2024年04月15日

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2023年10月 主要百貨店大手7社 売上速報

注)文章は全て百貨店の発表によるもの

高島屋

大阪店 26.9
堺店 1.1
京都店 ※1 20.4
泉北店 ▲2.0
日本橋店 12.0
横浜店 ※1 1.1
新宿店 1.5
玉川店 7.9
大宮店 ▲6.1
柏店 ※1 ▲2.6
㈱高島屋 各店計 10.0
岡山高島屋 7.2
岐阜高島屋 10.2
高崎高島屋 ▲5.4
㈱高島屋単体および国内百貨店子会社 計 9.5

※1.京都店の売上高は「洛西店」、横浜店の売上高は「タカシマヤ フードメゾン 新横浜店」、柏店の売上高は「タカシマヤ フードメゾン おおたかの森店」を含む。

店頭売上高は前年比9.5%増で、10カ月連続のプラスだった。コロナ禍前の2019年比は33.4%増だが、同年10月の消費増税による買い控えが顕著だった。免税売上高は164.7%増、19年比74.3%増、18年比44.9%増でこちらもコロナ禍前をクリアした。免税を除いた店頭売上高は2.4%増、19年比29.8%増、18年比3.9%増だった。

店舗別では大宮店(6.1%減)、岐阜高島屋(5.4%減)、柏店(2.6%減)、泉北店(2.0%減)を除いた店舗が前年を上回った。伸び率は特に大阪店(26.9%増)が目覚ましく、10カ月連続で2桁増。日本橋店(12.0%増)、京都店(20.4%増)も同じく2桁増を記録した。商品別売上高(同社分類による14店舗ベース)では、紳士服、紳士雑貨、婦人服、婦人雑貨、特選衣料雑貨、宝飾品、呉服、子供情報ホビー、スポーツ、リビング、美術、食料品、サービスが前年を上回った。

 

大丸松坂屋百貨店

大丸心斎橋店 43.8
大丸梅田店 7.8
大丸東京店 17.3
大丸京都店 18.8
大丸神戸店 9.3
大丸須磨店 ▲0.4
大丸芦屋店 1.5
大丸札幌店 18.5
大丸下関店 ▲13.3
松坂屋名古屋店 8.8
松坂屋上野店 5.0
松坂屋静岡店 ▲4.6
松坂屋高槻店 ▲1.6
店 計 14.9
法人・本社等 ▲1.2
大丸松坂屋百貨店 合計 14.3
博多大丸 6.8
高知大丸 ▲0.2
百貨店事業 合計 13.6

※1. 松坂屋豊田店は、2021年9月末日に営業を終了した。

売上高は大丸松坂屋百貨店合計で前年比14.3%増、関係百貨店を含めた百貨店事業合計では13.6%増と共に25カ月連続プラスとなった。平年より気温が高いことが影響して秋冬衣料品の売れ行きは鈍かったが、ラグジュアリーブランドや化粧品、宝飾品が引き続き好調で、インバウンドも高伸長だった。大丸松坂屋百貨店合計の免税売上高は237.8%増、客数は577.2%増、客単価は50.1%減だった。

店舗別では15店舗中10店舗が前年を上回った。東京店(12.7%増)、京都店(18.8%増)、札幌店(18.5%増)は2桁台の伸長率で、中でも心斎橋店はインバウンドが好調。化粧品やラグジュアリーブランドが盛況で、43.8%増を記録した。

大丸松坂屋百貨店の合計売上げ(法人・本社などの本年・過去実績を除く)は14.9%増、コロナ禍前の19年比34.0%増、18年比7.2%増だった。うち国内売上高(免税売上高の本年・過去実績を除く)は5.9%増、19年比33.3%増、18年比5.7%増。大丸松坂屋百貨店合計(既存店)の免税売上高は19年比40.3%増、18年比19.4%増でコロナ禍前を大幅に更新した。

 

三越伊勢丹

伊勢丹新宿本店 店頭 11.8
三越日本橋本店 店頭 8.1
三越銀座店 35.0
伊勢丹立川店 1.3
伊勢丹浦和店 9.5
三越伊勢丹 計 13.5
札幌丸井三越 7.0
函館丸井今井 0.8
仙台三越 ▲2.0
新潟三越伊勢丹 0.8
静岡伊勢丹 ▲7.9
名古屋三越 7.3
広島三越 ▲2.7
高松三越 5.3
松山三越 ▲14.4
岩田屋三越 10.2
国内グループ百貨店 計 5.2
国内百貨店 計 10.3

両本店は引き続き高付加価値商品を中心に売上げを伸ばし、前年比は三越伊勢丹計で13.5%増、国内百貨店計で10.3%増で25カ月連続のプラス。伊勢丹新宿本店は2022年4月以降、19カ月連続でコロナ禍前の18年を上回っている。

伊勢丹新宿本店と三越日本橋本店では、独自イベントや外国展などの催事が奏功し売上げを押し上げた。ラグジュアリーブランドやデザイナーズブランドを中心に、秋物衣料品やハンドバッグ、宝飾などへの関心の高さも継続している。

免税売上高は、ラグジュアリーブランドのハンドバッグや宝飾、時計などの高付加価値商材が好調で、中秋節や国慶節の追い風も吹き、10月単月で過去最高を記録した。

 

そごう・西武

西武池袋本店 0.7
そごう・西武全社(10店)計 ▲1.8

 

売上高は既存店前年比1.8%減と約2年ぶりにマイナスとなった。脱マスクによるメイク需要が高まり化粧品は10%増、婦人雑貨も好調に推移して2.0%増と共に前年クリア。気温上昇など天候与件から衣料品はやや伸び悩み、婦人服は10%減、紳士スポーツは5%減でどちらもマイナスだった。高額商材では高級雑貨呉服が2%増、プレステージブランドは100%で前年を確保した。免税売上高は約165%増、客数は約363%増と共に増加傾向にある。

 

松屋

銀座店 31.5
浅草店 ▲15.0
銀座本店(銀座店、浅草店合計) 28.6

 

銀座店の売上高は前年比31.5%増と前月に引き続き大幅に伸長し、25カ月連続プラス。19年比は約66%増でコロナ禍前を大きく上回った。化粧品は約31%増、ラグジュアリーブランドは約64%増(19年比約185%増)、宝飾は約151%増(19年比約322%増)と銀座店が強みとするカテゴリーは好調に推移した。免税売上高は円安の影響などで19年比約139%増と全館を力強く押し上げた。10月の免税売上高が銀座店全体に占める割合は約40%超。コロナ禍前の平均は25%で、シェアが一段と高まった。

 

阪急阪神百貨店

阪急本店 16.7
阪神梅田本店 4.4
支店計 10.7
全店計 13.2

 

全体で25カ月連続でプラス。秋の天候に恵まれ、来店客数、売上げ共に好調に推移し、全店計は2桁増だった。神戸阪急と高槻阪急は前年から行っている全館改装が完成。地域の客に寄り添うライフスタイルが特徴で、オープン後も順調に推移している。

売上高の2018年比は18%増、インバウンドを除くと11%増で、共にコロナ禍前の水準をクリアした。阪急本店は18年比29%増(インバウンドを除くと16%増)、阪神梅田本店は18年比17%増(インバウンドを除くと18%増)と共に2桁増。免税売上高は5カ月連続で過去最高を更新した。

阪急本店は3カ月連続で過去最高売上高を更新。秋物衣料の需要が高まり、婦人ファッションが2桁増で、インターナショナルファッションやアクセサリー、バッグ、化粧品は2割以上の高伸長だった。カーディガンなどの羽織り物やジャケットなどに合わせるアクセサリーが好調。人気催事の「北海道物産大会」「英国フェア」を連日開催したことで、若年層の来店など多くの客で賑わいをみせた。

近鉄百貨店

あべのハルカス近鉄本店単独 3.2
(あべのハルカス近鉄本店Hoop等を含む) 3.3
上本町店 ▲7.5
東大阪店 ▲8.0
奈良店 ▲1.8
橿原店 0.7
生駒店 ▲1.8
和歌山店 ▲6.9
草津店 ▲4.0
四日市店 ▲1.3
名古屋店(近鉄パッセ) ▲6.7
合計 ▲0.4

 

あべのハルカス近鉄本店は、3.2%増と前年クリア。前月オープンした日本初登場のスイーツブランド「Pekolicious」が連日多くの客で賑わい、目標を大きく上回るペースで動いている。

商品別では、移設リニューアルしたアクセサリーや外商顧客への積極的なアプローチが奏功し、ラグジュアリーや時計、宝飾品などの高額品が盛況だった。オリックスバファローズの「いざ日本一へ!応援セール」は前年を上回り好調に推移している。


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②22年全国百貨店 店舗別=年間別・月別・商品部門別売上高データ

《東京各店(18店)/横浜各店(7店)/名古屋各店(5店)/京都各店(4店)/大阪各店(5店)/神戸各店(2店)/北海道各店(7店)/東北各店(8店)/関東各店(30店)/中部各店(7店)/近畿各店(9店)/中国各店(13店)/四国各店(4店)/九州・沖縄各店(14店)》

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