2024年12月10日

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昭和西川、オーダー枕の「Futonto」を子会社化

今回の合併で、これまで以上に人材育成を強化し、顧客への“おもてなし”に磨きを掛ける

昭和西川は5日、Futontoの発行済み株式の100%を取得し、2023年12月20日付で完全子会社化したことを発表した。Futontoは11年7月に設立し、顧客一人一人に合わせたオーダーメイドの枕を中心とした寝具の企画、販売を行ってきた。年商は約25億円で、昭和西川とは長年に亘り取引があった。両社の協力関係により、それぞれの強みを融合し、顧客への良質な睡眠提供に注力する。Futontoの齊藤淨一社長は、昭和西川の取締役副社長も兼任する。

今回の株式取得は経営理念の一致をはじめ、昭和西川の主力商品「MuAtsu」といった羽毛布団と商材がかぶらず、両社の直営店舗含め、相互補完、相乗効果および今後の成長が十分に見込めることが理由。よりスピーディーに高品質な商品を提供していけるという確信のもと、グループ会社として共に事業を展開していくという。

昭和西川は「Futontoは、当社の経営理念『お客様の健康と快眠の促進に貢献をする』と共通の理念を持っておられます。新しい時代に合わせ齊藤社長と一緒に寝具業界の発展のために尽くすことを楽しみにしております」とコメントした。