三陽商会のウィメンズブランド「キャストコロン」が躍進を遂げている。2024年度(24年3月~25年2月)の売上高は、既存店の前年比で15%伸長。暑さのせいで全社的に苦戦した秋も売上げが伸び続けた。スタイリング提案やアウターのバリエーションを強化したことで、セット率や客単価が上昇し、実需に合わせたMDカレンダーも追い風となった。今春には同社分類の「チャレンジ領・・・
三陽商会のウィメンズブランド「キャストコロン」が躍進を遂げている。2024年度(24年3月~25年2月)の売上高は、既存店の前年比で15%伸長。暑さのせいで全社的に苦戦した秋も売上げが伸び続けた。スタイリング提案やアウターのバリエーションを強化したことで、セット率や客単価が上昇し、実需に合わせたMDカレンダーも追い風となった。今春には同社分類の「チャレンジ領・・・
三陽商会は先ごろ、新たな中期経営計画(26年2月期~28年2月期)を発表した。長期目標として、10年後に売上高1000億円、営業利益率10%を設定。そこまでの道のりとして、28年2月期は売上高700億円、営業利益50億円を目指す。これまで取り組んできた粗利率の改善や商品力の強化などは継続しつつ、新規自社ブランドの開発、海外展開なども行う考え。 25年2・・・
三陽商会は今夏、盛夏向け商材を拡充する。6~8月の生産数を、前年比12%増に設定。春夏シーズンにおける後半の生産数の比重も5ポイント高める。昨年の盛夏商戦は売上高が前年を超えたものの、目標には未達。その反省を踏まえ、価格帯を広げたり、手薄だったパンツを拡充したりする。 同社は夏の長期化、酷暑化を踏まえ、夏を「初夏・盛夏」(5~7月)と「猛暑」(8~9月・・・
【役員人事】 新職 継続職 旧職 氏名 専務執行役員経理財務統轄本部長 顧問経理財務統轄本部付 世良聡 【人事】 新職 継続職 旧職 氏名 事業統轄本部販売本部札幌営業所長 事業統轄本部販売本部札幌営業所販売・業務支援課長 菅原信一 事業統・・・
<掲載企業> ■資生堂 ■コーセー ■アルビオン ■オンワード ■西川 ■キリンビール ■三陽商会 ■川辺 ■カネボウ化粧品 ■ちふれホールディングス 選択と集中で高収益構造を確立 資生堂 社長CEO 藤原 憲太郎 昨年、日本では大きな自然災害から1年が始まりました。そ・・・
長引く暑さによって百貨店の衣料品は苦戦しているが、そんな中でも好調なのが三陽商会の婦人ブランド「TO BE CHIC(トゥー ビー シック)」だ。特に市場も厳しかった10月も売上高が前年比116%と大きく伸長し、ヒットアイテム「3WAYタフタ ダウンコート」は想定の倍以上売れている。その理由を、事業統轄本部事業本部婦人服ビジネス部トゥー ビー シック企画課の・・・
三陽商会は来春夏シーズン、軽衣料やショート丈コート、高機能なセットアップを充実させる。近年の気候変動を受け、春アウターはショート丈の型数、生産数を拡大。中軽衣料はトレンドの素材やデザイン性を取り入れて魅力を高める。春にニーズが高まるオケージョンやビジネスウエアは、機能性や着心地の良さを追求した。 同社は2024年から季節区分を四季ではなく「五季」と捉え・・・
三陽商会は来春シーズン、紳士服の新ブランド「BAKER STREET(ベイカー・ストリート)」を立ち上げる。ブリティッシュテイストのカジュアルブランドで、現行の「ザ・スコッチハウス」の代替となる。ターゲットはアッパーミドル層(裕福な中間層)の50代をコアと定め、次世代層の30~40代の獲得も目指す。売上げ目標は初年度で年間25億円、3年目で30億円。 ・・・
三陽商会の2024年3~8月期の連結業績は、純損益が4億5700万円の黒字だった。前年より385%減だが、計画値を約1000万円上回っている。繰越品の減少に伴うセール販売値引き幅の圧縮によって、粗利率が改善した。売上高は前年比09%減の279億200万円(計画比4億円減)、営業利益は同165%減の5億9900万円(同1億円増)、経常利益は同138%減の6億7・・・
新職 継続職 旧職 氏名 経営統轄本部経営企画部管理課長 事業統轄本部マーケティング&デジタル戦略本部ウェブビジネス部EC運営第二課長 堀田朋哉 事業統轄本部事業本部ポール・スチュアート、ベイカーストリートビジネス部ザ・スコッチハウス全国店舗運営・本社販売課長 事業統轄本部事業本部コーポレートブランドビジネ・・・
三陽商会の「マッキントッシュ フィロソフィー」は今季、メンズ・ウィメンズともに機能性の高い盛夏向け商材を拡充した。吸水速乾や抗菌防臭、接触冷感、消臭、防シワ、UVカットといった機能を持つ商品を開発。夏でも快適に過ごせるアイテムとして訴求する。ブランド全体の商品生産数も6~8月は大きく増やし、猛暑対策を手厚くする。 百貨店やファッションビルなどのアパレル・・・
三陽商会は今秋冬、中軽衣料の提案を強化する。従来は8~9月からロング丈のコートを店頭に出していたが、今期は単品のトップスやボトムスを拡充。アウターも軽い羽織り物やショート丈のコートを用意し、暖冬に備える。 同社がこうした施策を講じる背景には、昨年の酷暑・暖冬によるコートの不振がある。加藤郁郎取締役副社長執行役員は「長い残暑、暖冬傾向が予想される中、MD・・・