2022年08月11日

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そごう・西武、西武池袋本店を10年ぶりに大規模改装

現在は地下1階に点在する自主編集売場の「卯花墻(うのはながき)」と「味小路」を一体化させ、新装オープンする(イメージ)

そごう・西武は、西武池袋本店を約10年ぶりに大規模改装する。地下1階の酒売場を同2階に移して拡大するほか、その跡地には自主編集売場の「卯花墻(うのはながき)」と「味小路」を一体的に配し、地上2階のハンドバッグと婦人靴の売場を同3階に上げ、空いた場所にはアート雑貨、化粧品、プレステージ雑貨の売場を構える。大規模改装の対象面積は約2900平米で、23年度中の完成を見込む。同店が位置する豊島区では再開発が相次ぎ、人口および来街者が増加。特に20~40代が多く、地下1~2階、地上2階~3階の再編でその需要を取り込む。

大規模改装では「リアル店舗ならではの対面コミュニケーションや体験価値を重視。日々の暮らしと街を繋ぐ場となることを目指す」(そごう・西武)という。

地下2階には、9月下旬に酒売場「酒蔵」がオープン。同1階の酒売場跡地には、全国の和洋菓子を扱う卯花墻、同じく名産品を揃える味小路を移設・増床する。オープンは9月上旬で、卯花墻は20代と30代の社員を中心に品揃えを見直して若年層を呼び込む。

地下1階から同2階に移し、増床・改装する酒売場のイメージ

 

地上2階は婦人靴とハンドバッグを同3階に上げ、空いた場所でアート雑貨、化粧品、プレステージ雑貨を展開。化粧品売場は同1階、プレステージブランドのショップは同6階にあるが、若年層をはじめニーズは旺盛で、2階にも広げる。アート雑貨の売場は9月上旬に開き、化粧品の売場は10月下旬以降、プレステージ雑貨の売場は秋以降に段階的に立ち上げる。

2階から3階に上がるハンドバッグの売場は10月中旬、婦人靴の売場は来年1月中旬、それぞれ新たなスタートを切る。

なお、西武池袋本店の2021年度の売上高は前年比11%増の1540億200万円で、コロナ禍前の19年度比では同15%減だった。

(野間智朗)