2024年12月07日

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東急プラザ蒲田、開業55周年イベント

55周年を機に制作したロゴ。開業当時のキャンペーンロゴマークをオマージュした

1968年11月開業の「東急プラザ蒲田」は、55周年記念イベントを開く。9月16~18日の「大田のお土産100選」を皮切りに、10月7、8日にはしご酒フェス「蒲田元気大作戦」との55周年のコラボ企画として、かまたえんスペシャルライブ「GENKIDA Y´s」を行う。開業当時のキャンペーンロゴをオマージュした記念ロゴも制作した。

東急プラザ蒲田は、東急不動産の全館ショッピングビルとして「蒲田東急ビル」の名称で誕生。 「銀座に行かなくても、銀座にある商品が蒲田で買える!」をコンセプトに、蒲田エリアにはなかった百貨店機能を備えた店舗構成で展開し、開業初日には約17万人が訪れた。その後、名称が都市型商業施設ブランドである「東急プラザ」となり、55年に亘って蒲田駅前の賑わいを牽引してきた。

蒲田のランドマークとなっているのが、屋上「かまたえん」にある都内唯一の観覧車。1968年に初代の通称「お城観覧車」が設置され、89年に2代目の「グレ太の観覧車 フラワーホイール」にバトンタッチし、今日まで親子三世代に利用されてきた。2014年3月のリニューアルで一時閉店する際には廃止の危機を迎えたものの、存続を望む応援の声が上がり復活。ネーミング公募で寄せられた全2938通の中から地域に幸せを届ける願いを込めて「幸せの観覧車」と決まった。

こうした経過を踏まえて制作した55周年記念ロゴは、開業当時のキャンペーンロゴマークをオマージュ。初心を忘れずに、これからも人々の生活に彩りを与え続けたいという思いをカラフルな放射で表現した。

「大田のお土産100選」ではお酒のオリジナルラベルを作成するワークショップを開催(イメージ)

7階のイベントスペースで55周年特別企画として開催された大田のお土産100選は、東急プラザ蒲田が厳選した大田の名品や日常を彩るこだわりの逸品を集積。一部商品を「55」に関わる特別価格や値引きで販売した。例えば、東京蒲田守半の「海苔茶漬 3袋入り」(1日限定20セット、通常648円のところ550円)や、手仕事ショップ・フォレストの「蒲田切子 東京ウォーターグラス水鏡 茶巾袋付」(1日限定3個、55周年記念特別価格9900円)、佃煮の大谷政吉商店は羽田大谷の「にしん太巻き昆布」(981円)、「若炊あさり」(885円)、「浅炊たらこ昆布」(885円)、「くるみしらす」(751円)などだ。購入した酒に自身の名前や贈り先の名前を筆で書くオリジナルラベルの作成など、ワークショップも行った。

「GENKIDAY´s」ポスタービジュアル

屋上かまたえんで開かれるスペシャルライブのGENKIDAY´sは、今年10周年を迎える大田区最大規模のはしご酒フェスの蒲田元気大作戦とのコラボ企画。蒲田元気大作戦が開催される10月7~8日に、蒲田にゆかりがあり、蒲田を愛するアーティスト10組によるスペシャルステージを屋上で開催する。7日は玉垣海人、桑原大輔3pb、kamata ファミリア、NOTFREE、DJ RYOTA×s.o.p、8日はKARU、オオタトモキ、mame、小堀裕之(2丁拳銃)、蒲田めい、7~8日にマジシャンまっさん(テーブルマジック)が出演する。

(塚井明彦)