堺店」の本年・前年実績を控除している。

売上高は前年比0.8%増で、7カ月連続のプラスとなった。免税売上高は13.0%減、免税を除いた店頭売上高は3.2%増だった。国内客は、バレンタイン催事「アムール・デュ・ショコラ」が堅調に推移したことや、中旬以降、春物衣料・雑貨に動きがみられたことで、前年を上回った。インバウンド客は、中国による「訪日自粛要請」の影響などもあり前年を下回った。

店舗別は、EC(10.4%増)、日本橋(7.0%増)、大宮(5.9%増)、高崎(4.8%増)、横浜(4.0%増)、京都(3.5%増)、泉北(3.5%増)、新宿(1.7%増)、岡山(1.1%増)が前年を上回った。商品別(同社分類)は、特選衣料雑貨、宝飾品、呉服、子供情報ホビー、美術、食堂がプラスだった。

 

大丸松坂屋百貨店

大丸心斎橋店 ▲8.2
大丸梅田店 ▲14.4
大丸東京店 ▲0.3
大丸京都店 1.4
大丸神戸店 8.0
大丸須磨店 2.6
大丸芦屋店 ▲7.5
大丸札幌店 1.7
大丸下関店 ▲6.9
松坂屋名古屋店 7.8
松坂屋上野店 ▲4.6
松坂屋静岡店 4.7
松坂屋高槻店 5.0
店 計 0.1
法人・本社等 2.6
大丸松坂屋百貨店 合計 0.3
博多大丸 ▲2.7
高知大丸 ▲4.8
百貨店事業 合計 0.0

 

売上高は、大丸松坂屋百貨店合計が前年比0.3%増、関係百貨店を含めた百貨店事業合計が0.0%だった。外商売上げが引き続き好調を持続し、気温の上昇に伴い春物衣料品に動きがみられ、国内売上げが好調だった。しかし、訪日外国人売上げが前年を大きく下回り、梅田店が大型改装により売場面積を縮小していることがマイナス要因となった。

店舗別では、15店舗のうち神戸(8.0%増)、名古屋(7.8%増)、高槻(5.0%増)、静岡(4.7%増)、須磨(2.6%増)、札幌(1.7%増)、京都(1.4%増)が前年を上回った。神戸は外商売上げと免税売上げが、京都と名古屋は、外商売上げが好調だった。

大丸松坂屋百貨店合計の免税売上高(速報値)は、16.2%減となった。客単価が15.5%増と前年を大幅に上回ったものの、客数が27.4%減と大きく下回った。

大丸松坂屋百貨店の店計売上(法人・本社等の本年・前年実績を除く)は0.1%増、うち国内売上高(免税売上高の本年・前年実績を除く)は4.4%増となった。

 

三越伊勢丹

伊勢丹新宿本店 店頭 17.4
三越日本橋本店 店頭 4.4
三越銀座店 0.0
伊勢丹立川店 ▲4.0
伊勢丹浦和店 ▲6.1
三越伊勢丹 計 9.5
札幌丸井三越 ▲5.1
函館丸井今井 ▲2.7
仙台三越 ▲0.2
新潟三越伊勢丹 7.8
静岡伊勢丹 ▲0.6
名古屋三越 ▲5.0
広島三越 ▲8.6
高松三越 0.5
松山三越 ▲3.2
岩田屋三越 3.2
国内グループ百貨店 計 ▲0.3
国内百貨店 計 6.3

国内百貨店計は、お得意様招待会「丹青会」(26年は2月6~8日、25年は1月31日~2月2日開催)と、春節中国休暇期間(26年は2月15~23日、25年は1月28日~2月4日)が月ずれした中でも、6.3%増と前年を上回った。三越伊勢丹計も9.5%増で、1月に続き好調を継続した。

国内識別顧客の売上高は、前年比で2桁伸長を継続した。伊勢丹新宿本店で開催した丹青会は、初日の売上高が50億円を超え、同社史上最高の単日売上げを更新した。人とデジタルの力による利用拡大・生涯顧客化の取り組みが、マクロ経済環境による追い風を最大化させた。

海外客は、海外顧客向けアプリや海外外商といった同社のCRMの効果もあり、中国本土や香港の渡航自粛の影響をその他の地域客が大きく伸長したことでカバーし、通期計画達成に向けて順調に進捗している。

松屋

銀座店 3.1
浅草店 ▲4.7
銀座本店(銀座店、浅草店合計) 2.7

 

銀座店の売上高は、前年比で約3%増となった。免税売上高は、中国政府による日本への渡航自粛要請が要因となり、中国からの客が減少した。15~23日の春節(25年は1月28日~2月4日)の売上高も約41%減(客数は約25%減)となるなど、全体では約20%減となった。一方で、台湾・韓国・タイをはじめとした他の国からの客は、円安の影響も受け、売上げを堅調に伸ばして下支えした。免税を除く国内客の売上高は、ラグジュアリーブランドや宝飾などが好調に推移し、約24%増となった。

 

阪急阪神百貨店

阪急本店 ▲4.2
阪神梅田本店 26.4
支店計 ▲1.0
全店計 ▲0.2

 

国内客の売上高は前年を上回り好調だったが、阪急本店の大型改装に伴う売場閉鎖や、航空便数減少に伴う中国からの客の免税売上高の大幅な減少といったマイナス要因が影響し、全体の売上高は前年を下回った。一方、各店ともバレンタインをはじめとする食品の売上げが堅調に推移し、郊外店の合計売上高は前年を上回った。

インバウンドは、中国以外からの客の免税売上高は約3割増と前年を大きく上回ったが、中国からの客の売上高が前年の約6割減と厳しい状況が継続し、免税売上高全体としては約2割減となった。

阪神梅田本店は、前年の改装効果に加え、大型催事の再開などによる来店客数増も後押しとなり、ファッション・ライフスタイルカテゴリーは約3割増と引き続き高伸した。食品の売上高も前年を上回り、全体の売上高も約3割増と大きく上回った。

阪急本店は、国内客の売上高は前年を上回り、2月として過去最高を更新したが、6階の閉鎖など全館の大型改装に伴う売場縮小や免税売上高の減少などの影響が大きく、店舗全体の売上高としては前年を下回った。

2月に入り不安定な気温が続いたが、ライトアウターなど春物ファッションに動きがみられ、4階コンテンポラリーファッションでは、鮮度の高いイベントも嵩上げとなり、約3割増と高伸した。ブライダルニーズが継続し、一部ブランドの価格改定前の駆け込み需要も加わり、アクセサリーの売上高も約3割増と高い伸びを示した。100万円以上の高額品の売上高は約1割増と好調で、全体の売上高を引き続き下支えした。

食品フロアや各階イベントスペースなどを活用し、全館でバレンタインキャンペーンを展開したが、メイン会場の9階が改装の仮設売場として使用されて面積が大幅縮小となり、期間全体として前年の売上高には届かなかった。強化したECや食品フロア、各階のイベントは2桁伸長し、各フロアへの回遊にも寄与した。

近鉄百貨店

あべのハルカス近鉄本店単独 ▲4.4
(あべのハルカス近鉄本店Hoop等を含む) ▲3.2
上本町店 ▲4.8
東大阪店 5.7
奈良店 0.1
橿原店 2.1
生駒店 0.5
和歌山店 ▲0.8
草津店 2.8
四日市店 0.5
名古屋店(近鉄パッセ) ▲18.6
合計 ▲2.2

 

あべのハルカス近鉄本店は、「バレンタイン ショコラコレクション」が前年を上回り、過去最高売上げを更新するなど活況を呈し、国内客売上高は3.2%増となった。食品部門は、同店開業以来の規模となる惣菜売場の改装工事による影響が一部出始めたものの、菓子の好調がけん引し、食品全体で2.2%増となった。

婦人ファッションは、ジレ、ブラウスを中心に春物衣料が堅調だった。外商売上げは、店内で開催した上位顧客限定イベントの開催などにより、ラグジュアリーブランドを中心に引き続き好調に推移した。


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