2022年08月11日

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東武船橋店が初めて開いた「愛知と三重の物産展」が活況 津松菱が一角をプロデュース

東武船橋店で6月8~13日に開催された「愛知と三重の物産展」の津松菱がセレクトしたゾーン

東武百貨店船橋店が8~13日に初めて開催した「愛知と三重の物産展」が活況を呈した。中元のギフトセンターを6階に開くと同時に、同階の「イベントプラザ」で実施。愛知県と三重県の人気商材が並び、ギフトセンターの利用者の買い回りも多かった。

愛知県からは「地雷也」の天むす、「大和屋守口漬総本家」の守口漬、「矢場とん」のみそかつ、「宮きしめん」のきしめん、「パステル」のプリン、「世界の山ちゃん」の手羽先などが、三重県からは「かいだ製麺所」の伊勢うどん、「魚健」の手こね寿司、「三重おわせ久㐂」の鯛めし、「カフェ・ド・アン・ダニエルズ」の「九華ショコラ」、「若松屋」の伊勢ひりょうずなどが登場。三重県の百貨店、津松菱が主導して「デ カルネロ カステ」のカステラ、「フローナル」の「イセカルダモンコーラ」、「虎屋ういろ」のういろ、「東洋軒」のブラックカレーなども並んだ。

三重県のコーナー

津松菱は地域商社事業を立ち上げ、県から首都圏での地域特産品拡大催事活動を受託し、2021年から首都圏百貨店で三重県の美味いものを集めた「三重の食フェア」を開催してきた。22年も県から選定され、首都圏と関西を対象に開催する。その皮切りが今回の東武船橋店だ。本来なら三重の食フェアで開催するが、愛知県と掛け合わせたのは、「催事場をフルに使い、インパクトのある物産展にして仕掛けるのはどうか」という東武船橋店からの提案を受け入れたからだ。

「物産展に強い百貨店とあって会場には人出が多く、午前中には年配層、昼から午後にかけては主婦層、夕方には勤め帰りの人が訪れる。これに加え、ギフトセンターを訪れる人の立ち寄りが数多くみられ、相乗効果もあった」と、津松菱の川合正常務営業本部長は振り返る。

ヒットした商材も多かった。三重おわせ久㐂の「鯛めし膳」や「うなぎまぶし」、若松屋の「伊勢てんぷら」、かいだ製麺所の伊勢うどん、「やき肉千力」の「松阪牛弁当」などで、津松菱がセレクトした商材の中では虎屋ういろのういろ、デ カルネロ カステの「プレーンカステラ」、「ぎょうざ衛門」の「満月餃子」は毎日完売するほどの人気だった。

「三重おわせ久㐂」を運営する、株式会社鷲洋の岡さん

三重県尾鷲市にある三重おわせ久㐂は、うなぎまぶし、鯛めし膳、牡蠣めし膳などで知られる。津松菱が主催する三重の食フェアには第1回目から毎回出店。三重おわせ久㐂を運営する、株式会社鷲洋の岡昌弘製造二課課長は「首都圏には物産振興会の催事でも出ているので認知度や実績もあり、三重の食フェアも好調に推移している」と説明した上で、「当社が贈答用で出している冷凍うなぎおこわにもファンが付いており、三重の食フェアでもそれ目当てのお客様が多い。また、お米にスープ、具材を入れて炊き込めば本格的な鯛めしが食べられる『鯛めしの素セット』もヒットしている」という。さらに「一昨年に当社が三重県の優れた特産品に選ばれたことで、自信をもってお薦めできます」と語った。

なお、次回の三重の食フェアは8月に京急百貨店で開催する予定だ。

(塚井明彦)