2024年04月19日

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ルックの「レッセパッセ」、来春夏はワンピースのバリエーション充実

ルックの「レッセパッセ」は24年春夏のコレクションを発表。洗練された華やかなスタイリングを叶えるワンピースを取り揃える

ルックの「レッセパッセ」は来春夏、デザインや素材にこだわったワンピースを充実させる。レースにプリントを施した繊細なデザインや、トレンドのボリュームスリーブを取り入れたシルエット、異素材を組み合わせたタイプなどを揃える。イベントの復活や外出機会の増加により、オンとオフいずれにも着用できるワンピースのニーズは高まっている。顧客の求める“かわいらしさ”や“きれいめ”の要素を、バリエーション豊かに表現したラインナップで訴求する。

フラワー柄のレースプリントのワンピース。手の込んだディテールで、華やかな装いを演出する

24年春夏のコンセプトは「GRACEFUL FEMININE」。フェミニンで上品なレッセパッセならではの世界観を打ち出し、華やかで洗練されたスタイリングを提案する。今回のワンピースの充実について、マーチャンダイザーの澤畑裕介氏(以下、澤畑氏)は「ワンピースはブランドの中でも非常にシェアの高いアイテム。趣向を凝らしてバリエーションを出していく」と狙いを語る。2月には、素材感と細かなディテールにこだわったワンピースが登場する。レースの生地にフラワープリントを施したものや、ニット生地に胸ポケットやベルトを付けたワーク風のデザインをドッキングさせたタイプ、花や葉などを模した繊細なレースのシャツタイプなどを揃える。

3月に登場するトレンチ風のワンピース。すっきりとしたデザインで通勤にもオケージョンにも使える

3月は、増える入卒やオケージョンシーンなど実需に合わせたワンピースを用意。開襟のトレンチ風のタイプから、線描画の花のモチーフを全体にプリントしたタイプ、ボウタイ付きのニットにチェック柄のスカートをドッキングさせたものや、構築的なパフスリーブとマーメイドラインのシルエットデザインのものまで、幅広い種類で展開する。

4月初旬には、初夏に向けた薄手素材のワンピースが登場。肩にケープの付いたリーフプリントのワンピースは、ポリエステル100%で軽やかな着心地を叶える。通気性の良いサッカー生地で仕立てたピンストライプのシャツワンピースは、ギャザー入りのボリュームスリーブで、オリジナリティのあるシルエットをつくり上げた。

4月下旬には、細かなドット柄で涼しげな印象のカシュクールタイプ、バックはシャーリングでフロントはボタンで開閉できるデニム調のタイプ、スリット入りの袖と胸ポケット、ベルト付きの“きちんと感”のあるタイプなど、多様なシーンで着用できるワンピースを取り揃える。

「フルール バイ レッセパッセ」は、デザインと質をワンランクアップさせたクラス感が人気のライン

3シーズン目となる上位ライン「フルール バイ レッセパッセ」は、「ローズマリー」をモチーフにしたワンピース2型とカーディガン1型のアイテムを、2月初旬に投入する。「フルール」はフランス語で「花」を意味し、季節ごとに咲く花を毎シーズンのテーマに設定している。

薄手のブッチャー生地に、ローズマリーの刺繍をランダムに配したワンピースは、細やかな手仕事が感じられる一着。ふんわりとしたフォルムの袖に仕上げ、クラス感を演出する。全体にローズマリーをプリントしたカシュクールタイプのワンピースは、裾をフレアに仕立てて上品さを打ち出す。

フロントがファスナータイプのニットカーディガンは、前面にふんだんにビーズを使用してローズマリーの花びらを表現。葉や束ねたリボンの部分は刺繍でかたどり、クラフト感も味わえる。ホワイト、ピンク、ラベンダーの3色展開で、春らしい季節感も楽しめる羽織りアイテムとして提案する。

ワンピースは2型とも4万円以上、ニットカーディガンは2万円台後半となる。フルール バイ レッセパッセのアイテムは、通常ラインより1.3~1.5倍の価格設定。しかし、プリントや刺繍のディテール、贅沢なビーズ使いなどの高いデザイン性で、「価値を理解していただいているお客様からは『高いとは感じない』との声をいただいている」と、澤畑氏は話す。

レッセパッセは、顧客比率の高いブランドだ。クラスアップした新しいラインの提案は「コアなファン」の獲得につながっている。「(お客様に)レッセパッセに行けば『これがある』との認識をいただいている。しっかり続けていこうと思っている」と、澤畑氏は意欲を示す。

毎シーズン、ブラッシュアップしたフェミニンさを展開するレッセパッセ。日常に華やかさを添えるアイテムの充実で、顧客のニーズに応える。

(中林桂子)