J.フロントリテイリング、神戸旧居留地25番館を取得
大丸神戸店は1987年から、周辺エリアの活性化に取り組んできた
J.フロント リテイリングは16日、子会社のJ.フロント都市開発が「神戸旧居留地25番館」を取得すると発表した。同日、アクティビア・プロパティーズ投資法人と契約を締結した。同物件は商業施設とホテルから構成される大規模複合施設で、大丸神戸店から徒歩5分の距離にある。敷地面積は約3013㎡、延床面積は約2万7010㎡。物件取得を通じて、神戸旧居留地エリアにおけるまちづくりを推進する。
同社グループは「くらしの『あたらしい幸せ』を発明する。」をグループビジョンに掲げ、今中期経営計画で「感動共創」「地域共栄」「環境共生」の3つの価値を提供する「価値共創リテーラーグループ」を目指している。地域共栄については、札幌、東京、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡の7都市を重点エリアと定める。
神戸エリアは、1987年に大丸神戸店が周辺店舗開発を開始したことをきっかけに、旧居留地を中心とした活性化に取り組んできた。回遊性の向上や体験価値の充実を通じて、エリアの魅力をさらに高める可能性があると考える。
同物件は、ホテル「オリエンタルホテル神戸」と7店舗が入る商業施設が一体となった複合施設。ショッピング、飲食、宿泊、婚礼といった多様な用途があり、「訪れる理由」と「滞在する価値」を創出できるポテンシャルがあることから、エリアの重要な拠点と位置付けた。今後は、大丸神戸店をはじめとした百貨店事業との連携を軸に、周辺エリアとの相乗効果の創出に取り組む。