2022年01月28日

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2020年4月 SC・チェーンストア・コンビニ売上高

SC、68.8%減全国的な臨時休業が響く

日本ショッピングセンター協会が調査した4月の既存SC売上高前年比は68.8%減となり、前月(28.0%減)よりもマイナス幅が40ポイント超も広がり、7カ月連続減だった。同協会では「新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言を受けて、全館休業もしくは食料品や医薬品などの生活必需品に関連するテナントに限定した営業を自主的に行うSCが全国的に増加したことが下げ幅を拡大した主な要因となった」と総括している。

キーテナントは食品スーパーやGMSなどが営業を継続したため37.2%減と前月(16.3%減)よりも20.9ポイント減のマイナス幅にとどめた。対してテナントは衣料品、雑貨、飲食、サービスなどの店舗休業の影響が直撃し、76.2%減となり、前月(30.7%減)からさらに落ち込んだ。

立地・構成別では、緊急事態宣言の対象地域が多く含まれる中心地域・大都市のテナントの休業が響き、85.2%減と過去最大の落ち込み。一方で周辺地域のキーテナントは27.3%減となり、食品スーパーやGMSが営業し、食品が堅調な業績で推移したため下げ幅が最も小さかった。また、都市規模・地域別では、総合で大都市が74.3%減となり、その他の地域(64.5%減)よりも10ポイント近くも下回った。

 

チェーンストア、主力の食品2桁近い伸び 構成比7割超える

日本チェーンストア協会が調査した4月のチェーンストア総販売額(56社・10770店)は、1兆162億円余で、店舗数調整後の前年比は4.5%減となり、再びマイナスに陥った。新型コロナウイルスの影響による巣ごもり消費の強まりで、主力の食品が前月(7.1%増)に続き9.5%増と好調だったものの、衣料品と住関品のマイナスが足かせとなった。
食品の売上高構成比は73.4%まで上昇し、7割を突破した。食品は惣菜以外がすべて好調。中でも農産品(15.4%増)、畜産品(18.0%増)、その他食品(10.8%増)がけん引した。農産品では野菜と果物が総じて好調で、畜産品も牛肉、豚肉、鶏肉、鶏卵、ハム・ソーセージが好調だった。
対して住関品と衣料品は自粛休業した店舗もあり、前月を上回るマイナス。日用雑貨品では、卓上コンロ・ボンベ、ペーパー類、ペーパータオル、ウエットティッシュ、TVゲーム、パズル、書籍・雑誌などが好調で、ほぼ前年並み(0.2%減)を堅持。しかしながら医薬・化粧品、家具・インテリアなど他の主要品目は二桁減。
休業店舗が多かった衣料品は53.7%減。中でも紳士服(61.2%減)と婦人服(59.6%減)が足かせとなり、この2つの売上高構成比は1%未満まで下がった。

 

コンビニ、全店・既存店共に2桁減まとめ買いで客単価上昇

日本フランチャイズチェーン協会が調査したコンビニエンスストアの4月売上高は、全店(7社・55772店、店舗数前年比0.2%減)が8170億円余、前年比10.7%減となり、前月(5.5%減)よりもマイナス幅が広がり、2カ月連続減。既存店は7781億円余、同10.6%減となり、全店同様に前月(5.8%減)よりも厳しくなり、2カ月連続減だった。
同協会では「緊急事態宣言による在宅勤務や外出自粛の拡大などが来店客数に影響した。一方、冷凍食品、レトルト食品、酒類などのまとめ買い需要によって客単価は前年を上回った」と総括している。
来店客数は全店(18.7%減)、既存店(18.4%減)共に二桁減で、前月に続くマイナス。対して平均客単価は、全店が9.8%増の685円超、既存店が9.5%増の688円超となり、共に7カ月連続増。