2024年06月20日

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パイプオルガンが甦る。2023年9月2日(土)未来に向けて演奏再開!

演奏再開記念の特別演奏会を開催 日時:2023年9月2日(土) 午前11時40分~午後12時30分/会場:日本橋三越本店 本館1階 中央ホール・本館2階 バルコニー

日本橋三越本店の本館 中央ホール 2階バルコニーに設置されている三越のパイプオルガンが、大規模な修復を経て、2023年9月2日(土)に演奏を再開します。

三越のパイプオルガンは、1930(昭和5)年から90年以上もの長きにわたり、店内に重厚な音色を響かせてきた唯一無二の存在です。この先の100年も演奏を続けていけるよう、2023年2月より老朽化に伴う修復のために演奏を休止しておりました。およそ半年をかけての大規模な修復が完了し、この度、未来に向けて演奏を再開いたします。

演奏再開を記念し、9月2日(土)午前11時40分より特別演奏会を開催。未来を担う日本橋中学校 吹奏楽部(総勢30名)の皆さんとコラボレーションし、甦った三越のパイプオルガンの特別な演奏をおとどけします。

三越のパイプオルガンは、1929(昭和4)年製(アメリカのルドルフ・ウーリッツァー社〈THE RUDOLPH WURLITZER CO.〉製造)のシアタータイプのオルガン(無声映画や商業演劇の伴奏用)で、管楽器や打楽器などの多彩な音色を備え、あらゆるジャンルの曲を豊かな表現で演奏することができるパイプオルガンです。1930(昭和5)年にアメリカから輸入。1935(昭和10)年、関東大震災による本館の改修増築工事が完成した際に、現在の場所に移設しました。

三越の文化の象徴として、90年以上ものあいだ店内に重厚な音色を響かせてきた三越のパイプオルガン。大規模な修復を重ねながら演奏を続けてまいりましたが、老朽化により演奏が困難になっておりました。この先の100年を考え、これからの未来へ引き継いでゆくためにも再び大規模な修理が必要となり、本年2月より演奏を休止。半年以上をかけての修復が完了し、この度、演奏を再開する運びとなりました。
9月2日(土)・9月3日(日)の2日間にわたり、演奏再開を記念した特別演奏会を開催。9月8日(金)からは、毎週金曜日・土曜日・日曜日(各日とも正午・午後3時・午後5時〔各回約15分間〕)の演奏を予定しております。

三越は、2023年に創業350周年を迎えました。1673年 呉服店「越後屋」として創業し、1904年に日本で初めて「デパートメントストア宣言」を発し、百貨店としてその歴史を積み重ね、豊かな生活文化を提案しつづけてまいりました。三越創業350周年を迎え、“伝統を超える革新性”をテーマに、これまでのご愛顧への感謝を込めて、「これからの三越への期待を感じていただく特別な価値」をお届けいたします。新しく生まれ変わった三越のパイプオルガンの演奏もそのひとつ。これからも多くの方に楽しんでいただけるよう、演奏の曲目や演出などにも趣向を凝らし、パイプオルガンにまつわるイベントの開催などを通して、特別な体験価値を提供してまいります。

【三越のパイプオルガン演奏再開記念 特別演奏会】

  • 9月2日(土) 午前11時40分~午後12時30分パイプオルガン演奏:高橋美香子(オルガニスト)吹奏楽と合唱:日本橋中学校 吹奏楽部の皆さま9月2日(土) 午後3時~・午後5時~(各回約15分間)
  • 9月3日(日) 正午~・午後3時~・午後5時~(各回約15分間)パイプオルガン演奏:高橋美香子(オルガニスト)

https://www.mistore.jp/store/nihombashi/shops/other/other_shopnews/pipeorgan.html

■三越のパイプオルガンについて

【三越のパイプオルガンの特徴】

三越のパイプオルガンは、1929(昭和4)年製(アメリカのルドルフ・ウーリッツァー社〈THE RUDOLPH WURLITZER CO.〉製造)のシアタータイプのオルガンです。シアタータイプのオルガンは、クラシック中心の教会用とは異なり、当時アメリカにおいては、無声映画や商業演劇の伴奏用として使用され、優れた娯楽性を持っています。管楽器や打楽器、擬音(鳥のさえずりや汽笛など)まで備えられ、あらゆるジャンルの曲を多彩な音色で演奏することができるパイプオルガンです。電力によって奏する大仕掛けなもので、バルコニーの右と左にあるカーテンに覆われた部屋の中には、852本ものパイプがあり、電力により風を送りこみ、音を奏でます。コンソール(演奏台)には3段・各61鍵の手鍵盤と32鍵の足鍵盤(ペダル)、89個のストップレバー(音を切り替える装置)が備わっています。あらゆる楽器の音色を奏でることが出来るため、一人の奏者により、まるでオーケストラのような表現力で豊かな演奏をおとどけできるのが特徴です。

全体の間口:約8.2m(左右のパイプ室も含めた全体の間口)

コンソール(演奏台):幅154.5cm/奥行84.0cm/高さ126.0

【三越のパイプオルガンの歴史】

1930(昭和 5)年 アメリカから輸入。当初は7階ギャラリーに設置し同年5月に初演奏を公開。

1935(昭和10)年 関東大震災で罹災した本館の建物の改修増築工事が完成した際、パイプオルガンを設置するためにバルコニーを設け、現在の場所に移設。

1936(昭和11)年 当時の演奏は、JOAK(現・NHK)ラジオにより中継され日本全国から大きな反響がよせられる。

1985(昭和60)年 老朽化に伴い最初の大規模修復

1986(昭和61)年 10月に1年がかりの大規模修復が完了し演奏再開

再び美しく荘厳な音色を響かせるようになり、更に、15種類もの新しい音の出る装置も取り付けられ、初めて日本に渡ってきた時以上に豊かで広がりのある演奏がお届けできるようになる。

2007(平成19)年 再び全面オーバーホール

2009(平成21)年 中央区民有形文化財に登録。

2023(令和 5)年 3度目の大規模修復

■三越のパイプオルガンが設置されている本館1階 中央ホール

日本橋三越本店 本館1階 中央ホール

三越のパイプオルガンは、本館1階 中央ホールの2階 バルコニーに設置されています。日本橋三越本店の本館は、「わが国の百貨店の歴史を象徴する」ものとして、2016年5月に国の重要文化財に指定。本館の中央に位置する「中央ホール」は、1935(昭和10)年、本館の改修増築工事の完成時に造られたものです。アール・デコ風の装飾が施された5層吹き抜けの大空間で、ステンドグラスが配された大天井の下に柱や壁・床に大理石を張り詰めた空間が広がっています。2階へ続く大階段の中央には、三越が大切にしている「まごころの精神」を象徴する「天女(まごころ)像」(台座を除く高さ約10.9m・幅約4,4mの木彫、彫刻家・佐藤玄々作(1960(昭和35)年完成)があります。三越のパイプオルガンの演奏をはじめ、趣向を凝らしたイベントを開催し、文化・芸術を発信する拠点として、特別な体験価値を提供する唯一無二の空間です。

  • 三越のパイプオルガンに関する動画を公開

YouTube MITSUKOSHI 三越公式チャンネルでは、三越のパイプオルガンに関する動画を公開しております。

動画:三越のパイプオルガン修復作業に密着

約半年にわたり密着したパイプオルガンの修理作業を紹介しております。

動画:国立歴史民俗博物館 教授 内田順子氏 インタビュー 三越のパイプオルガン

「日本橋三越本店におけるパイプオルガン導入について」の論文を発表された内田順子氏のインタビュー動画。パイプオルガン設置の経緯から過去の演奏の様子、過去の修理について、三越のパイプオルガンの歴史を語っていただいております。

https://youtu.be/9a_mrZ1Ga0A

動画:三越のアーカイブ【三越のパイプオルガン】

三越のパイプオルガンについて、その歴史と特徴をご紹介しております。

https://youtu.be/RxtcwnUGwiA

日本橋三越本店
電話:03-3241-3311 大代表
住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1
営業情報は、ホームページをご覧ください。
https://www.mistore.jp/store/nihombashi.html

2023年三越はおかげさまで創業350周年を迎えました

■三越創業350周年スペシャルサイト

https://www.mitsukoshi.mistore.jp/common/event_calendar/350th/teaser.html