2022年08月14日

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ワコール、GINZA SIXにラグジュアリーな「WACOAL MAISON」オープン

ワコールは8月26日、GINZA SIXの4階に新ショップ「WACOAL MAISON」をオープンする。店内は254㎡というワコールの直営店最大の店舗面積を生かしたゆとりのある空間や内装で居心地の良さを演出。ラグジュアリーで印象深いランジェリー選び体験を提供する。

ワコールメゾン (7)

ラグジュアリーな雰囲気の店内

イベントスペースとして活用する「温室」

男性もリラックスできる環境の「書斎」

コンセプトは「ワードローブのある邸宅」とし、店内環境にこだわった。例えばショップに入ってすぐ左手は「温室」だ。観葉植物が置かれ、その中にランジェリーが並んでいる。また「書斎」にはほとんど商品がなく、本や彫刻が並べられている贅沢なつくりだ。店内のいたるところには邸宅の主とされる女性が世界中を旅して集めた家具や調度品が並ぶ。開発を手掛けた井上博文氏(執行役員卸売事業本部販売統括一部長)は「とにかく環境にこだわった。家にないモノは置くのをやめ、住みたくなる空間をつくった」とこだわりを語る。店内を進むたびに、あちらこちらに邸宅の主人のこだわりがみられ、そこで過ごす時間そのものにラグジュアリーさや居心地の良さが感じられる。商品は色やアイテムごとに陳列し、ブランド名を出さないことで、邸宅の雰囲気を重視した。

ゆとりあるフィッティングルーム

フィッティングルーム内にシャワーの模型を置き、裸への抵抗感を軽減する

この店舗のもう一つの特徴が、ゆとりのあるフィッティングルームだ。全部で4室あるが、最大のもので23㎡の広さ。カップルで一緒に入れる部屋も用意している。フィッティングの際のサイズ計測には3Dボディスキャナーと接客AIを活用した「3D smart&try」を活用。ファーストクラスのCAと同レベルのホスピタリティトレーニングを受けた販売員による接客を受けることもできるし、セルフで計測、商品の検索、試着、購入も可能とした。フィッティングルームは外光がたっぷり入るゆとりある環境。スキャナーによる測定を行うスペースにはシャワーの模型を取り付け、服を脱ぐことへの抵抗感を少なくした。

自然光と植物がリラックスかつラグジュアリーな印象

店舗で扱うブランドはWACOAL DIA、Trefle、Salute、HANROの4つがメイン。周辺の百貨店や直営店と扱う商品の重なりはあるが、GINZA SIXの主要顧客層は20~40代の富裕層や外国人客であり、「新たな接点としてお客様にとらえていただければ」(井上氏)と出店に至った。またGINZA SIXは今までランジェリーを扱う店がなく、問い合わせも多かったが、その期待に応える。

今後の具体的な出店は未定だが、「百貨店のラグジュアリーフロアにも出店できる環境」(井上氏)と、店舗の作りこみに自信を持つ。居心地の良さでファンを根付かせ、2年目からの黒字化を目指す。