高島屋洛西店、来年8月3日で営業終了
高島屋洛西店は来年8月3日で44年余りの歴史を閉じる
高島屋は来年8月3日で洛西店を閉じる。1982年4月に開いて以降、40年以上に亘り営業してきたが、2002年度(02年3月~03年2月)の約81億円をピークに売上高は減少に転じ、24年度は営業赤字。25年度以降も黒字化の目途は立たず、閉鎖を決めた。今後は隣接する商業施設「ラクセーヌ専門店」内にサテライトショップの出店を計画しており、同じ京都市内の京都高島屋S.C.とも連携しながら、既存顧客の受け皿を整備する。
洛西店の売場面積は8079㎡で、24年度の売上高は47億5700万円だった。高島屋が建物と土地を保有しており、近畿を中心にシニア向け分譲マンションを展開する事業者に売却。跡地はマンションや商業施設の候補地として活用される予定だ。