2026年03月03日

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岩田屋三越、ラシックを拡大し2027年秋にリモデルオープン

現在は地下1階と9階の一部にラシック福岡天神を展開する福岡三越

岩田屋三越は、2027年秋に福岡三越をリモデルオープンすると発表した。福岡三越とラシック福岡天神のリモデルを26年春から順次開始する。専門店ゾーンのラシックは現在、地下1階と9階の一部に入っており、5~9階の5フロアに拡大する。地下2階~4階までの下層階で福岡三越を展開する。三越伊勢丹グループが推進する「お客さまの暮らしを豊かにする、“特別な”百貨店を中核とした小売グループ」の実現を図り、館全体の回遊性を高めたハイブリッド型のモデルを目指す。店舗面積は3万8031㎡、改装工事は段階的に進め、工事着手後も営業を続ける。

岩田屋三越は、「九州、アジアの“高感度上質消費”において岩田屋三越が最も支持され、お客さまの人生・暮らしが豊かになっている」ことを目標とする。三越伊勢丹グループが掲げる「お客さまの暮らしを豊かにする、“特別な”百貨店を中核とした小売グループ」の実現やビジネスモデル「個客業」にも取り組んでいる。

個客業とは店舗・コンテンツの魅力で集客を狙い、三越伊勢丹アプリやエムアイカードで客とつながり、会員限定サービスなどで多様な価値を提案し利用拡大を狙うビジネスモデル。さらに客とのつながりを深めていくことで、生涯顧客化の実現を目指す。今回のリモデルでは、館業から個客業への転換を進めるため、集客プロセスに注力する。

ラシック福岡天神は、主要ターミナル駅の天神の中心地であることから、街の発展の原動力となる若年層やこだわり消費を求める国内外の客へのアプローチを図る。福岡三越は、ウォッチストリートなど強みの売場を再編集し、世界の一流と日本文化を体験できる場を創出する。話題性に富む魅力的な店づくりで集客力を高める方針だ。入居店舗など詳細は後日公表を予定している。